＊前穂高岳 北尾根＊紅葉素晴らしい季節に憧れの美しい稜線へ

2015年09月26日(土) ~ 2015年09月27日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 23.1km
• 登り: 1,672m
• 下り: 1,670m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:30
• 休憩: 0:40
• 合計: 5:10

9:30 上高地BS
10:50 11:15 徳澤
11:50 12:05 横尾
14:40 涸沢

2日目

• 山行: 7:27
• 休憩: 2:23
• 合計: 9:50

4:50 涸沢
5:55 6:25 ５・６のコル
6:25 7:00 アクシデントにつき
8:30 8:30 �景�取り付き
11:00 11:53 前穂高岳
12:03 12:03 紀美子平
13:15 13:40 岳沢
14:40 上高地

天候

1日目　晴れ
2日目　曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

天気が回復傾向♪

朝ですが下山は岳沢経由なので徳澤のソフト〜♪

横尾大橋も紅葉が始まっています

青空広がってきました

ナナカマドが真っ赤

紅葉とってもいい感じです

涸沢のテント場は思ったより混んでいませんでした

涸沢の紅葉が見ごろを迎えています

テントとフライが合っていないので職人？ヤマちゃんが石垣を即席で作ってくれました(*^-^*)

今夜の宿と前穂北尾根

翌日、5・6のコルに向けて急登を行きます
この時期、雪渓も無く踏み跡がしっかりあります

9/28 17:24

5・6のコルから5峰

今日はどんより曇り気味・・・

後ろから来た仲間の友人二人に先に行ってもらいます
しかし、この後この二人にアクシデントが
私達のファーストエイドセットで応急処置後、彼等はロープを繋ぎ下山となりました

私達も事故のないよう気を引き締めて再び登り始めます

涸沢小屋と紅葉があんなに遠くに見えます

ドーンと4峰
凄い迫力です

5峰と比べるとその大きさの違いがわかるかな

4峰を登っていきます
ルーファイが必要

歩いてきた稜線

4峰のてっぺんでひとやすみ

私達の前のガイドパーティー
その上にソロの方がいらしたようです

3峰取り付きへ

1P目はY君が当初予定していた�卦薀襦璽箸任覆�中央のルートを抜けてしまい、初見の私も続いて登り写真を撮る余裕なし

強風の中の登攀

青空見え始めた♪

後方にそびえ立つ4峰がイイ♪

3P目終了点手前のCS
一番手のY君がリードで登りヤマちゃんのビレイ準備中
ヤマちゃんはCS左隣の凹角でなくCSのチムニーを靴のフリクション効かなくて怖い〜？とご機嫌に登りました

Y君がヤマちゃんのビレイ準備をしている間に私もリードで通常ルートの左隣の凹角を素直にあがります

美しい景色に癒されつつあと少し頑張ります

最後�曲�のピークへはコンテで進みます

ここはタイトロープで歩きます

下降地点と前穂高頂上

�曲�の下りはクライムダウンでなく懸垂を選択

�曲�を振り返る

前穂高岳　登頂

下山は重太郎新道

重太郎新道の新しく安全に整備された道

今年、岳沢ベースにて山のプロ達（ヤマちゃん含む）が登山道整備してくれました。本当に大感謝です。

山肌も色づく

黄金の紅葉が美しく迎えてくれました

来て良かったぁ♪

恒例のながーい梯子も紅葉の季節は味があります

岳沢
今が一番美しいと思われる景色に出会えこの二日間を終えることができました。

感想

mituki

今、涸沢と岳沢の紅葉がちょうど見頃を迎えました。

前穂高岳北尾根に振られ続けて三年目。
初めて計画が上がった2年前は大雨で横尾撤退。
去年リベンジで計画するもやはり台風直撃で中止。
今年も8月に計画するものの悪天予報にて前日に中止。
今回もSW前半戦の八ヶ岳大同心小同心が終わった日には週末の天気が悪いとのことで中止ねって仲間と話していた。
でも天候回復が早まり予定通り念願の前穂高岳北尾根決行することになった。

北尾根初めてのY君と私の二人がオールリードで行く。
もちろん、穂高を知り尽くしている師匠とヤマちゃんがそれぞれ私達のフォローについてくれた。
テント装備、カムセットなど含むガチャ類、ロープを全て自分自身で背負ってなのでザックがとても重いし大きい。
登攀中ザックが邪魔して浮上できず苦労する箇所もあったりした。
ルーファイも下手でまだまだ登攀力は乏しいけれど
何とか自分の力でこの美しい稜線の北尾根を登ることができた。
ずっと憧れていただけに本当に嬉しかった。

今年は紅葉の訪れが早く思いがけず涸沢や岳沢の輝く景色も堪能することが出来た。
きっと今まで待たされたのはこの日の為だったのかな？なんて思ってしまうほど最高の2日間でした。