大峰[強力尾根]ダイレクト
- GPS
- 09:23
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 923m
- 下り
- 923m
コースタイム
- 山行
- 8:39
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 9:23
天候 | 曇りのち一時雨,濃霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
強力尾根 標準ルートは、強力の頭 直下の尾根沿いを避けており、以前登った時に心残りになっていた。見つけられた限りの記録では、登り2例、下降2例で、この内まともに辿り切ってるのは一番古い登りの1例に感じた。
木が頭まで生えているので、タイオフで支点をとる用意で、念の為、カム類とアルパインヌンチャクを少し、ハーケン,ハンマー,エイドの用意は持って行かなかった。ロープは補助的なつもりで50mx7.1mm1本
結果的には、全ピッチフリークライミングで抜け、少なからず歩きや木を掴んで登っていたものの、核心部4ピッチ目は結構怖かった。2ピッチ目あたりから雨が降って核心部は泥のルンゼから濡れたフェースで、ルンゼの支点は悪く足下過ぎで4本続き泥まみれのアプローチシューズでスメア,ステミング、フェースに出てからも支点は木で少し安心できるが濡れた岩登りで、かなり気合の要るピッチだった。もし乾いていたら、クライミングシューズか沢靴だったら、ルンゼ前のトラバース途中のクラックを直上して木に向かっていたら等、どう感じたか難しいところ
通してみて、ほんの短い尾根コースの空白部分は予想を大きく上回って手強かった。
グレードは難しいところだが、今回はUIAA4級程度をドロまみれで支点を作りながら登る感じで
沢なら2級上〜3級を難なく突破できるリーダーは必要な印象だが、コンディションによっては何でもないこともありそうな...
行かれる方は、先人の記録も緊張感があることから、念の為、短いからと侮らずに余裕を持った時間とある程度のメンバーで臨まれた方が無難だと思います。
今回、ザイルパートナーで来てもらったアルパインクライマーはナイスフォローで助かりました。
靴は二人ともスポルティバのTXガイドレザー、手袋はずっとはめていてATGのMaxiCut UltraDT 44-3445(パートナーは素手でカット🩸)、このコンディションで山全体を通してみればベターだったように思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する