加西アルプス(善防山・笠松山)磨崖仏をさがせ!
- GPS
- 03:23
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 396m
- 下り
- 397m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●各登山口や分岐には案内表示がありますから、迷う心配はありません。岩場にはロープや鎖などが設置されているなどよく整備されています。岩場は、それ程滑りませんので、ロープなどがなくても大丈夫なぐらいです。若干ザレていて滑りやすいところもありますが、それ程危険ではありません。お手軽なハイキングコースというわけではありませんが、山歩きに慣れている人にとっては、快適で気分良く歩くことができると思います。 |
その他周辺情報 | ●善防公民館と古法華寺にトイレがあります ●古法華寺には自動販売機などはありません ●善防公民館と善防山本丸登山口の間に、パン屋「パンズラボ ヒロ」がありますが、12:00からの営業です。我々は下山後に寄りましたが、ハンバーグパンなど素材にこだわっているようで、とれも美味しかったです。 ●北条鉄道の法華口駅に「今屋のハンバーガー兵庫」があり、帰りに寄ってみましたが、駐車スペースが一杯でしたので、諦めました。人気店のようです。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
1ヶ月前の高御座山に続く播州遠征第2弾です。
高御座山は低山でしたが、コース上のどこも眺めがよく、岩場などがあり楽しめましたが。こちらの加西アルプスも同じように楽しめました。
写真等で見ていた吊り橋からの岩場は思ったほどのスケールではなかったものの、達磨大師の磨崖仏は思った以上のスケールでした。2時間半ぐらいで回れると思っていましたが、見所も多くて3時間半ぐらい掛かりました。
播州地方には、他にも小野アルプスや新龍アルプスなどもあるようですので、そちらも訪れてみたいと思っています。
今週もいろいろな岩と出会っておもしろく歩いてきた。
善防山には登山口がいくつもあるようだが、善防山本丸登山口から
上りはじめる。本丸というとおり、善防山は城跡でもあるのだ。
しばらくすると、北側の尾根に特徴のある岩が見えた。本丸登山口
に向かう途中で烏帽子岩登山口があったが、その烏帽子岩らしい。
岩も長年風雨にさらされてその形を変えていくだろうが、烏帽子も
またいろいろな形のものがあるので、烏帽子と言っておけば烏帽子
に見えてくる。
善防山の山頂は360度の眺望が開けているが、そこにもいくつか
の大きな岩があった。14世紀半ばの築城当時からあったのかどう
かは不明。建物の基礎になっていた風でもなし、庭石にしてはあち
らこちらに散らばっている。
笠松山へはますます岩の尾根が続き、楽しみの吊り橋は小ぶりで揺
れ具合も震度1〜2程度だったが、深い切り通しの上を渡してある
のが痛快だ。この辺りには磨崖仏もあるらしいのだが……
歩いてきた岩尾根をときどき振り返りながら、いつのまにか古法華
寺に来ていた。
奥ノ院を抜けると「磨崖仏 達磨大師 この先50m 左の山を登る」
の看板。再び岩登りゾーンへ。
50mはとっくに来ているだろうにと思う頃、向かいの斜面の見上げ
たところに達磨さん発見。草の群れに囲まれて、ずんぐりむっくの
体型はもともとだが、なんだかコミカル。
そこに磨崖仏があると知ってしばらく見つめていれば見えてくる。
知らなければなかなか見えない。
先ほどの吊り橋付近にも磨崖仏はあるということで、切通しの細道
から何度も目を凝らして見上げたが、こちらはとうとう見えてこな
かった。
掲示の案内をよく読んでみれば、石切場ができてから切通しの地面
が下げられ、磨崖仏は吊り橋の上からしか見られなくなったそうな。
というわけで、吊り橋付近の薬師如来様にはお目にかかれないまま
下りてくれば、季節外れの小さな桜が細い枝の先で揺れていた。
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