【小糸川水系木和田川支流】湯の沢(南沢)遡行

2024年10月15日(火) [日帰り]

• GPS: 03:12
• 距離: 6.0km
• 登り: 432m
• 下り: 432m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:12
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:12

距離 6.0km 登り 432m 下り 432m

8:31 スタート地点
11:43 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

沢歩きです（一カ所だけ沢登りになる滝あり）

その他周辺情報

大江戸温泉君津の森でランチバイキングとお風呂(ゲフ＝3)

写真

10/15 8:39

階段使わせていただいて入渓

10/15 8:52

この支沢は堰堤で行き止まり調査済み

10/15 8:55

ウグイ沢山泳いでました

10/15 8:56

美しき歩き沢

10/15 8:58

沢の中はとても涼しい

10/15 8:59

多摩とか丹沢とか八ヶ岳とか、全然逃げないのに
毎度、房総のシカは必要以上に警戒
本日は「ピィッ」だけではなく「ピィーヨォーーーー」なんてずっと鳴いてました
正直ウルサイw

10/15 9:04

花期？
沢だからでしょうか？

10/15 9:05

ほんと美しきナメ

10/15 9:06

10/15 9:07

冷鉱泉にバクテリア膜

10/15 9:08

イワタバコの大岩壁
夏の間に咲いてたんでしょうね？
見てみたいけど真夏の房総はなぁ・・・

10/15 9:09

ここの枝沢「中沢」(勝手に命名)は前々回調査済み

10/15 9:10

(うっとり)

10/15 9:11

10/15 9:11

あちこちから冷鉱泉
だから湯の沢

10/15 9:12

季節外れの生き残りイワタバコみっけ

10/15 9:15

キセキレイ

10/15 9:16

さて今回の目的は、この滝の先に延びる南沢(勝手に命名)を遡行すること

10/15 9:16

この滝登りがメインイベントになるでしょう
4mくらいでしょうか
前回、ちょっと触ってなんとかなりそうかなと

10/15 9:24

ふんっ＝3
ちょっとヌメるしホールドがボロっととれちゃったり
そこは房総
なんとかなりました
ここは沢歩きではなく沢登り、クライミング要素ありです

10/15 9:25

さて南沢(勝手に命名)遡行開始

10/15 9:25

本流のそのままミニチュアな雰囲気

10/15 9:26

ちょっと詰まったり

10/15 9:26

予想よりは詰まりも少なく規模も小さい

10/15 9:28

激オコ

10/15 9:29

あまり人の手が入って気配は感じられないのですが、鉄砲堰の跡でしょうか
その時代、どこか他からきた炭焼職人に手ほどきを受けて上総は炭焼が一大産業になっていたらしいです

10/15 9:29

この沢、蛇行せずまっすぐなので、滝を期待していましたが、結局入口の4mだけでした

10/15 9:33

歩きやすい
枝沢でこんなにナメ床で、泥もたまっていないのも驚き

10/15 9:36

10/15 9:36

同じ場所に両岸から小さな沢が流れ込んでいる
これは左岸側

10/15 9:36

これは右岸側
ちょっと人工感あり
でも目的が判らない

10/15 9:48

チョックはしてないストーン

10/15 9:50

段階的に水位が変わったであろうことを現わしている地形

10/15 10:01

ここでいったん伏水

10/15 10:01

顕著な岩峰が見える
右岸側の支尾根の先端

10/15 10:05

おもしろ地形

10/15 10:06

白い線は火山灰の地層(だったはず)

10/15 10:10

わっ
こんなところまでお疲れ様です

10/15 10:14

二俣
正面の尾根を登って脱渓する予定にしてましたが、立木の密度がちょっと低くてメンドクサソウダッタノデ（つかむものが少ない）、右俣をもうちょっと詰めてみる

10/15 10:19

こんな感じ
まあいけるかな

10/15 10:22

ただここヒルがヤヴァイ
チェスパ履いてたらどんどん集まってくるw
てなわけで右岸側の斜面をヒイコラ尾根に向かって

10/15 10:33

ふうう尾根ぇぇぇ
でも誰も歩いてないみたいでずーーーと蜘蛛の巣ゴールテープ

10/15 10:36

ちょっと見晴らし
奥の方にマザー牧場
その手前に黒っぽく見えるのは八郎塚と高宕山山塊

10/15 10:40

おお
岩盤

10/15 10:40

滑り降りられれば目的の林道に出られるけど
無理

10/15 10:43

自衛隊のヘリが訓練でバタバタ
マジかの間近を飛んでいる
以前にも沢中でほんとに真上で暫くホバリングしてて、なんかヤヴァイかもって何故か思った。見つかった、とか撃たれるみたいなw

10/15 10:58

痩せ尾根から林道に脱出
ここに房総境の道標ありました
千葉博物館のかたに教えていただいた通りでした
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6696986.html

10/15 11:10

タイヤ放棄
ゆるせーん
持って帰れ

10/15 11:11

バタバタ

10/15 11:12

この見事な切通し、コンクリで法面養生もしておらず地層がくっきり

10/15 11:13

崩れないもんなのですね

10/15 11:35

お花

10/15 11:40

常緑樹が多い房総にも秋の気配でした

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

DMC-FZ300 Panasonic

装備

個人装備

チェスパ ラバーソール 懸垂下降用品

感想

mototake

木和田川支流、湯の沢探索もいよいよ詰め、最後に残った「南沢」(勝手に命名)遡行となりました
入口の4m滝が核心、ここだけは沢登りとなります

蛇行しないまっすぐな枝沢なので、ひょっとしたら滝があるかも。なんて地形図みて期待しましたが、拍子抜けの歩きやすい滑床沢でした
泥もなく生物豊(本流にたくさんいるウグイではなく、カラドジョウと不明種、ゲンゴロウの仲間も見ました、サワガニとカエルの個体数も多い)で、4m滝で区切られた生態系を楽しめました

湯の沢、あとはあの大岩壁にイワタバコが咲き誇ってるのを見るのが宿題です(しかし真夏か・・・)

コメント

gorozo

mototakeさん　お疲れさまです
県民の森のすぐ近くにこんなに美しいナメ床をもつ沢があるのですねー
しかも、隔絶されたエリアに豊かな生態系が残っているなんて
ゲンゴロウは千葉ではほぼ絶滅しかけているのでは？
こういう場所をソロで歩くmototakeさんはスゴイですね

mototake

gorozoさん
もちょっと遠くへ、紅葉の景色を見に行きたかったのですが、予算の都合上久しぶりの房総沢歩きとなりました
房総の深く狭い沢は生物が多くて、好きな人にはたまらないでしょうね
ありがとうございました