黄金山（熊が怖くて急遽代わりに選んだ山はなんともユニークな山だった！）

2024年10月01日(火) ~ 2024年10月15日(火)

• GPS: 04:29
• 距離: 4.9km
• 登り: 626m
• 下り: 626m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:05
• 休憩: 1:31
• 合計: 4:36

8:24 スタート地点
8:27 8:38 黄金山登山口
8:58 8:59 新道・旧道、分岐点
10:11 11:29 黄金山
12:45 12:46 新道・旧道、分岐点
13:00 黄金山登山口

天候

曇りのち一時晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

休憩小屋とトイレのある黄金山登山口に駐車
15台位駐車可能

コース状況／危険箇所等

新道は十分整備されています。
旧道はロープ等も整備されていますが上部は激急で登山道そのものも険しいです。
新道ピストンが無難

写真

10/1 5:47

前夜は道の駅「風Wとままえ」で車中泊して国道走行中に日の出を迎えました！
今日は暑寒別岳が候補でしたが、前夜ネットで熊遭遇、ニアミス情報が上がっていて、熊恐怖症の私は15km、7.5時間も熊の恐怖に耐えられないので増毛や札幌近辺の方々に人気の黄金山（こがねやま）に変更しました。

10/1 7:37

えぇっ・・黄金山って・・これ・・？
なんかホンマにデフォルメした富士山のミニチュアやん・・！
でも浜益富士と言われているようで手前の廃屋と調和してエエ雰囲気を醸し出していますねぇ〜！

10/1 7:46

国道から林道に入り、ほぼ対向不可の未舗林道を暫し進んで・・

10/1 7:59

到着したところには広い駐車場と綺麗な小屋とトイレがありました

10/1 8:34

今日の熊対策装備！
暑寒別岳対策で昨日百均で熊鈴2個と笛を追加購入しましたが、やっぱり怖気づいて黄金山と言う次第です！
熊鈴4個と笛を鳴らして突入です！

10/1 8:38

いざスタート！
往復4.5km、2時間40分のお手頃コース！
曇天な上、咳と鼻水は快癒してませんが熊のことでアドレナリンは増産中です・・

10/1 8:41

やはり人気の山らしく登山道は良く整備されていますが・・どこも熊が潜んでいそうに思えるので熊鈴と笛でメチャ騒がしく歩きます

10/1 8:53

ザックにぶら下げた熊鈴は音が弱いけど、ストックに付けた鈴は音がメチャ大きくて安心です！

10/1 8:58

旧道と新道の分岐！
ガイド情報では旧道は荒れているので新道ピストンが良いとありました。取りあえず新道で登ります

10/1 8:59

すぐに水場・・湧水好きの私ですが北海道では生で飲めないのが残念！

10/1 9:03

山頂らしきのが目の前に現れました

10/1 9:05

こんなところに熊が潜んでいそうやがなぁ〜
怖いなぁ〜！怖いなぁ〜！（稲川淳二風）

10/1 9:11

岩々の急登も出て来ました。

10/1 9:30

黄葉もまばらですが素敵なトレイル

10/1 9:32

残り484mですが・・ここからロープも出て来る急登が続きます

10/1 9:39

周りはオレンジ色気味の黄葉も出て来て雰囲気が良い

10/1 9:45

ハシゴも出て来ました

10/1 9:49

残り248m

10/1 9:57

ほぼ垂直やん！
山のシルエット通りの急角度ですね〜

10/1 10:00

山頂まで176m！
ここが新道と旧道の分岐です（字が消えてますが・・）

10/1 10:01

実はここからが正念場でした・・

10/1 10:01

足場が悪い上・・左は垂直な崖・・

10/1 10:04

岩尾ねとなり一気に展望が開けます。
石狩湾の海岸線が見えます

10/1 10:06

立ちふさがる岩の壁・・巻道あるのか探りましたが・・直登するようです・・

10/1 10:07

岩や根っ子を掴んで、岩の隙間に足入れたりして這い上がります

10/1 10:07

まだ先に険しい岩が見えます・・

10/1 10:08

真ん中奥の黒い山塊が弱気で諦めた暑寒別岳のようです。

10/1 10:08

この木の向こうの険しい岩峰が山頂かな・・？

10/1 10:09

岩を登ると・・

10/1 10:11

えっ・・あの先の尖がってるのが山頂？

10/1 10:11

その先は何も無いので山頂で間違いないよう・・

10/1 10:11

でも・・そこに行くのに・・この岩の通過が怖いんです！

10/1 10:11

高所恐怖症には・・もうたまりません！
お股と背筋がゾクゾクです。

10/1 10:12

とにかく3点確保で一歩一歩確実に進みます

10/1 10:13

あぁ〜〜怖い！

10/1 10:13

ホンマ足元は垂直ですよ〜！
もう麻痺してきました

10/1 10:15

山頂への最後の登りはヤセ尾根激急登ですが・・以外にまともな登山道が付いていました

10/1 10:16

そして・・ここが・・

10/1 10:17

黄金山山頂〜！
これも意外なほど平らなスペースがあってビックリ！

10/1 10:17

なんと一等三角点〜〜！

10/1 10:18

あの岩峰の上を越えてきました。
人が写っているとスリル感が伝わるのにな〜！
誰か来ないかな〜！

10/1 10:19

石狩湾方面！

10/1 10:19

積丹半島がうっすら見えていました

10/1 10:21

暑寒別岳方面

10/1 10:22

暑寒別岳アップ！・・多分？？

10/1 10:31

貸し切りの山頂！

10/1 10:37

いつもと同じパンとコーヒーでのんびり昼食ですが・・

10/1 10:41

しかしフチは奈落の底！

10/1 10:42

ホンマに落ちたら一巻の終わりです

10/1 11:08

暑寒別岳方面も晴れました

10/1 11:09

下を覗くと一本だけ真っ赤な紅葉！
メチャ綺麗！

10/1 11:09

こちらの尾根も紅葉が綺麗

10/1 11:20

こんな足元スッパリ切れ落ちた崖のヘリに立ってるなんて・・高所恐怖症が麻痺ししてきた？

10/1 11:20

増毛山地や奥の暑寒別岳もすっかり晴れてます

10/1 11:20

こんなところでウロウロしてますが躓いたら最後！
慎重に慎重に歩いています？

10/1 11:21

少しだけ視界が良くなって暑寒別岳（奥の黒い山塊）も鮮明に！

10/1 11:22

積丹半島も鮮明に見えるようになりました

10/1 11:22

さあ・・そろそろ下山しますが・・あの岩を手前から這い上がって向こう側へ下りますが天辺を歩く時がメチャクチャ怖いんですよね〜〜！

10/1 11:23

まずは鞍部まで下って・・

10/1 11:25

岩峰の根元に・・

10/1 11:26

斜めに・・横に・・足場と手掛かりを慎重に選んで這い上がります

10/1 11:28

岩の上に乗っかって山頂を振り返り・・ここから見たら・・あの山頂に休憩するスペースがあるとは思えないですよね〜！

10/1 11:28

岩峰の天辺を通過中・・

10/1 11:28

ひゃあ〜やっぱり怖えぇ〜〜！！

10/1 11:28

ここも斜めってるのが怖いんですよね〜〜

10/1 11:29

登りは気づきませんでしたが・・結構紅葉してますね！
あそこまで激下り

10/1 11:33

下で札幌の青年が私が下りてくるのを待ってくれてました。
今日は誰にも合わないと思っていたので嬉しいですね！
暫しお話しして情報収集！

10/1 11:35

怖い岩峰へ青年が慎重に登って行きます。

10/1 11:35

右には綺麗な石垣みたいなものがありますが、石垣をわざわざ作れる場所では無さそうなので自然の造形でしょうかね！

10/1 11:36

青年が岩峰を登り切り立ってます。
予想以上に慎重に登ってました！

10/1 11:37

崖下は紅葉が綺麗！

10/1 11:38

青年は岩稜ピークでまだ佇んでます。

10/1 11:44

新道。旧道の分岐まで下って来ました。
先ほどの青年の情報では旧道はかなり急で険しいけれど危うい所はロープも整備されて荒れてはいない・・とのことなので旧道チャレンジします。

10/1 11:47

最初は険しい山頂直下の垂直崖をトラバースしているので足場も狭くいアップダウンも険しい道でしたが青年の情報通り危うい所にはロープなどがあります。

10/1 11:49

ただ足場はホンマに心細い・・

10/1 11:49

こんなアップダウンも乗り越え・・

10/1 12:09

歩きにくいアップダウンのトラバースが終わと激急下降が始まり、垂直下降のところも次々と出て来ます

10/1 12:11

ほぼ垂直の長〜〜〜いロープ場！
ロープに頼ると体が振られるので出来るだけ根っ子や岩を掴んでおりました

10/1 12:13

崖沿いもあり・・まだまだ高度感たっぷり！

10/1 12:32

かなり下って来たら・・首が痛くなるくらいの角度で山頂を見上げるところがありました。

10/1 12:32

真ん中が山頂？・・右があの怖〜〜い岩峰でしょうか・・

10/1 12:34

旧道の緩やかな所まで下りてきました。
この辺りは山頂が望めるところが多く・・その都度振り返る！

10/1 12:38

またまた・・

10/1 12:38

アップするとやっぱり凄い！
ある意味「一目ぼれ！」した・・いや「一登り惚れ！」した山ですね〜！

10/1 12:44

旧道と新道の分岐の所まで下って来ました。
後は気楽に下れます・・達し熊以外は・・

10/1 13:00

駐車地に戻りました
青年の車以外にもう1台増えてました。
札幌のバイクの方が下見に来られてました。高所恐怖症で山頂近辺の岩場が怖そうなので躊躇されてるとのこと・・
確かに高所恐怖症には辛いですね〜！その辺の状況はご説明しておきました。

10/1 13:22

当初予定？だった暑寒別岳とは・・こんな位置関係！
私は黄金山で十分でした！

10/1 14:01

旭川方面に移動する途中で見えた黄金山
こちらからは黄金山の山幅の狭い方を見るので更に鋭角のピークになってます

10/1 14:08

更に移動すると「浜益富士」では無く「浜益槍」やんか！
こりゃ山頂部は怖いはずや！

10/1 15:35

温泉は雨竜町のいきいき館！
400円で入浴出来ます

10/1 17:07

大雪山は見えていますが残念ながら明日の天気は下り坂らしい‥山は諦めて観光になるのでしょうか？
この後に道の駅で車中泊しながら作戦検討です！

撮影機器：

NIKON D5100 NIKON CORPORATION

感想

よしまい

当社の計画では暑寒別岳の予定としておりましたが、直前でネットを検索してると元々熊の出没多発の山であるのは知っていましたが、最近の熊とのニアミス情報が多いのに気付いてしまいました。

対策として百均で熊鈴2個では不安とばかりに新たに熊鈴2個と笛を追加したものの、咳と鼻水で体調不良の状態で熊の恐怖に耐えながら15km、7.5時間のハードな山行に耐えられないだろうと弱気になり代わりの山に急遽変更することにしました。

たまたま大阪を出発する前に目についていた黄金山を思い出し、あっさりと決定しました。

最初に道路から黄金山が見えた時は、その山容に思わず笑ってしまいましたが、いざ登って見たら低山ながら何とも楽しいと怖いが盛りだくさんの山で大満足でした。

コメント

kojicoon

こんにちは　よしまいさん！

北海道大遠征第四弾は、これまた中々のシルエットでスリリングな山でしたねぇ。

黄金山は初めて知りましたが、山頂直下の尖った岩場は、高度感ありありでかなり慎重さが必要のようですね。
戸隠を彷彿させますねぇ。

それと熊鈴４個にホイッスルは羅臼岳の登った時を想い出しましたが、準備して万端でしたね。
暑寒別岳はそれほど熊🐻目撃が多いんですね。

翌日は天候不良だったようですが、まだまだ続く遠征レコを期待してますよ。

結局熊出没不安とスリリングな岩山でアドレナリン大放出された山行、大変お疲れ様でした！

よしまい

kojicoonさん　こんにちは！

正直、大阪の人が行く機会は極めて低い山と思いますが、文献ガイドの「北海道の山」でちょと気になり記憶に残ってたのが縁ですね！
でも山容や険しい岩の山稜とまでは想像できておらず超びっくりの楽しい山でした。

暑寒別岳はやっぱり直近の熊ニアミス情報があるともう弱気心が湧いてしまいますよね！

どの山も写真が大量な上、レコ作成するにも一枚一枚の思い出を楽しみながら整理するので遅々として進みません（笑）
楽しいけれどさすがにパソコン疲れが出て来ました。
なのでスローペースですが、またアップされたら飽きずに見てやってくださいね！