浅間隠山
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 432m
- 下り
- 432m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
二度上峠駐車場10:06〜浅間隠山11:51/12:30〜駐車場13:45
快晴の関越道を走っていると、遠く上越国境から日光まで連なる山々がくっきり見える。その中には、今回体力面の自信がなく諦めてしまった山もあり、悔しさが湧き上がる。何とか再挑戦したい。
二度上峠へは、ナビは前橋ICを指示したが、高速料金を惜しんで高崎ICで降りたのが失敗。朝の通勤ラッシュに巻き込まれてノロノロ。地方都市の交通事情を甘く見てはいけない。長い登り道を経て、登山口を過ぎてすぐの駐車場の、最後の1台枠に滑り込んだ。
涼しい空気の中を出発。最初はカラマツの谷間を登っていく。10月も下旬なのに、まだ少し黄ばみ始めた程度だ。尾根に出ると広葉樹林になり、緩いトラバースが続く。気持ち良いところだ。木の葉を透かして浅間隠山の山体がまだ高く見える。傾斜が出てくると、笹の下生えの中をジグザグに行く道になる。道の保護のために直登道を使わないように、との看板が登山口にあったが、水平歩きに近い部分もあり、正直イラっとする。だが確かに地面は浅間山から飛んできた火山礫なのかボロボロの粒状で、水にえぐられた溝もあり、仕方ないか。
傾斜が増すと、辺りは一気に黄葉が進み秋の風情に転換する。それはそれで気持ち良いが、足下は木の根の階段も交じる急登となり、かなりきつい。ようやくこれを乗り切ると、1700mのピークは踏まずに左に曲がり、最後のプロムナードだ。岳樺の白い肌が輝き、ススキの穂も揺れて、まさに秋盛りのハイキングだ。左には鼻曲山が大きく、妙義山、蓼科山から麦草峠あたりまでの八ヶ岳が青い。稜線歩きは長くなく、間もなく頂上に出た。この日は面白い気象条件で、東南の関東平野の方から吹き上げてくる風なのだが、冷たく乾燥した冬の季節風のような空気だ。ゴルフ場を抱いた浅間山、北アは蓮華から鹿島槍まで。上信越の方は稜線に雲がかかってしまったが、平標山やエビス大黒の頭などは特定できた。寒いがコーヒーを淹れて榛名山方面の展望を楽しむ。
帰りは同じ道の引き返し。再びの黄葉から時間を逆戻りして緑が優勢となっていく眺めに季節を感じながらゆっくり下った。
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