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ハイキング
奥秩父

【山水がぶ飲み】乾徳山共同山行作戦(鎖場シリーズ第二段)

2010年07月31日(土) [日帰り]
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narodniki その他1人
GPS
06:03
距離
11.1km
登り
1,201m
下り
1,201m

コースタイム

9:07駐車場→9:30登山口→9:56銀晶水→10:12駒止→10:37錦晶水→10:47国師ヶ原→11:08月見岩→11:17扇平→12:01山頂→13:42高原ヒュッテ→14:51登山口→15:09駐車場
天候 曇時々晴れ→曇時々雨
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
徳和集落駐車場
コース状況/
危険箇所等
所々泥濘あり。
浮石に注意。
濡れて苔むした石に注意。
木橋が崩壊気味。
岩場は鎖無しでも可。
雲は多いが一応晴。
by  W52P, KDDI-MA
雲は多いが一応晴。
登山口まではこんな感じ。
by  W52P, KDDI-MA
登山口まではこんな感じ。
山頂も晴れるといいな。
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山頂も晴れるといいな。
大きな岩がごろごろと。
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大きな岩がごろごろと。
水を飲んで疲労回復。
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水を飲んで疲労回復。
乾徳山を眼前に。
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乾徳山を眼前に。
国師ヶ原
天気予報とは裏腹に。
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天気予報とは裏腹に。
三々五々人が集まる。
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三々五々人が集まる。
岩がさらに増える。
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岩がさらに増える。
雲で真っ白。
第二の鎖場
雲の中に突入。
最後の鎖場。
上からヒロシ氏に指示。
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上からヒロシ氏に指示。
あいにくの天気。
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あいにくの天気。
天気が好い日にまた来ます。
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天気が好い日にまた来ます。
岩場で奮闘するヒロシ氏。
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岩場で奮闘するヒロシ氏。
下山道を行く。
倒木を迂回。
壊れかけた橋を恐る恐る渡る。
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壊れかけた橋を恐る恐る渡る。
こんな所にも鎖場。
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こんな所にも鎖場。
鹿の群れ
高原ヒュッテ
国師ヶ原下にて。
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国師ヶ原下にて。
雨が降ってきて若干水量増。
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雨が降ってきて若干水量増。
木々が雨から守ってくれる。
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木々が雨から守ってくれる。
無事下山。
雨雲を抜ける。
撮影機器:

感想

ヒロシ氏との鎖場シリーズ第二段。

前回(今年5月)、ヒロシ氏を丹沢に連れて行ったら苦戦をしていたので、今回は距離を抑えた単峰戦を設定。ヒロシ氏も山用のトレーニングをしたらしく、満を持して当日を迎える。天気予報では前日までずっと晴メインの予報だった。天気も期待できる。


ブリーフィングでは午後に雷雲等が発生する可能性を考慮して
午前中:山歩
午後:徳和渓谷
夕方:温泉
と考えていた。

そして、当日。
天気予報で晴れと言っていたわりには雲が多い。といっても雲量8までは晴れになるが。
6時過ぎに府中本町駅でヒロシ氏と合流。
高速に乗ると早速渋滞。今渋滞している車は一体何時に家を出たのであろうか。
車での行動は難しい。
そのうち、冷房で腹が冷えたのか急激な腹痛が。パーキングエリアのトイレに篭ったが、なかなか出ない。そんなこともあって時間が過ぎる。
結局、到着が予定より1時間遅くなってしまった。

車に乗っているときから雲が多いなあ、山を越えて山梨に行ったら晴れていたりするだろうかと思っていたが、そんなことはなく、どうもスッキリしない。
しかし、パーキングエリアで感じた暑さはまったくなかった。涼しい限りだ。

とりあえず、バス停近くの駐車場に車を停める。乾徳山は人気の山と聞いていたが、他に5,6台の車があるのみである。さらに上手にも10台くらいは駐車できるスペースがあったが、3,4台くらい。
舗装された道路は砂利道になり登山口に至る。オオムラサキらしい綺麗な蝶がヒラヒラと我々を見送ってくれる。

銀晶水が見つけにくいという話を聞いていたので、登山道に入ってから目を皿のようにして注意していたのだが、案外あっさりと見つけられた。これでわからないことがあろうかとも思ったが、晴れ続きの時は水量が極端に少なく、どこから水が出るのかわからないということなのだろう。

錦晶水は水がドバドバ出ている。銀晶水に続いて水分補給。帰りも寄ることにする。錦晶水から間もなく国師ヶ原に至る。勿論メインの岩場の道へ。

再び森の中に入ると転がる岩はさらに大きく、大量になる。一旦開けた月見岩で一息。今まで登山者がいなかったのが、ここに10名ほど屯っていた。

小休止の後、いよいよ今日のクライマックスへ。
また森の中にはいるも今度は暫くすると岩の道へ。各鎖場で渋滞が起きているのだろうと予想していたが、小規模な渋滞が発生していた。
先に行かせてもらって岩場に取り組む。ヒロシ氏はルートファインドに手間取っている。しかし、鎖場自体は難なくこなしていた。雲で真っ白なため恐怖感もあまり無い。足場がしっかりしているので鎖をあまり必要としない。
最後に来たのが有名な山頂直下の鎖場。
眼前に立った時の最初の感想は「低いな・・・」。
いやはや、ガイドブックやインターネットで得た情報から無事登れるだろうかと心配だったが、想像を膨らませ過ぎていたようだ。
その昔、前知識無しで見た妙義山奥の院の鎖場には恐怖を感じたものだが、こういうことを考えると、前もってどれだけ知識を入れていくかというのも考えものだ。

ここは鎖を握ってガシガシ登っている人もいたが、鎖の垂れている所の左側から登れば特段鎖を要せず登ることが出来る。大クラックの所を鎖無しで登れるかどうかは今度来た時に試してみよう。登りきれば山頂。混雑はしていないがそれなりに人はいた。

山頂で昼食休憩。山麓では雲が晴れるのを待とうかとも思っていたが、晴れる気配はまったく無い。仕方なく下山することにした。
下山道がわかりにくいという前情報から、鎖場を戻るか、下山道を行くかヒロシ氏に尋ねると、違う道を行きたいというので不安を抱きつつ下山道へ。

まず、どこから下山道なのかわかりづらいので解説。
山頂の岩場の先にもう一山岩場があるのでそちらに行く。その岩を降りると方向指示板があるので、そのさす方向に下りる。
その後、高原ヒュッテまでの道。
来た時のような岩のごろごろした道を降りる。道がわかりにくいという前評判どおり前を行くヒロシ氏が時々立ち止まって道を確認する。
ここで、「道がわかりにくい」と言われる所以がわかった気がした。
この道は浮石やらなにやらで滑りやすく、ついつい足元にばかり注意が行く。足回りしか見ないので道がわからなくなる。
目を遠くにやると、踏み跡とそうでない所の違いは明らかであり、道はここからあそこまでこういうふうに繋がっているのだなということがわかる。

高原ヒュッテまであと少しという所で他所よりも(異常に)温度が低い所がある。
何だ?と思っていたら鹿の群れが草を食んでいた。此方の様子を伺いつつ、二、三歩後退。此方を見てさらに二、三歩後退。そして逃げていった。非常に素晴らしい逃げ方に感心する。
他所よりも低い気温。大きな窪み。鹿の群れ。不思議な空間であった。

窓ガラスが割れた高原ヒュッテを過ぎて、国師ヶ原に戻る。ヒロシ氏が道満尾根を希望したら水汲み諦めるかと思ったが、何も言わずとも錦晶水・銀晶水方面に下った。

錦晶水で水をがぶ飲み。他の登山者がトマトを冷やしていたようだが、近くにいた鹿に食べられないか心配だ。
森に入ったところで雨が降ってくる。しかも時折大粒の雨だ。幸い木の茂みが雨から我々を守ってくれる。
時間的にも天候的にも渓谷は無理なので温泉へ直行することとした。

駐車場に戻る頃には雨雲を抜けたが山の方はなお雲に覆われている。
天気に恵まれず、また、僅か6時間の山歩だったが、見所満載の楽しい山歩きだった。

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