【日高山脈】神威岳（日本三百名山）

2024年09月14日(土) [日帰り]

• GPS: 09:18
• 距離: 11.2km
• 登り: 1,246m
• 下り: 1,250m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:50
• 休憩: 1:26
• 合計: 9:16

距離 11.2km 登り 1,246m 下り 1,250m

7:20 神威山荘
7:26 ニシュオマナイ川第一渡渉点（神威岳登山道）
8:11 8:14 第1二股
9:00 9:08 第2二股
9:51 第3二股
9:58 10:13 神威岳尾根取付き
11:57 12:33 神威岳
14:06 14:23 神威岳尾根取付き
14:30 第3二股
15:18 第2二股
16:00 16:06 第1二股
16:27 16:28 ニシュオマナイ川第一渡渉点（神威岳登山道）
16:36 神威山荘
16:36 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道235号荻伏から道道348号で野深方面へ
元浦川林道に入り、ダート路約20km走行で神威山荘です。

■北海道森林管理局
2024年は6月1日〜9月30日までゲートが開放されていますが、豪雨等で閉鎖されることもあります。事前に情報を確認するといいと思います。
https://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/hidakananbu/tozan/kamuidake.html

コース状況／危険箇所等

■神威山荘〜尾根取り付き
渡渉区間です。巻き道もあるのでお好みでどうぞ。沢靴推奨。
■尾根取り付き〜山頂
登山靴に履き替え、沢靴をデポしました。
北海道三大急登です。
山頂まではずっと急登ですが、笹がアシストしてくれます。
グイッと掴んでエイッと上がれます。

その他周辺情報

翌日はペテガリ岳に登るため、神威山荘に泊まりました。
神威山荘では水は取れませんが、車に何でも積んでおけます。

写真

神威岳は大樹町と浦河町とにまたがる標高1,600mの山で日本三百名山に選定されています。登山口の神威山荘まで
札幌中心部から4時間20分、
旭川中心部から5時間30分、
どみのんちから5時間（高速不使用で5時間30分）かかります。

9/14 5:47

深夜1時に出発しました。道南エリアに行った後だからか思ったよりも遠くなかったです。耐性できるんだな。^^;
ここが元浦川林道入口です。初めての林道は明るくなってから走るようにしています。ここから20kmダートです。

9/14 6:13

雨が降ったら崩れそうな斜面。ここ心配だわ〜。
他にも車高の低い車だと擦りそうなところが何か所かありました。

途中の分岐を間違えて左に行ってしまいました。こちらがペテガリ岳の登山口になります。車は5台ほど停まっていました。

9/14 6:46

引き返して、分岐を右に進むと神威山荘です。

私でちょうど10台目になりました。もう少し停められそうです。

9/14 6:46

山荘の中を覗いてみます。あまり広くはありませんが、とても綺麗に使われています。

9/14 7:25

出発します。最初から渡渉しましたが、まっすぐ進むと巻き道です。往路は沢メインで歩き、復路は巻き道をメインで歩きましたが、ここは巻き道がかなり歩きやすかったです。

9/14 7:25

私はフェルトの地下足袋です。
大千軒岳でも履きましたが、足ツボ刺激されまくるので、一歩一歩集中してます。笑

9/14 7:33

沢がとても美しいです。今シーズン初日高です。
「日高山脈襟裳十勝国立公園」になりました。
長いわ〜。

9/14 7:33

私が足元に集中している間に末の弟がルーファイをして、先導してくれます。ちょこちょこ巻き道もありますが、暑い日は沢を進んだ方が気持ちいいと思います。

9/14 7:40

寝てないので、あまり記憶がないです。30分おきにGoProで実況しているので、後で確認しながらレコを書いています。

9/14 7:40

「ダイモンジソウ」
いつも水辺や険しい所に咲いていますね。

9/14 7:53

水は少し冷たいけど、全然大丈夫です。
日高は身体が仕上がってくる9月に歩くのが好きですね。ダニも虫も少ないし。

9/14 8:05

私は数歩先しか見てないです。親指の付け根を上手く使えるようになるといいような気がします。知らんけど。

9/14 8:10

50分ほどで第一二股に着きました。
ここは右で。

9/14 8:13

とても美しいです。水があると映えるよね。

9/14 8:15

ここ難しかったです。てか、この後落ちて、パンツまで濡れました。^^;
決定的瞬間を撮ってくれてなかった。

9/14 8:23

気を取り直して、巻き道採用します。

9/14 8:30

木の間に光が差し込んで、とても綺麗ですね。

9/14 8:31

尾根取り付きまでは思ったよりも長かったです。てか、全然記憶がないです。

9/14 8:32

何事もなかったように振舞っていますが、下半身がずぶ濡れですよー。^^;

9/14 8:35

先週のクレスのイベントで、好きなアロマを組み合わせてオリジナルフレグランス作ったんですけど、虫除けのような仕上がりでした。^^;

9/14 8:40

透明度が高く、底まで見えます。食料を確保するために釣りも覚えたいけど、やっぱり歩きたいしね。

9/14 8:40

自然と向き合うスタイルは人それぞれだし、経験と共に変わってきますね。

9/14 8:45

地元の企業を応援しています。
高見養蜂場（滝川）で蜂蜜買ったら、プロポリスキャンディくれました。

9/14 8:49

末の弟も今シーズン初日高。スピードとセンスに磨きがかかってる。UL専門だけど、良いガイドになれそう。

9/14 8:53

しれっと巻き道を使ったり。

9/14 8:53

空はまだ青い。でも、夜は大きく崩れる予報。

9/14 9:02

米粉オートミールクッキーは、ボウル一つに材料を混ぜていき、焼き上がりまで1時間です。チョコレートが入っているので秋の山行のお供に。

9/14 9:31

この辺りがちょっと分かりにくかったです。GPS確認しながら。

9/14 9:32

地下足袋は尖った岩に足を乗せるととても痛いので、こういうところはさらに慎重になります。沢の中の方が水圧で緩和されますね。

9/14 9:43

大きな岩は平らな所を選びます。
地下足袋は薄くて軽いので、縦走する時に有利だと思います。何でもかんでもデポする人がいますが、私はインとアウトが違う縦走好きなので、全部担げないといけないのです。

9/14 9:58

沢靴の森に着きました。
尾根取り付きです。ここまで2時間40分ぐらいかかっています。

9/14 10:09

靴を履き替えて、おにぎり補給します。
ここから急登です。北海道三大急登のようなので、楽しみにしていました。急登は登ることに集中できるので好きなのです。いつからかなぁ…

9/14 10:30

ホントに急登です。「緩」が全然ないです。
垂直に登るような所もありました。夏は暑そうなので、やっぱり秋がいいですね。

9/14 11:02

尾根に取り付いてから、スライドする人が増えてきました。

9/14 11:03

笹薮はこんな感じです。足元は分かりやすいので、迷うことはないです。足元が見ずらいので、掻き分けて進んでください。

9/14 11:25

あー、雲が増えてきちゃった。

9/14 11:28

奥の高い山がペテガリかな？

9/14 11:47

山頂を捉えました。展望あるといいなー。

9/14 11:49

高い山のピークには雲がかかってます。

9/14 11:49

こっちは帯広方面かな？

9/14 11:55

ピークはすぐそこのようです。奥に高い山ないよね？
ハイマツはそれほどうるさくないです。
ビクトリーロード！

9/14 11:57

着きましたー。
尾根取り付きから2時間弱でしょうか。
楽古岳の古い標識と同じデザイナーですね。可愛い。

9/14 11:59

ピークに居た女子3人組にシャインマスカット振舞ったら、私からフレッシュフルーツもらったのが3回目という人がいました。笑

普段はパインですが、秋は葡萄が多いかも。シャインマスカットは種もないので、山のお供にいいですよ。

9/14 11:59

裏面は「噛む胃」デザインですね。標識はいつ割れたのかなーと思って古いレコを探しましたが、2002年までは割れずに立っていたようです。

9/14 12:01

慰霊碑がありました。
「昭和43年8月5日ソエマツ沢本流にて遭難」と書いてあるようです。当時はインターネットもスマホもない時代です。情報を得るためには行ってみるしかないでしょう。

9/14 12:01

一年ぶりの日高山脈なので、山座同定が怪しいです。

そもそも昨日何食べたか覚えてないし。

9/14 12:13

手前の山がソエマツ岳ですね。雲行きが怪しいとはこのことか。

9/14 12:14

2代目の経験値も上がってきました。
1代目はピンネシリで遭難しました。翌週、再捜索に行きましたが見つからず。

9/14 12:14

山頂休憩は30分ぐらいかな。ここは電波があるので、天気予報をチェックします。
夜中は大雨予報です。明日の天気も気になるけど、林道の土砂が崩れてこないかと心配になります。

9/14 12:37

下山します。渡渉区間は同じだけ時間がかかると思うので、日没近くなるかもしれません。

9/14 12:45

遠くの山のピークが見えました。一番高い山がペテガリですね。
その奥がルベツネ、ヤオロマップ、そこから左にいって、山頂に雲がかかっているのが1839峰ですね。

9/14 13:35

地元の企業を応援しています。
これは先週買った金滴酒造（新十津川）の酒粕飴です。

9/14 14:13

1時間半で、尾根取り付きまで戻りました。
歩きやすい気温だったので、飲んだ水分は50mlぐらいでした。今日は麦茶を持ってきました。

9/14 14:14

和と洋の融合。
これから沢靴に履き替えてまた2時間歩きます。

9/14 14:24

寒くなってきたので、フーディを着ます。
脱ぐこと、着ることを面倒くさがらないように。

9/14 14:33

「ヤマハハコ」
お花はほとんど見ていません。

9/14 14:49

まだ青空は見えています。

9/14 14:52

往路でちょっと分かりにくかったところは、復路ではそうでもなかったです。

9/14 14:52

足ツボ刺激中...ウゥ〜とか言いながら、歩いてます。

9/14 15:31

これ食べられるキノコですか？
タモギダケ？
釣りが出来て、山菜に詳しくて、狩猟免許があれば、どこでも生きていけるのかなぁ...

9/14 15:35

GoProの実況は2020年からやってるから、だいぶ上手くなってきたよ。いつも「すご〜い」しか言ってないけどね。

9/14 15:35

沢の水が本当に綺麗でした。

9/14 16:04

私がドボンした付近からは巻き道を選んでくれていたようです。

9/14 16:05

これは毒あるよね？

9/14 16:13

ここはとても歩きやすかったです。なんとか日没前に下山できそうです。

9/14 16:14

「トリカブト」
沢山咲いていました。

9/14 16:28

駐車場に車が何台あるかを当てるクイズなどをして、無事下山しました。

下山と同時に雨が降り出し、夜は大雨になりました。

9/14 19:28

山頂にいた3人組は帯広山岳会のメンバーで、神威山荘泊でした。末の弟が寝ている間（笑）に宴会に混ぜてもらって、焼肉までご馳走になりました。
日高の山は山岳会に支えられ、とても愛されていますね。色々お話できて楽しかったです。

TOP画

撮影機器：

iPhone 12 Pro Apple

Pixel 8 Google

感想

dominon

2年ほど前から温めていたプランを決行する日がきました。

感想は翌日のペテガリ岳のレコでまとめて書きます。
長編になりますので、いつ仕上がるか分かりませんが、11月の個展に向けて、これまでの山行をまとめた本を作りたいと思っているのです。^^;