おちょぼ岩(発着:小山浦狼煙場跡登山口、往路:狼煙場跡経由、復路:水地越え経由)
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- GPS
- 02:06
- 距離
- 4.0km
- 登り
- 514m
- 下り
- 511m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
県道155(旧熊野街道)から小山浦狼煙場跡(※1)へダイレクトに上がる古道が昨年、シダ刈りされました(仮称:狼煙場道(※2))。
このルートは途中、馬越林道終点を通過します。
まだまだマイナーなルートだけど、歩くなら今!、と歩いてきました。
狼煙場道(仮称)は狼煙場の管理われた道と推測され、一部には石段も残っていました。
狼煙場跡からは尾鷲トレイルを西に進み、水地峠を経ておちょぼ岩(※3)まで。
水地峠では便石山まで行くランナーさん2名に抜かれました。
残暑厳しく、朝とはいえすでに汗まみれ。
長居は無用なので水地峠まで戻り、水地越え(※4)を使い馬越林道へ下りました。
この区間の水地越えも昨年度と今年度にシダ刈りされています。
この後は馬越林道を”東“へ進み、狼煙場道(仮称)を使い下山。
7月上旬以来の山歩き、その足慣らしでした。
※1 小山浦狼煙場跡(海山郷土史研究会機関紙・封堠、第7号、昭和63年より)
・海山郷土史研究会が昭和62年4月5日に発見、昭和63年2月16日に海山町(現紀北町)指定文化財に。
・明治維新の際に、上部が壊されたと推測。
・狼煙場のある山は東海山と呼ばれ、小山浦の庄屋は年3回(春秋冬)点検した(古文書より)。
・白浦(二十五峯、ごごのみね)と九鬼浦の両狼煙場の間に位置。
※2 狼煙場道(仮称)
・水地越えを使うと水地峠〜舗装路の最短路(※紀北町側)。
(熊野古道伊勢路経由より馬越林道歩きが短い)
・ただし、傾斜・路面とも熊野古道伊勢路よりは悪い。また、シダ繁茂については最新情報を確認のこと。
※3 おちょぼ岩(オチョボ岩)
・おしょぶさんが身投げした岩。
・おちょぼ岩は近年の勝手命名。おしょぶ岩やカンカケ岩が最適か?
※4 水地越え
・古い峠越えルートだが、近世は間道や杣道扱いであった。古道感は無い。
・別名は「小山越え」で、おそらく紀北町側からの呼び名。
・水地(浦)は尾鷲市側、小山(浦)は紀北町側の麓の集落名。
・峠の名称について、最近の印刷物や道標には「水地越え峠」だが、がこれは誤り。正しくは「水地峠」と推測(一般的に”越え”は道を示す。例:鈴鹿峠を鈴鹿越え峠とは言わない)。
・尾鷲市側の水地越えルート(https://yamap.com/activities/21143431)
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