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Yamareco

記録ID: 7211067
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

240907雲取山 ヨモギ尾根↑↓(片倉橋から往復)

2024年09月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:57
距離
21.9km
登り
1,767m
下り
1,755m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:25
休憩
0:32
合計
9:57
6:00
7
スタート地点
6:07
6:09
31
6:40
6:41
104
8:59
9:00
72
10:12
10:15
10
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10:26
24
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19
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2
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13
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11:37
10
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19
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12:07
5
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12:20
67
13:27
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15:25
32
15:57
0
15:57
ゴール地点
天候 晴れ
富士山 X
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●後山林道ゲート駐車場(キャパ6台位)
〇詳細は→https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-24689
〇到着時(5時45分頃)既に5台駐車。恐らく5台目の方の止め方が絶妙でこの方より先に止めた方の車とこの方の車の間に何とか縦列駐車することが出来ました。
コース状況/
危険箇所等
●ヨモギ尾根・鉢焼場尾根(ニジュウタキ尾根)
〇昭文社では破線のルート。
〇実際に歩いてみると「上りはヨイヨイ、下りはコワイ」登山道でした。
〇塩沢橋と鉢焼場尾根分岐(石尾根との出合間)間距離6.7辧I弦盧喉1000m
 ・CTは、上り432分&難路、下り280分(らくルート 倍率1.0)
 ・樹林帯の中を歩く。夏の暑さは少し和らぐが展望は効かない。
 ・大きな段差の階段はない
 ・ピンテと道標は殆どない。
 ・トラバ−スでは道は明瞭だが、巡視路の分岐があり間違いやすい。
★奥後山前後の尾根では踏み跡が不明になる。
 ・下りでは道迷いの恐れがある。慎重に歩く。
  ▼ルート外れ警告が2回出た。
  (1)比較的はっきりした尾根道を道なりに進んだが警告。
   −確認すると尾根筋が違っていた。
  (2)シオ沢へ下る最後の左へ曲がる角。
   −下って来た尾根の進路をふさぐような倒木を跨いで直進。警告。
   −この木は通行不可を示すために置かれていた。
   −戻って周囲を見回すと左にトラバ−スがあった。
   −上りでは通行不可を示す木は全く目に入ることなく通過。
★トラバ−スでは道が細く転落の危険を感じた。
 ・崩壊しているところあり。
 ・落ち葉が堆積して滑りやすい。
  ▼特に、危険と思った所
  (1)奥多摩小屋直下の水場周辺
  (2)落ち葉の積もる木製桟橋
  (3)細い一部崩落気味のトラバ−ス

〇塩沢橋〜巡視路分岐
 ・植林の斜面に付けられた道幅の狭いトラバ−ス。
  −崩落気味の所や倒木が道を塞ぐ(2か所)
  −倒木迂回困難でザックを擦りながら下を潜った所1か所。
  −木製桟橋で道を繋いであるところもある。
  −落ち葉で埋め尽くされた木製桟橋もある。

〇巡視路分岐〜標高1650m位
 ・天然林(馬酔木、ブナ、ヤシオ躑躅など)の続く幅の広い尾根。
 ・ピンテと道標が殆どない。踏み跡が断続的に不明となる。
  −上りではとにかく尾根筋を歩いた。ルート外れ警告は無し。
  −下りでは度々ヤマレコマップでルート確認しながら歩く。
  −不用意に尾根を下りルート外れ警告2回出た。
その他周辺情報 藤野やまなみ温泉(¥750、21時まで)
https://yamanami-onsen.jp/
石尾根との出会い。道標はネットフェンスの内側にあるが、不明瞭。道に置かれた4つの石が目印。
2024年09月07日 12:13撮影 by  SH-51C, SHARP
7
9/7 12:13
石尾根との出会い。道標はネットフェンスの内側にあるが、不明瞭。道に置かれた4つの石が目印。
転落危険個所(奥多摩小屋下の水場)
2024年09月07日 12:23撮影 by  SH-51C, SHARP
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9/7 12:23
転落危険個所(奥多摩小屋下の水場)
転落危険個所(奥多摩小屋下の水場近くのトラバ−ス)
2024年09月07日 12:26撮影 by  SH-51C, SHARP
7
9/7 12:26
転落危険個所(奥多摩小屋下の水場近くのトラバ−ス)
転落危険個所(落ち葉に埋め尽くされた木製桟橋)
2024年09月07日 14:38撮影 by  SH-51C, SHARP
7
9/7 14:38
転落危険個所(落ち葉に埋め尽くされた木製桟橋)
狭い道を塞ぐ倒木(ここは跨いで通過)
2024年09月07日 07:11撮影 by  SH-51C, SHARP
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9/7 7:11
狭い道を塞ぐ倒木(ここは跨いで通過)
道を塞ぐ倒木(ここは潜って通過)
2024年09月07日 15:05撮影 by  SH-51C, SHARP
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9/7 15:05
道を塞ぐ倒木(ここは潜って通過)
道迷い対策の通行止めの木。ここを直進して警告。
道を塞ぐ倒木かと思った。白テープもある。多くの人が踏み入れているようだ。
2024年09月07日 15:01撮影 by  SH-51C, SHARP
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9/7 15:01
道迷い対策の通行止めの木。ここを直進して警告。
道を塞ぐ倒木かと思った。白テープもある。多くの人が踏み入れているようだ。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 サングラス タオル ツェルト ストック

感想

●距離21.9辧∋間9h25m、累計高度±1767m、コ−ス定数42
●消費カロリー2820kcal、消費飲料水2.5ℓ
●下りは上りの7割位の時間でとの思惑は見事外れた。下りも上りとほぼ同じくらいの時間が掛かった。
・これは下山道で転落恐怖症と道間違い恐怖症に取りつかれて慎重な歩きとルートミスによるロス時間によるものです。
・下山は早めに登山道を済ませ多少長くてもより安全な林道でという目論見は見事失敗。このルートはやはり点線だと思います。安易には歩けません。
●今回のル−トは展望の望めない樹林帯歩きが8割、展望を楽しむ石尾根歩きが2割とこの山を楽しむにはバランスがあまりよくない。
・石尾根に到達する時間が上り全体の5割以下のルートを選びたいですね。
●奥多摩湖側からの雲取山の歩き方としては出来るだけ短時間で石尾根に上がり、展望を楽しみつつ山頂を目指すのが一番だと今回痛感。
●難路を無事下山出来てほっとしています。
*下調べした2,3のブログからは今回自分が感じたような危険を十分読み取ることが出来なかった。いずれも上りとして紹介されているからなのだと思う。自分は相当重症な転落恐怖症、ルートミス恐怖症なのかもしれないとも感じている。

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コメント

お疲れ様でした。このルートは新しいテント場もできるので私も試そうと思ってたのですが、下りで使うのはやめた方が良さそうですね。とても参考になりました。ありがとうございます
2024/9/9 19:52
nabehkさん
おはようございます!嬉しいコメントありがとうございます。nabehkさんの雲取山の安全登山に少しでもお役に立てるのは嬉しい限りです。お互いにケガや遭難などないように山歩きを楽しみたいですね。いつか雲取山でお会いするかもしれませんね。その時はよろしくお願いします。
2024/9/10 7:22
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1
ヨモギ尾根、お疲れ様です!

ヨモギ尾根は年々荒れてきているので近々自主点検に行こうかと思っていました。

写真を拝見すると倒木はそのまんまだし水場は相変わらずヤバい感じのようですね。

奥後山には水道局管轄と思われるモノレールが設置されており水源巡視路(たぶん)になっているため、そのうち整備されるのではないかなぁ?と期待しています。
2024/9/13 12:46
"雲取遊人"シバちゃんさん
こんにちは。いつもレコ参考にさせて頂いています。
このル−ト、人気の鴨沢ル−トの駐車場争奪戦に千葉からの参戦では負けること必至なので、その時のリカバリ−として目を付けていました。片倉橋までのアクセスと駐車場の下見も兼ねて↑↓しました。下調べでは❝雲取遊人❞さんのレコ見つけることが出来ませんでした。見つけていたら今回絶対に歩かなかったでしょう。
最近、奥多摩小屋が改築が進み、水場までの木製階段が更新されていました。小屋が使われるようになると多くの人がこのルートを歩くのではないでしょうか。
今の状況では転落・道迷いの遭難が増えるのではないかと懸念されます。
私は❝雲取遊人❞さんが点検され、「整備されて格段に歩き易くなった」とレコにアップされるまで当分は歩かないつもりです(ズルイナア)。点検時は安全第一でお願いします。
2024/9/13 17:25
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