霧やら雨はどこへやら―奥多摩湖、サス沢山、小林家住宅、御前山

2024年10月20日(日) [日帰り]

• GPS: 06:54
• 距離: 32.0km
• 登り: 2,391m
• 下り: 2,580m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:17
• 休憩: 0:35
• 合計: 6:52

7:47 奥多摩湖バス停
7:51 7:52 小河内ダム展望塔
7:56 8:02 サス沢山登山口
8:30 8:31 サス沢山
9:03 9:07 惣岳山
9:11 ソーヤノ丸デッコ
9:26 小河内峠
9:31 水窪山
9:37 9:38 天神山
9:41 焼ツ萩平
9:49 月夜見第二駐車場
9:55 9:56 月夜見山
10:09 10:10 風張峠
10:29 10:30 倉掛山
10:58 三十三曲がめ
11:07 11:08 月夜見入口バス停
11:14 11:15 藤倉バス停
11:21 旧藤倉小学校バス停/モノレール駅
11:40 11:47 旧小林家住宅
12:05 猿江林道分岐
12:10 中ノ平遺跡
12:25 12:26 小河内峠
12:45 ソーヤノ丸デッコ
12:51 12:52 惣岳山
13:00 富士山展望所
13:03 13:06 御前山
13:09 13:11 御前山避難小屋
13:38 13:40 トチノキ広場
13:59 14:00 御前山登山口（栃寄沢コース）
14:16 ドコモ奥多摩の森入口
14:30 林道鋸山（大沢入）線起点
14:36 氷川小橋
14:39 ゴール地点

天候

雨のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き:奥多摩駅からバス、奥多摩湖バス停下車
バスは7:25発に乗ったが、増発が1台出て、並んでた人は全員座れる程度の混み具合

帰り:奥多摩駅

コース状況／危険箇所等

コースに関して

◆奥多摩湖〜惣岳山
コース上危険を感じる所はなかったけど、基本登りでそこそこ急なので、要体力。
特に急な印象を受けたのは登り初めと、惣岳山手前。

◆惣岳山〜風張峠
気を付けてれば全然問題ないと思うけど、道幅が狭いトラバースやら若干痩せ尾根気味な所があるので注意。

◆風張峠〜藤倉バス停手前
倉掛山まではちょこちょこトレイルに入ったけど、あんまり踏まれてない感じのフカフカトレイルだった。
倉掛山以降は林道を使って降りたのでトレイルの状況はわからず。
倉掛の集落に入ってから、「三十三曲がめ」方面へのトレイルの入口がわかりにくかった。案内板とかないかも・・・？

◆藤倉バス停〜小林家住宅
小林家住宅までは斜度のある舗装された道。
「危険な箇所があります」との看板があったけど、そんな印象は受けず。

◆小林家住宅〜小河内峠
中ノ平遺跡の後、道幅が細いトラバース道なので注意。今日歩いた中だと一番危ない箇所。ここのトラバース区間を除けば、非常に良い道だった(紅葉も綺麗そう)。

◆小河内峠〜御前山
既に書いた、惣岳山〜風張峠区間と一緒。道幅が狭いトラバースやら若干痩せ尾根気味な所があるので注意。

◆御前山〜林道井戸入線手前
御前山の避難小屋から先、林道に出るまでの区間は、ちっちゃい分岐がかなり沢山あるので注意。
不安な場合はGPSアプリや地図でちゃんと確認しながら進んだ方が良いかも。
基本的には道標の「奥多摩駅へ」って方を選択して進んで行けば大丈夫。
林道はめっちゃ長い。歩きオンリーだと結構かかるかも。

◆林道井戸入線
砂利道林道。危ない所はなし。


人気(山中で出会ったハイカーの数)に関して

・奥多摩湖〜惣岳山―3、4人
・惣岳山〜風張峠―2人
・風張峠〜藤倉バス停手前―1人
・藤倉バス停〜小林家住宅―0人
・小林家住宅〜小河内峠―1人
・小河内峠〜御前山―5,6人
・御前山〜林道井戸入線手前―6,7人
・林道井戸入線―0人

写真

10/20 7:46

本日は奥多摩湖スタート。
上は半袖+アームスリーブ、下は短パンでちょい肌寒かったけど、歩き始めたら丁度良かった。

10/20 7:46

御前山方面は朝はモクモク。

10/20 7:50

小河内ダムを渡りまして、

10/20 7:54

ドラム缶橋の説明オブジェ(?)を通過して、

10/20 7:55

ちょっと先にある広場の脇から

10/20 7:56

トレイルin

10/20 7:58

展望広場(?)的な所に寄り道。コケが美しかった。

10/20 7:59

六つ石山(鷹ノ巣山?)方面も上の方は雲。

10/20 8:02

さらに頂上広場とやらも寄り道

10/20 8:02

こちらもベンチあり

10/20 8:03

晴れてれば気持ち良いかも

10/20 8:04

広場を後にして御前山方面へ。

出だしからいい感じの登り。

10/20 8:22

写真で伝わらないとは思うけど、なかなかに急。

それにしても登山道を境に人工林と自然林が分かれてる所、本当に奥多摩は多い気がする。

10/20 8:30

サス沢山��

奥多摩湖を見下ろせるベンチがある

10/20 8:30

サス沢山��

「奥多摩湖をキレイに見える山ランキング」ではかなり上位に入るんじゃなかろうか。雲がない時にまた見たい。

10/20 8:33

まれに平和な道もあり。

10/20 8:35

楽(苦)しいね　まだまだ続くよ　根っこ道

10/20 8:38

「Tenjerって何だ？」って気になって調べたら、奥多摩レンジャーのマスコットキャラ、でテンのレンジャーのことらしい。

10/20 8:41

岩々エリアもあり

10/20 8:48

紅葉したら綺麗だろうな〜

10/20 8:54

こんな感じの岩が出てきたらもう一登りで惣岳山

10/20 8:57

惣岳山手前はなかなかに急(写真じゃ伝わらないけど)。

10/20 9:01

木段まで来れば惣岳山は目と鼻の先

10/20 9:03

惣岳山

先週ハセツネで来たときは真っ暗だったなぁ。

10/20 9:08

惣岳山を後にして・・・

10/20 9:12

霧が濃くなってまいりました

10/20 9:26

雨も降ってきたりで。
雨予報はなかったはずなのになぁ。

10/20 9:28

水窪山(東峰)

一応踏み踏み。

10/20 9:30

水窪山(西峰)

10/20 9:30

水窪山(西峰)

眺望はございません。

10/20 9:37

天神山

10/20 9:40

ハセツネのビラビラがここだけまだ残ってた。取り忘れ？

10/20 9:49

月夜見第二駐車場

白すぎるってばよ・・・。
一旦舗装路に出るのだけど、こんな霧でも走り屋達が爆速で来るから怖い。

10/20 9:55

月夜見山

10/20 10:10

風張峠

ここから左に折れて、再び舗装路

10/20 10:12

道路を渡りまして

10/20 10:13

道的にはこのフェンスの先で、「行けないな〜」なんて思ってたら、

10/20 10:14

ちょっと先にいった所の脇から入れた。

10/20 10:14

左(トレイル)でも右(舗装路)でもどっちでも最終的には同じ場所につく。今回は左を選択。

10/20 10:16

ちょっといくと供養塔

10/20 10:18

フカフカトレイル。

10/20 10:20

林道にぶつかった。

10/20 10:20

林道に出て、振り返って。

画像右のあたりの木々の隙間から出てきた。
特に道標とかはないから、知らないとトレイルには入らなさそう。

10/20 10:21

しっかり舗装された林道をひたすらに下ってく

10/20 10:23

灯篭があって、横に謎の道があった。
どこかに繋がってるのかな？

10/20 10:24

晴れてさえいれば、なかなかの景色が見れそうな所もあり

10/20 10:24

途中、踏み跡っぽいものを辿って倉掛山へ寄り道

10/20 10:27

葉のない植物達のトンネルを抜けて・・・

10/20 10:28

倉掛山��

眺望はなし

10/20 10:28

倉掛山��

10/20 10:33

サバゲーのフィールドみたいな所があった

10/20 10:38

ゴリラ？

窓からのぞくカットウィッグにちょっとギョッとする。

10/20 10:41

山間の集落に出てきた

10/20 10:46

ここを右に下った先だと、トレイルの入口がわからなかったので、戻ってきて左へ

10/20 10:47

何やらロマンチックな名前の場所が・・・気になる。

10/20 10:48

倉掛ヘリポート

「星の見える丘」ってここのこと？ここもかなり見えそう。

10/20 10:49

ヘリポート脇のそれっぽいピンクテープのある場所からトレイルin

10/20 10:49

ちょっと踏まれてない感もあるけど問題なし

10/20 10:50

それっぽいトレイルに合流しまして。

10/20 10:51

どこからトレイルに入れたのか確認に少し戻ってみたけど、道標らしきものはなかった。
左に見える道が6つぐらい前の写真で下った道。

10/20 10:52

一瞬舗装路を横切ってここから再度トレイル

10/20 10:52

擁壁の横を通りまして、

10/20 10:53

道があるのか若干不安になる所もあるけど、一瞬だけ

10/20 10:56

小石多めのサーフェスをつづらで降りてく

10/20 10:57

炭焼き小屋��

途中に何やらあった。

10/20 10:57

炭焼き小屋��

まだ使うことあるのかなぁ？

10/20 11:02

一寸舗装路を横切りまして

10/20 11:02

久方ぶりに道標を見た

10/20 11:03

東京とは思えんよ・・・

10/20 11:07

舗装路に降りてきまして。

10/20 11:07

振り返って。真ん中の手すり付きのトレイルから出てきた。

10/20 11:13

ここの分岐ポイントで左に行くと小河内峠、右に行くと藤倉バス停

10/20 11:13

急坂の証拠、Oリング。

10/20 11:17

春日神社��

10/20 11:17

春日神社��

10/20 11:18

小林家住宅なるものをめざす

10/20 11:19

10/20 11:20

藤倉校舎(https://fujikura-kosha.com/)

昔使われてた小学校を、改修して現在は宿泊や、撮影、カフェとかで利用してるよう。

「めっちゃ日当たりがよくて気持ちいい場所だな〜」って思ってたら、
HPに「かつては電気が通ってなく、自然光だけで授業が行われてた時期があって、そのために採光しやすい東尾根の先端に建てた」という趣旨の説明があって、なるほどなぁと思った。

10/20 11:21

モノレール。現役？

10/20 11:22

小林家住宅への登りは、土や落ち葉などが掛かっていて分かりにくいけど、舗装されてる。
よって、脚をあまり上げる必要がないのがありがたい・・・。
(とはいえ、なかなか急だが・・・)

10/20 11:28

モノレールもここを登ってくのね

10/20 11:30

分岐にはちゃんとした道標あり

10/20 11:30

「危険な箇所があります」

10/20 11:32

再度、脅される。

10/20 11:33

注意書きの看板があった割には、全然危なくなかったような・・・。
おそらく、山道を歩いたことのないような人が軽い散歩のつもりで来たら危ないって思うのかも。
山道を歩いてる人からしたら、全然危ない感じはしない。
(今日だったらこの先の小河内峠手前のトラバースとかのが断然危ない)

10/20 11:37

建物が見えてまいりました

10/20 11:38

小林家住宅��(https://kobayashike.tokyo/)

茅葺の立派な家。18世紀前半頃に建てられたものらしい。

10/20 11:44

小林家住宅��

10/20 11:45

小林家住宅��

中はめっちゃキレイ。

10/20 11:45

小林家住宅��

囲炉裏もあり

10/20 11:46

小林家住宅��

眺望もあり。

10/20 11:48

小林家住宅��

4月に来るとミツバツツジが咲き誇ってめちゃくちゃ綺麗な模様(HPにもあるけど)。

10/20 11:46

小林家住宅��

トイレは「土足厳禁」って書いてあるぐらいで、床に寝っ転がれそうなぐらいピカピカに綺麗だった。

10/20 11:41

小林家住宅モノレール��

ここまでモノレールで登ってこれるらしいからビックリ。
予約は必要とのことだけど、無料らしい。6人乗り？
(詳細:https://kobayashike.tokyo/infomation/)

10/20 11:42

小林家住宅モノレール��

モノレールに乗って来たって言ってた人から話を聞いたら、なかなかに迫力があって面白かったとのことなのでそのうち乗ってみたい。
向きを変えることができないから、帰りはバックで降りるらしい。

10/20 11:45

小林家住宅モノレール��

思ったよりいっぱい運行してる

10/20 11:43

小林家住宅無人販売��

なかなかに良心的な価格で売ってた。欲しいものを自分で取って、代金を近くの木箱(?)に入れる形。
ただし、近くにペットボトルやら缶を捨てるゴミ箱はなかった気がするので、買った場合は持ち帰る必要がありそう。

10/20 11:42

小林家住宅無人販売��

何かの角・・・？

10/20 11:43

小林家住宅無人販売��

謎のといぷーとるも。

10/20 11:43

小林家住宅無人販売��

10/20 11:49

「田倉家」ってのもあるのか〜。
これはまた次回の楽しみにとっとこう。

10/20 11:51

こっからちゃんとしたトレイルに入って陣馬尾根へ。
登りやすい。

10/20 11:55

陣馬尾根合流点

10/20 12:01

陣馬尾根は明るい尾根歩きが多くて気持ち良かった

10/20 12:05

猿江って道もあるっぽいけど、歩いてる人はあんまりいなさそう？

10/20 12:06

「the もみじ」

10/20 12:08

中ノ平遺跡

石碑だけポツンとあって、特に周りには何もなかったかな。
7〜8千年前にもここら辺で人が生活してたってんだから歴史を感じるよ。

10/20 12:12

「道が狭く　すべりやすい!!」

10/20 12:13

ここら辺からのトラバースが注意

10/20 12:17

写真だとあまり感じないかもだけど、実際に歩くと狭い印象あり

10/20 12:25

本日二度目の小河内峠。
午前中の霧が嘘のように青空が出てきた。

10/20 12:26

再度惣岳山方面に登って、御前山へ

10/20 12:51

惣岳山(2度目)

誰もおらず。静かなもんだ。

10/20 12:56

午前中月夜見の駐車場付近で会ったおっちゃんと再会してちょい会話。
「お兄ちゃん元気だねぇ！」って言われたけど、おっちゃんの方こそ元気よ・・・。
(車に高齢者マークつけてたから少なくとも75歳以上のはず)

トイプードルのわんちゃんも人懐っこくてかわいかった。

10/20 13:05

御前山��

10/20 13:05

御前山��

御前山は登るたびに天気が悪かったり夜だったりで全然眺望を楽しめてなかったけど、ここにきてやっと景色を拝めた・・・。なかなかいいじゃ。。

10/20 13:07

御前山��

どうやら写真中央らへんの山が鷹ノ巣山らしい・・・。

来月参加予定のTokyo100というレースでこの御前山を降りた後、あそこまで登らなきゃいけないって思うと、やばい気がするなぁ。

10/20 13:10

避難小屋方面へ

10/20 13:11

御前山避難小屋��

10/20 13:11

御前山避難小屋��

綺麗な小屋。

10/20 13:13

避難小屋からちょっと下ったとこで眺望もちょこっとだけあり。

10/20 13:14

基本下りやすい道

10/20 13:23

山歩きに慣れてない人からすると、踏み跡が若干見えにくいかも。

10/20 13:29

色々細かい分岐は出てくるけど、「奥多摩駅」って方を目指していけば大丈夫だと思う

10/20 13:33

ワサビ田の広場��

10/20 13:33

ワサビ田の広場��

10/20 13:33

ワサビ田の広場��

奥多摩の山の中は本当にモノレールが結構ある。
(今も使ってるのかはわからないけど)

10/20 13:34

ワサビ田の広場��

10/20 13:34

こっからはひたすらに舗装路(林道)

10/20 13:39

トイレ有
中は見てない。

10/20 13:44

こういうのってどこから流れてきてるのか辿ってみたい気持ちもある。

10/20 13:49

見晴らしがいい広場があったけど、私有地のようで立入禁止だった

10/20 13:52

ちょっとした集落みたいなのがあった

10/20 13:53

栃寄森の家(https://www.tomin-no-mori.jp/guide/)

宿泊施設みたい

10/20 13:53

向かいに見えるのがおそらく九竜山？

10/20 13:55

観光用の駐車場

車で登山する場合はここもあり？

10/20 14:02

ここの分岐を右に行くと林道井戸入線

10/20 14:03

砂利道でございます

10/20 14:05

基本はアップダウンなしの横移動

10/20 14:13

日当たりのよい区間が多い林道

10/20 14:17

九竜山に登るにはここの梯子を登ってくらしい。
破線ルートにもなってるし、なかなかワイルドそうだ。

10/20 14:21

右のチェーンの所から出てきた。

10/20 14:21

こっから舗装路

10/20 14:35

ほんと朝の霧やら雲やら雨が嘘のような青空。

10/20 14:39

奥多摩駅でFin…

撮影機器：

iPhone 15 Apple

感想

T.Saku

来月参加予定のレース、Tokyo100(https://www.tokyo100.info/)の下見を兼ねた山歩き。

事前に確認してた天気予報では「晴れて絶好の登山日和です！」だったのに、朝からどんより雲+霧+雨。
「今回も御前山山頂からの景色はお預けか〜？(一度も眺望が見れたことがない)」なんて思ってたら、お昼頃からさっきまでの天気は何だったのかというぐらいの青空。
バッチリ、素敵な景色をいただきました。
秋の空って変わりやすいって言うし、やっぱり秋が来たってことなんかね〜。


下見の感想としては

・奥多摩湖〜惣岳山の登りがキツイ(特に登り初め。段差がでけぇ)
・滑落しそうな箇所がチラホラ(元気な時はいいけど、ロングレースだと怖い)
・林道長すぎ(この区間、少なくとも10km以上林道じゃない？)
・ラスボスの鷹ノ巣山遠くね？(御前山から見ると果てしねぇ・・・)

そんなところ。
いやぁ楽しみでもあるけど、100kmはやっぱ不安だなぁ・・・。

動画