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Yamareco

記録ID: 7672654
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日高山脈

厳冬期・中南部日高『神威岳西尾根~神威岳~ニシュオマナイ岳~中ノ岳~中ノ岳西尾根』

2025年01月01日(水) ~ 2025年01月06日(月)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
46:05
距離
58.2km
登り
2,941m
下り
2,936m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
0:43
休憩
0:00
合計
0:43
距離 3.2km 登り 65m 下り 14m
23:16
43
元浦川林道第一ゲート
23:59
宿泊地
2日目
山行
11:40
休憩
1:54
合計
13:34
距離 21.8km 登り 1,397m 下り 259m
3日目
山行
8:43
休憩
0:35
合計
9:18
距離 3.8km 登り 485m 下り 442m
5:32
275
Co1258 C1
10:07
10:42
248
14:50
Co1300コル C2
4日目
山行
10:32
休憩
0:17
合計
10:49
距離 4.9km 登り 689m 下り 556m
4:38
109
Co1300コル C2
6:27
6:39
342
12:21
12:26
181
5日目
山行
5:20
休憩
0:01
合計
5:21
距離 3.9km 登り 35m 下り 1,091m
6日目
山行
4:51
休憩
0:00
合計
4:51
距離 20.6km 登り 257m 下り 574m
1:00
135
5:51
元浦林道第一ゲート
天候 ※1日目(1月1日/2日)晴れ 中風 -17°/-6°

※2日目(1月3日) 晴れ 弱風 -18℃/-7°

※3日目(1月4日) 晴れ 時々曇り ガス
弱風時折り強風 -17°/9°

※4日目(1月5日) 晴れ 中風後強風 -19°/-9°

※5日目(1月6日)曇り後雪 中風 -9°/-2°
過去天気図(気象庁) 2025年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
元浦川林道手前の第一ゲート前の横のスペースに駐車。
2台ほどの駐車スペースしかない。
コース状況/
危険箇所等
※ 元浦川林道はスキーで入山しようとしたがシューで十分に対応できる積雪具合。
数ヶ所林道が崖崩れで崩壊していた。
あれじゃ今年の開通は危うい

※神威岳西尾根~中ノ岳西尾根下降までは終始鬼ラッセル。

※今回の核心と思われる中ノ岳JP手前のヤセ尾根岩稜帯はアイゼン&ピッケル装備。
岩稜への登りは岩場が雪で隠れてるので草地にピッケル打ち込みアイゼンを効かせ慎重に登った。
ヤセ尾根はまだ完全に雪庇はできていないが、2月→3月となると雪庇に注意しながら進む必要がある。
元浦川林道手前の第一ゲート出発
いざ里から山へ
2025年01月01日 23:19撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1/1 23:19
元浦川林道手前の第一ゲート出発
いざ里から山へ
林道最終ゲート
2025年01月02日 01:03撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1/2 1:03
林道最終ゲート
鹿さんのトレースありがたい
山荘までずっと続いてた
2025年01月02日 03:13撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1/2 3:13
鹿さんのトレースありがたい
山荘までずっと続いてた
予定より早めに山荘とーちゃく
2025年01月02日 04:26撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1/2 4:26
予定より早めに山荘とーちゃく
暖をとり少し仮眠
2025年01月02日 05:05撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/2 5:05
暖をとり少し仮眠
再出発しニシュオマナイ岳綺麗に見えてます
2025年01月02日 06:27撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1/2 6:27
再出発しニシュオマナイ岳綺麗に見えてます
ニシュオマナイ川を転石渡渉
2025年01月02日 06:32撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/2 6:32
ニシュオマナイ川を転石渡渉
2ヶ所目の渡渉は鹿さんのトレース通りに渡渉し 目の前の尾根に取付きます
2025年01月02日 06:51撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1/2 6:51
2ヶ所目の渡渉は鹿さんのトレース通りに渡渉し 目の前の尾根に取付きます
尾根下部 膝下ラッセル
2025年01月02日 07:51撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1/2 7:51
尾根下部 膝下ラッセル
ワカン壊れて焦った
2025年01月02日 07:54撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1/2 7:54
ワカン壊れて焦った
尾根中間部の少し開けた位置からニシュオマナイ岳
晴天です
2025年01月02日 09:20撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/2 9:20
尾根中間部の少し開けた位置からニシュオマナイ岳
晴天です
右の白き峰 中ノ岳です
2025年01月02日 09:22撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
2
1/2 9:22
右の白き峰 中ノ岳です
Co900過ぎから腰・腿ラッセル
2025年01月02日 09:43撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1/2 9:43
Co900過ぎから腰・腿ラッセル
あと少しが雪深く遠く感じる
2025年01月02日 10:23撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1/2 10:23
あと少しが雪深く遠く感じる
Co1000からよーやく神威岳みえた
1番奥の白き峰
2025年01月02日 11:06撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1/2 11:06
Co1000からよーやく神威岳みえた
1番奥の白き峰
正面ペテガリ岳いいですね
この時はまだ行けると思ってた
2025年01月02日 12:45撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/2 12:45
正面ペテガリ岳いいですね
この時はまだ行けると思ってた
神威岳西尾根の登路
2025年01月02日 13:45撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
2
1/2 13:45
神威岳西尾根の登路
疲れ果てC1とした
2025年01月02日 15:49撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
2
1/2 15:49
疲れ果てC1とした
明日の登路が染まる夕暮れ
2025年01月02日 15:49撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/2 15:49
明日の登路が染まる夕暮れ
ニシュオマナイ岳が綺麗だった
2025年01月02日 15:56撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3
1/2 15:56
ニシュオマナイ岳が綺麗だった
寝坊しました
急いでテント撤収して出発です
2025年01月03日 05:33撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/3 5:33
寝坊しました
急いでテント撤収して出発です
日高に朝の光が訪れようとしてる
2025年01月03日 05:59撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
2
1/3 5:59
日高に朝の光が訪れようとしてる
締まりなく雪深い
2025年01月03日 06:37撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
2
1/3 6:37
締まりなく雪深い
朝からご褒美のような景色です
2025年01月03日 06:37撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
2
1/3 6:37
朝からご褒美のような景色です
太陽あったけーなー
2025年01月03日 07:03撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5
1/3 7:03
太陽あったけーなー
1475mの岩峰はトラバースしてやり過ごす
ここらもズボズボだった
2025年01月03日 07:04撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3
1/3 7:04
1475mの岩峰はトラバースしてやり過ごす
ここらもズボズボだった
ペテガリも出来上がっていた
2025年01月03日 07:04撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
2
1/3 7:04
ペテガリも出来上がっていた
今日もサイコーな山日和
2025年01月03日 08:15撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
2
1/3 8:15
今日もサイコーな山日和
天気はサイコーだけど腰下ラッセルキツい
2025年01月03日 08:31撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/3 8:31
天気はサイコーだけど腰下ラッセルキツい
よーやとここまで来た
2025年01月03日 09:03撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/3 9:03
よーやとここまで来た
ピークまでラストスパート
2025年01月03日 09:45撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
2
1/3 9:45
ピークまでラストスパート
神威岳ピークから靴幅山〜ソエマツ岳
こちらも中々細い
2025年01月03日 10:11撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
2
1/3 10:11
神威岳ピークから靴幅山〜ソエマツ岳
こちらも中々細い
日高南方 素晴らしい絶景
2025年01月03日 10:12撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/3 10:12
日高南方 素晴らしい絶景
サイコーの天気に神威岳ピーク踏めた
2025年01月03日 10:17撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
5
1/3 10:17
サイコーの天気に神威岳ピーク踏めた
北方面 写真じゃわかりずらいが正面最奥カムエクまで綺麗に眺める事ができ感動した
2025年01月03日 10:22撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
2
1/3 10:22
北方面 写真じゃわかりずらいが正面最奥カムエクまで綺麗に眺める事ができ感動した
神威ピークからの下降やばい沈み具合だ
2025年01月03日 10:57撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/3 10:57
神威ピークからの下降やばい沈み具合だ
進む一歩の恐怖
2025年01月03日 11:14撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/3 11:14
進む一歩の恐怖
耐えながらひたすら下降するが右膝痛くなってきた
2025年01月03日 11:35撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/3 11:35
耐えながらひたすら下降するが右膝痛くなってきた
下降して来た神威北面
2025年01月03日 11:43撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/3 11:43
下降して来た神威北面
神威北面を下降しきり進む登路
2025年01月03日 12:40撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/3 12:40
神威北面を下降しきり進む登路
正面ニシュオマナイ岳が遠く感じる
2025年01月03日 13:07撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/3 13:07
正面ニシュオマナイ岳が遠く感じる
1244mから見る神威岳北面のリッジが中々格好よい
2025年01月03日 13:22撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
2
1/3 13:22
1244mから見る神威岳北面のリッジが中々格好よい
Co1300コルにてC2とした
2025年01月03日 15:59撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
2
1/3 15:59
Co1300コルにてC2とした
ご褒美の夕暮れ
今日も疲れた
2025年01月03日 15:59撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
4
1/3 15:59
ご褒美の夕暮れ
今日も疲れた
ニシュオマナイ岳も綺麗だ
2025年01月03日 16:00撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
2
1/3 16:00
ニシュオマナイ岳も綺麗だ
今日は早起きしたのでさっそく出発
2025年01月04日 04:38撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/4 4:38
今日は早起きしたのでさっそく出発
ニシュオマナイ岳ピークから眺める東の空
2025年01月04日 06:17撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3
1/4 6:17
ニシュオマナイ岳ピークから眺める東の空
北方面は少し雲多め
2025年01月04日 06:17撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/4 6:17
北方面は少し雲多め
早大尾根 こちらもいずれ踏破したい
2025年01月04日 06:20撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/4 6:20
早大尾根 こちらもいずれ踏破したい
朝日に染まる中ノ岳
2025年01月04日 07:07撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
2
1/4 7:07
朝日に染まる中ノ岳
ヤセ尾根パート突入
2025年01月04日 07:37撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/4 7:37
ヤセ尾根パート突入
動物のトレースは信用できる
2025年01月04日 07:49撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
4
1/4 7:49
動物のトレースは信用できる
奥に核心の岩峰
2025年01月04日 08:44撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/4 8:44
奥に核心の岩峰
岩峰直下手前の登り
ハイ松掴みながら
2025年01月04日 09:03撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/4 9:03
岩峰直下手前の登り
ハイ松掴みながら
最後の核心パート
2025年01月04日 09:32撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1/4 9:32
最後の核心パート
いい感じで細い
2025年01月04日 10:13撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/4 10:13
いい感じで細い
西風強く危うかった
2025年01月04日 10:47撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1/4 10:47
西風強く危うかった
中ノ岳JPへの登り
全面ガチガチだった
2025年01月04日 11:19撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1/4 11:19
中ノ岳JPへの登り
全面ガチガチだった
JPから中ノ岳
南方から見る方が個人的には格好いい
2025年01月04日 11:47撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/4 11:47
JPから中ノ岳
南方から見る方が個人的には格好いい
ピーク到着
風強くガスでペテガリ見えず
2025年01月04日 12:22撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
4
1/4 12:22
ピーク到着
風強くガスでペテガリ見えず
奥のトプオロシリ岳 あそこまでは今日いきたい
2025年01月04日 12:23撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1/4 12:23
奥のトプオロシリ岳 あそこまでは今日いきたい
JPに戻って来たら晴れてくれたので行けずに終わったペテガリと一緒に
2025年01月04日 12:54撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3
1/4 12:54
JPに戻って来たら晴れてくれたので行けずに終わったペテガリと一緒に
積雪期のペテガリ岳南面 カムエク北面といい勝負で格好いい
2025年01月04日 13:00撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1/4 13:00
積雪期のペテガリ岳南面 カムエク北面といい勝負で格好いい
少し引いてペテガリ岳と中ノ岳
2025年01月04日 13:00撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/4 13:00
少し引いてペテガリ岳と中ノ岳
この辺りも中々良い幕営適地あります
2025年01月04日 13:06撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/4 13:06
この辺りも中々良い幕営適地あります
割と雪締まって助かる
2025年01月04日 13:38撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1/4 13:38
割と雪締まって助かる
雪庇に注意しながら進む
まだそこまでの大きさではなかった
2025年01月04日 13:57撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/4 13:57
雪庇に注意しながら進む
まだそこまでの大きさではなかった
垂れ下がってる箇所もあり
2025年01月04日 14:06撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
2
1/4 14:06
垂れ下がってる箇所もあり
トプオロシリピークまであと少しだけど体力切れそう
2025年01月04日 14:45撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1/4 14:45
トプオロシリピークまであと少しだけど体力切れそう
この時間帯にこれはキツかった
2025年01月04日 15:24撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1/4 15:24
この時間帯にこれはキツかった
トプオロシリ岳ピークから眺める神威岳から歩いて来た尾根がよく見えた
2025年01月04日 16:26撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/4 16:26
トプオロシリ岳ピークから眺める神威岳から歩いて来た尾根がよく見えた
ピークでC3
疲れ果て雑な風防
2025年01月04日 16:27撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
2
1/4 16:27
ピークでC3
疲れ果て雑な風防
良い時間帯の写真も撮り忘れるくらい疲れた1日だった
2025年01月04日 16:55撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/4 16:55
良い時間帯の写真も撮り忘れるくらい疲れた1日だった
山荘が恋しいので早出出発
夜中から風強くなって来ました
2025年01月05日 04:09撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/5 4:09
山荘が恋しいので早出出発
夜中から風強くなって来ました
下降するだけでもだいぶ削られる
2025年01月05日 05:11撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1/5 5:11
下降するだけでもだいぶ削られる
ニシュオマナイ岳の奥が明るくなって来た
2025年01月05日 06:14撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/5 6:14
ニシュオマナイ岳の奥が明るくなって来た
ここから見るトプオロシリ岳が素敵
2025年01月05日 06:15撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/5 6:15
ここから見るトプオロシリ岳が素敵
尾根中間部だんだん雪が減り藪がでてきた
2025年01月05日 06:46撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1/5 6:46
尾根中間部だんだん雪が減り藪がでてきた
見納めのニシュオマナイ岳と神威岳
2025年01月05日 07:09撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/5 7:09
見納めのニシュオマナイ岳と神威岳
最終ピークから下降します
2025年01月05日 07:09撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1/5 7:09
最終ピークから下降します
ガッチガチでアイゼン&ピッケル刺さり甘々だった
2025年01月05日 09:00撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1/5 9:00
ガッチガチでアイゼン&ピッケル刺さり甘々だった
貸し切りの山荘で濡れた装備を乾かす
とても快適だった
2025年01月05日 10:17撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3
1/5 10:17
貸し切りの山荘で濡れた装備を乾かす
とても快適だった
最終日また長〜い林道帰ります
2025年01月06日 01:00撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/6 1:00
最終日また長〜い林道帰ります
雪チラつく林道歩き
2025年01月06日 02:52撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
1/6 2:52
雪チラつく林道歩き
山から里へ戻って来ました。
良い登山だった
温泉入ってゆっくり帰ります
2025年01月06日 05:47撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3
1/6 5:47
山から里へ戻って来ました。
良い登山だった
温泉入ってゆっくり帰ります
撮影機器:

感想

今年は年始に長く休みがとれたので、去年も計画してたが行けずに終わった中南部日高へ行って来た。
当初は『神威岳西尾根→ 神威岳→ニシュオマナイ岳→中ノ岳→ペテガリ岳→ペテガリ岳西尾根下降』という予備日含め7日間の山行計画だったが予想以上のラッセルに思った以上に進めず3日目にスマホの電波を拾い予報を確認したところ入山前の予報と変わっており5日目夜から天候が崩れ6日目は停滞の可能性もあり、そう考えると今のペース残りの日数も考えると足りなくなるのでペテガリ岳までの縦走は諦め、中ノ岳西尾根から山荘へ下降する計画に変更とした。


※1日目(1月1日.2日)・(元浦川林道第一ゲート→ 神威山荘→ 神威岳西尾根→Co1258・C1)
元浦川林道第一ゲート前の駐車スペースに車を止め出発です。元浦川林道は鹿さんのトレースのおかげでシューでサクサク進む。その甲斐あって予定より早く山荘に着いたので暖をとり少し仮眠した。1時間くらいは仮眠でき準備して少し夏道を進み2回の転石渡渉を終え神威岳西尾根に取付いた。尾根末端から648mまでは藪漕ぎ膝下ラッセル。太い笹藪にワカンが引っ掛かり無理くり足抜いたらワカンのベルト切れ壊れた。おまけにリングも無くすと言う幸先悪いスタート。山荘にデポしてたシュー取りに行くか迷ったけど、ここから取りに戻るのがめんどかったのでそのまま進んだ。648に乗ってからは薮は雪下に隠れてるが、締まりない雪で股下ラッセルに少々苦戦。Co900辺りから雪深くなり腰腿ラッセルに頻繁にバリズボとまったくペース上がらず時間だけが過ぎていく。なんとか1475mの岩峰辺りまで上げたかったが疲れ果てCo1258にてC1とした。
夜に壊れたワカンを50cmスリングと予備の細挽きを使いなんとか応急処置できた。

※2日目(1月3日)(Co1258 C1→1475m→ 神威岳→ 神威岳中間尾根頭→Co1300コル・C2)
今日もラッセルに苦戦しそうなので、5:00時出発したかったが、昨日の疲れで起き上がれず寝坊。早々に準備済ませヘッデン付けスタートしたが案の定ラッセルスタートと今日もカロリー消費の多い1日になりそうな予感しかしなかった。 
1475mの岩峰は右側をトラバース気味に進みそのまま神威岳山頂までひたすらラッセルだった。ほんと心折れそうになったけど、サイコーの青空に背中を押され神威岳山頂踏む事ができた。
しばしの間積雪期の日高の絶景に酔いしれた。神威岳から出発し北面の方はいくらか雪しまってるかなと思ってたけど、まったく変わらず相変わらずバリズボラッセルに右膝なんか痛くなってきた。特に神威岳からコルまでの下降はかなりのもので雪の中を泳いでいる様な感覚だった。できればニシュオマナイ岳、もしくは神威中間尾根頭あたりでC2にしたかったので、ペースは遅いが右膝の痛みを堪え突き進むのみ。
1244mから見た神威岳北面のリッジがいい感じで格好よかった。
神威中間尾根頭手前の登りでトドメの深雪ラッセルをくらい体力切れの為Co1300mコルでC2とした。
今日もとても疲れた1日だった。

※3日目(1月4日)(Co1300mコル C2→ニシュオマナイ岳→1219m→1372m→中ノ岳JP→中ノ岳→トプオロシリ岳・C3)
今日は昨日より早くに出発できニシュオマナイ岳直下の登りを朝イチからラッセルスタートで登る。なんとか肩に上がってからのピークまで残り数十メータが吹き溜まりの影響なのかバカみたいに沈みまくり心折れそうだったが、ピークからちょうど東の空が赤く染まり始めとても綺麗で束の間の癒しのような景色だった。
ピークから最低コルまでの下降はめちゃブッシュが邪魔だった。
そのせいでザックに外付けしてたポールの輪っこどっかで落とした。
1219m~1372mまでの区間は日高らしいヤセ尾根に岩稜帯となかなか面白かったが、ヤセ尾根区間は初見パートで歩いた事がなかったので足元を確認しながら進んでたが、西風が強く2回ほどよろめき少し危なかった。
岩峰は草地にピッケル打ち込み足場の岩の雪を払いのけながら慎重に登った。
中ノ岳JP直下は西風の影響をもろに受けるのか、雪面がクラストしておりガッチガチでラッセルなしにサクサク進んで快適だったが油断してるとたまにズボる。
中ノ岳JPにザックデポして空身で中ノ岳ピークへ。体が軽くすんなりピーク到着しペテガリ南面の絶景を楽しみにしてたが、ガスに強風とすぐさま戻った。
JPに戻ると一気にガスが晴れそこから見えたペテガリ南面がとても格好よかった。
今回行けずに終わったご褒美だろうか。
『会いたかったらまた来いと言われてる気分だった』
厳冬期のペテガリ岳への憧れ
また来年に持ち越しとなった。休みがとれるかわからないけど.....
そしてまだ時間があったので明日の為にできるだけ進んでおきたかったのでトプオロシリ岳をC3の目標にし出発。
踏み抜きこそあるがこちらはいくらか雪がしまってる区間があり助かった。
小さなポコをいくつか越えトプオロシリ岳までの間に数ヶ所良い幕営地あったが結局トプオロシリまで歩ききりC3とした。
今日もラッセル疲れ果てた1日だった

※4日目(1月4日)(トプオロシリ岳 C3→1125m→ 神威山荘・C4)
前夜に少し降雪があったみたいで外に出るとテントに少しばかり雪が積もっていた。
今日は早く山荘に着きゆっくり休みたかったのと明け方から風強く次第に強くなっていく予報だったので、それまでにある程度下降しておきたく4:10出発とした。
トプオロシリ岳ピークから下降するだけだったが、こちらの尾根もやたら締まりない雪で腰ラッセルとバリズボ多発だった。
1125mピークから振り返るとトプオロシリ岳(1445峰)が素敵だった。
実はずっと名も無きピーク1445峰だとばかり思ってましたが、ちゃんとトプオロシリ岳と言う山名があるのを今回初めて知りました。
Co900辺りからは積雪が一気に減り膝下となりここからは快適に下降できCo700辺りは台風被害の倒木地帯となっていた。
Co450あたりの一部雪がない斜面がガチガチに固まっていてアイゼンとピッケル打ち込みながらバックステップで下降し案外ヒヤヒヤした。
ニシュオマナイ川の渡渉は行きと同じ箇所を渡り山荘に着きこの日はゆっくり身体を休めた。

※5日目(1月6日) (神威山荘 C4→元浦川林道第一ゲート)
今日はゆっくり明け方山荘を出発しようと思ってたが昨日お昼からゆっくり休めリフレッシュできたおかげで、夜中にスッキリ目覚めたので朝早くに山荘を出る事にし、また長~い林道帰ります。車を駐車してある第一ゲートまで約17キロ弱
冬の日高はアプローチが長い山域がいくつかありここもそのひとつです。
それでも長いアプローチがあっても積雪期に来る価値のある山が待っているのでやめられません。
雪チラつく林道歩きでしたが次の山の事など考えながら黙々と歩き続けよーやと車まで戻って来れ、楽しかった山連休も終わりました。


〆・今回の縦走を終え中南部日高は1月上旬のこの時期は北日高と比べまだ下層の雪が出来上がっておらず強烈な鬼ラッセルとなる事がわかった。年にもよると思うが
厳冬期にこちらを歩くとなると1月下旬~2月上旬あたりが締まり雪となり心合いなのか。
それでも今年は去年から比べると積雪は多めの様に感じた。
ラッセル三昧で大変くたびれたけど終始日高の絶景を楽しみながらの縦走だった。
1番目指していたペテガリ岳踏めずに終わったが山中4日間ともとても素晴らしい天候を与えてくれた山の神様にほんと感謝。






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