明智越え



- GPS
- 05:11
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 560m
- 下り
- 599m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
殆どの場所は明確な道があるが、清和天皇陵への下りは分岐からは藪気味で不明確だが、鉄塔からは踏み跡が明確となって、清和天皇陵へ到達できる。 |
写真
感想
秋になり始めたようなので、明智越えに行って来た。
9年前に亀岡から水尾に行ったのであるが、今回は全く同じコースとした。それも、今年は夏が遅くまであったので、水尾のフジバカマがまだ残っていて、ヒョッとしたらアサギマダラが見られるかもしないとの思いからだった。
亀岡駅を出てびっくりだ。サンガスタジアムがドカーンと出来ているのだ。以前は葦の生えた何もないだだっ広い場所だったのに!その変わりように驚きだ。びっくりしたまま、保津橋を渡って街中集落へ入ってクネクネと進むと、左に牛松山が見えて、右にこれから進む明智越えの低い山並みが見える。
住宅地にある明智越え入口には明智越えの看板やコース標識も完備されている。コースは掘割の古道が続いていて、傾斜も優しいのが嬉しい。普通のハイクの取付きは急傾斜が多く、何時も喘ぎ喘ぎシンドイ思いが多いのだが、今日は軽い気持ちで歩けている。樹林帯の道は景色は見えないものの、時々吹いて来る風の気持ちよさだけが感じられる。いつの間にか峠状の所から平坦になったと思ったら、『峰の堂』という明智越えのあるこんもりとした円丘のことだそうだ。清和天皇や明智光秀のことの謂れが説明してある。
土用の霊泉を過ぎると間もなく明智越えは東の谷に下降するが、すぐ北に景色の良い場所の送電線鉄塔で大休止をしてランチを楽しむこととした。南には亀岡の市街地が良く見え、少し遠くにはポンポン山らしき山々が見える。北東には愛宕山が見えるはずだが、今日は雲の中で表参道の尾根だけは良く見える。
鉄塔から北に進んで、清和天皇陵のある尾根の真上から藪っぽい尾根を僅かな踏み跡と浅い掘割状の道らしき斜面を下ると鉄塔に出た。そこにはもう少し北から下りトラバース気味に整備された巡視路が来ていた。鉄塔からは急傾斜な右斜面を長々とトラバース気味に下へ下へと下って、やっと平らになったと思ったら、清和天皇陵に到達だ。綺麗に整備された陵は何度来てもいいものだ。周囲は大きな木々で包まれていて、落ち着いた小さな空間の佇まいが何とも言えない雰囲気を醸し出している。
水尾の集落まで降りて来て、フジバカマの栽培地に着いたらその時期が終わったのか、もうすでにフジバカマは無く、アサギマダラも目にすることはなかった。
今日は歴史的な道でもある明智越えを久しぶりに歩いて、水尾のユズ畑のたわわな実に豊作の予感をしながら、保津峡への道を歩いた。
”鐘華ハイク 8名”
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