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記録ID: 7274485
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

笠ヶ岳(笠新道 日帰り)

2024年09月23日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
16:02
距離
23.4km
登り
2,240m
下り
2,238m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
13:30
休憩
2:25
合計
15:55
2:48
2:57
2
3:29
3:32
16
3:47
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13
4:01
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105
5:56
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2
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12:37
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13:31
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18:01
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4
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8
天候 早朝 霧雨
  朝 晴れ
昼以降 曇り
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山者専用駐車場(P5) トイレあり docomoつながります
前日午後5時に到着したところ半分くらいは空いていました。
コース状況/
危険箇所等
笠新道は噂に違わぬ急登です。高度を上げるため大小様々な岩の上を歩いていく必要があります。
高度を上げる箇所ごとに高低差が大きいので特に下りで転倒すると怪我につながるかもしれません。
笹の刈払いにより地面が笹で覆われた箇所は隠れた石につまずきやすいです。反対に刈払いされていない笹の下に地面がないこともありますのですれ違い等で笹薮に足を置く際は注意が必要です。
鎖はありません。ハシゴも3段くらいの小さいものが数カ所のみです。
その他周辺情報 笠ヶ岳山荘 山頂直下の唯一の小屋 テン場もありました(山荘とは少し離れています)
通過しただけでしたがお昼をいただきました、ホルモン丼美味しかったです。
現在のところ水不足は解消しているようです
前日午後5時ごろのP5駐車場
2024年09月22日 17:16撮影 by  iPhone 15, Apple
9/22 17:16
前日午後5時ごろのP5駐車場
駐車場の奥から登山センターへの近道
2024年09月22日 17:17撮影 by  iPhone 15, Apple
9/22 17:17
駐車場の奥から登山センターへの近道
夜中3時に出発。小雨だったのでみんなレイン着用
2024年09月23日 03:06撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 3:06
夜中3時に出発。小雨だったのでみんなレイン着用
真っ暗ですが行きは人が割といますのでそれほど怖くありません。
2024年09月23日 03:29撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 3:29
真っ暗ですが行きは人が割といますのでそれほど怖くありません。
笠新道入口。4時でしたが、すでに20人位ここで準備していました。
2024年09月23日 04:00撮影 by  iPhone 15, Apple
1
9/23 4:00
笠新道入口。4時でしたが、すでに20人位ここで準備していました。
水は豊富に出ていました
2024年09月23日 04:00撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 4:00
水は豊富に出ていました
とにかく急登で一休みできる緩斜面も少ない
2024年09月23日 05:34撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 5:34
とにかく急登で一休みできる緩斜面も少ない
途中で槍穂高が見えるようになります
2024年09月23日 06:18撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 6:18
途中で槍穂高が見えるようになります
槍ヶ岳は見えたり隠れたりします
2024年09月23日 06:18撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 6:18
槍ヶ岳は見えたり隠れたりします
大キレットから朝日
2024年09月23日 06:23撮影 by  iPhone 15, Apple
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9/23 6:23
大キレットから朝日
焼岳、乗鞍岳
2024年09月23日 06:37撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 6:37
焼岳、乗鞍岳
2100m地点。槍穂高とありますが樹木で槍ヶ岳は見えませんでした
2024年09月23日 06:49撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 6:49
2100m地点。槍穂高とありますが樹木で槍ヶ岳は見えませんでした
上部にくればこのように景色がひらける場所は多いです
2024年09月23日 08:12撮影 by  iPhone 15, Apple
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9/23 8:12
上部にくればこのように景色がひらける場所は多いです
雲も取れて晴れました
2024年09月23日 08:12撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 8:12
雲も取れて晴れました
杓子平からの笠ヶ岳。少し秋めいてきました
2024年09月23日 08:21撮影 by  iPhone 15, Apple
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9/23 8:21
杓子平からの笠ヶ岳。少し秋めいてきました
カールなんですかね。少し黒部五郎岳の雰囲気と似ています
2024年09月23日 08:21撮影 by  iPhone 15, Apple
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9/23 8:21
カールなんですかね。少し黒部五郎岳の雰囲気と似ています
杓子平からちょっとの区間は緩斜面で歩きやすいですが、やはり急登が始まります
2024年09月23日 09:05撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 9:05
杓子平からちょっとの区間は緩斜面で歩きやすいですが、やはり急登が始まります
少し登ったところから笠ヶ岳
2024年09月23日 09:39撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 9:39
少し登ったところから笠ヶ岳
急登が続きますが杓子平以降は景色が良いです
2024年09月23日 09:39撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 9:39
急登が続きますが杓子平以降は景色が良いです
あそこまで登れば終わりだと思うと大体奥から新しいピークが出てくるという繰り返し。笠新道はこのパターンが多く精神的にやられます
2024年09月23日 09:52撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 9:52
あそこまで登れば終わりだと思うと大体奥から新しいピークが出てくるという繰り返し。笠新道はこのパターンが多く精神的にやられます
笠ヶ岳と双六方面の分岐まで来ました。笠ヶ岳への稜線
2024年09月23日 09:53撮影 by  iPhone 15, Apple
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9/23 9:53
笠ヶ岳と双六方面の分岐まで来ました。笠ヶ岳への稜線
黒部五郎岳、薬師岳方面
2024年09月23日 10:09撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 10:09
黒部五郎岳、薬師岳方面
双六方面、水晶岳も見えます
2024年09月23日 10:09撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 10:09
双六方面、水晶岳も見えます
帰りは双六方面へ行く方は多いですね
2024年09月23日 10:12撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 10:12
帰りは双六方面へ行く方は多いですね
これまでの急登に比べれば天国のような稜線歩き
2024年09月23日 10:18撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 10:18
これまでの急登に比べれば天国のような稜線歩き
抜戸岩。縦走の終盤に登場
2024年09月23日 10:42撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 10:42
抜戸岩。縦走の終盤に登場
雲が一気に湧いてきました
2024年09月23日 10:48撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 10:48
雲が一気に湧いてきました
テント場からかなり下方に池がありました。水場ではないよね
2024年09月23日 10:54撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 10:54
テント場からかなり下方に池がありました。水場ではないよね
励ましシリーズ①。笠新道で使いきった脚ではとても直ぐそことは思えません
2024年09月23日 11:06撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 11:06
励ましシリーズ①。笠新道で使いきった脚ではとても直ぐそことは思えません
励ましシリーズ②
2024年09月23日 11:08撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 11:08
励ましシリーズ②
2024年09月23日 11:09撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 11:09
笠ヶ岳山荘。お昼をいただきました。綺麗な小屋です、水不足は現時点では解消しているとのこと
2024年09月23日 11:17撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 11:17
笠ヶ岳山荘。お昼をいただきました。綺麗な小屋です、水不足は現時点では解消しているとのこと
山頂へはガレ場を登ります
2024年09月23日 12:05撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 12:05
山頂へはガレ場を登ります
残念ながら真っ白
2024年09月23日 12:11撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 12:11
残念ながら真っ白
クリア谷の方だけ少し見えました
2024年09月23日 12:11撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 12:11
クリア谷の方だけ少し見えました
山頂方面から見た山荘
2024年09月23日 12:14撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 12:14
山頂方面から見た山荘
頂上からの絶景を見るためにまた来ます
2024年09月23日 12:37撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 12:37
頂上からの絶景を見るためにまた来ます
帰りは基本真っ白でしたがたまに現れる稜線
2024年09月23日 12:40撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 12:40
帰りは基本真っ白でしたがたまに現れる稜線
抜戸岩帰り版
2024年09月23日 12:55撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 12:55
抜戸岩帰り版
次回は双六方面を絡めて登りたい
2024年09月23日 13:30撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 13:30
次回は双六方面を絡めて登りたい
ですが今回はピストン。景色もあまりないまま杓子平まで戻りました。行きの感じからするとここからの下りが危ないし大変
2024年09月23日 14:37撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 14:37
ですが今回はピストン。景色もあまりないまま杓子平まで戻りました。行きの感じからするとここからの下りが危ないし大変
時間的に日が落ちてからの笠新道の下りを覚悟していましたが、ギリギリ明るいうちに登山口まで帰ってこれました
2024年09月23日 17:24撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 17:24
時間的に日が落ちてからの笠新道の下りを覚悟していましたが、ギリギリ明るいうちに登山口まで帰ってこれました
しかし、林道を歩き始めてからほどなくして真っ暗。行きと違って人がいないので怖かったです
2024年09月23日 18:22撮影 by  iPhone 15, Apple
9/23 18:22
しかし、林道を歩き始めてからほどなくして真っ暗。行きと違って人がいないので怖かったです

感想

 個人的に北アルプス最後の百名山であった笠ヶ岳。コースタイム的に日帰りは厳しいし、悪名高い(笑)笠新道があるので念のため一泊で計画を立てていたのですが三連休の最終日しか晴れないということで覚悟を決めて日帰りに挑戦。
 噂の笠新道は、始めの頃は確かに急登だがこんな感じは登ったことあるぞ、という感じでしたが、中盤位からは、いつまで続くの一息つくひまもないじゃんと息も切れ足も上がらない状態に、最終的には足がつり漢方薬飲んでも治らず痛み止めを飲まないと痛くて歩けないレベルになってしまいました。しかし恐れないで下さい。これはお盆に最後の登山に行ったきりの久しぶりの登山で日々の運動も全てサボっっていた中年男がリハビリ登山に笠ヶ岳を選んでしまった哀れな末路です。毎週登っているとか日々頑張ってトレーニングされている方は大丈夫です。
 とはいえ、休憩時にお話した方も全員キツかったと声をそろえる笠新道、今振り返ってみると、手を使ってよじ登るような斜度ではないのにキツいのはとにかく連続して急登を登らされるということなんだと思います。通常は九十九折れの急登は突き当たりで高度を上げ次の突き当たりまで緩斜面を歩いて息を整えられます。しかしここは一回の突き当たりで上げる高度が高く息を整えられる緩斜面が少ない気がしました。なのでちょっとの間筋肉を使い続け息も切れるが息も整えられず乳酸も溜まったままで次の急登が始まる、の繰り返しがキツいのだと思います。また登山道が狭く休憩に適した場所が特に序盤に少ない気がしました。なので休憩を入れずに頑張ってしまい後でバテるということもあるかもしれません。他にも見えている稜線に登ってみたら全然稜線でなくガッカリするということが多すぎて精神的にまいります。あそこまで登れば、という期待は持たない方が良いです笑
 双六方面との分岐から笠ヶ岳までの縦走路は多少のアップダウンはあれど笠新道の登りに比べれば天国の様に感じました。天気が良ければ笠ヶ岳が迫ってくる感じは圧巻だと思います。笠ヶ岳山荘はキレイな山荘で通過組にも気さくに声をかけていただけます。受付前の座席ではバーナーも使えるとのこと、現在のところは水不足も解消しているとのことでした。山頂は小屋から20分ほどガレ場を登ると着きます。
 笠新道の下りは慎重に下れば特別難しいということはないと思いますが、テンポ良くピョンピョン跳んで行くようには歩けませんのでコースタイムの大幅な短縮というのは期待しない方が良いかもしれません。
 最後に、日帰り挑戦される通常の体力の中高年の方は、夜中に出発して夕方に帰ってくることになると思われますのでヘッデンを2個持っていく、予備の電池を用意する、モバイルバッテリーとケーブルを持っていくなど朝夕2回使えるように準備しておかないと、笠新道登れたのはいいけど下りで膝が痛くなって大失速するパターンは十分あり得るのでご注意を。

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