伊豆急行下田駅~白濱神社~上の山亭~玉泉寺・ハリス記念館~下田龍神宮~弁天島~吉田松陰の銅像~安直楼~下田公園~旧澤村邸~長楽寺~了仙寺~下田開国博物館~宝福寺~伊豆急行
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- GPS
- 05:36
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 190m
- 下り
- 169m
コースタイム
- 山行
- 7:33
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 8:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし |
写真
感想
下田開国史ウォーク
「白濱神社」は伊豆最古の神社。
2400年の歴史を持つ。
2400年前、南方から黒潮に乗ってやってきた三島大明神は、富士の神にお願いして伊豆の地を譲り受けたのが始まり。
白浜海岸の大明神岩に立つ鳥居が実にかっこいい。
本殿へ向かう途中のメッセージも良かった。
9999のエンジェルナンバーも見たし、
駅から周回した甲斐があった、
他に印象的だったのは、玉泉寺にある「牛乳の碑」。
ハリスは、日本に来て激務のためか、病気がちになる。ます丹毒で体調が悪化し、翌年は胃病で吐血した。
彼は、体力を復活させるため、奉行所に掛け合い、牛乳を所望したが、当時の日本人は牛乳を飲む習慣はなく、山羊を飼う農家もなかった。
ハリスは、病床の中で、牛乳や乳牛の肉に含まれる栄養価の高さを説き、酪農の必要性を訴えた。
そこで、ハリスの側妻として仕えていたお吉(唐人お吉)は、農耕用和牛の子を産んだ農家を尋ね歩き、牛乳を調達。代わりに高額な代金を支払った。
つまり、日本で初めて牛乳の売買が始まったのは下田ということになる。
森永乳業は、のちに下田で創業し、玉泉寺の境内に牛乳の碑を建立した。
「ハリス記念館」では、ハリスの日記を読んだ。
ハリスは、柿崎の漁村の人には好感を持ち、信頼関係を抱いていたようである。
確かに日本は、他の東南アジア諸国のように、アヘンを持ち込まれることなく、国際社会の仲間入りをしたが、
彼の日記の中で次の文章が気になった。
意訳を付ける。
Grim reflections. …. ominous of change. ….
undoubted beginning of the end. Query. If for the real good of Japan.
自分のしてきたことを深く考えると、これは、変化の前触れであり、紛れもなく新しい時代への幕開けとなるが、果たして日本にとって真の利益となるのか❓
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