巨石と赤雪を巡るはずだったが、結局どっちも到達ならず：アクシデント発生で止む無く撤退

2024年11月01日(金) [日帰り]

• GPS: 07:05
• 距離: 13.6km
• 登り: 716m
• 下り: 682m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:47
• 休憩: 0:19
• 合計: 7:06

7:25 スタート地点
7:27 7:32 行道山BS
9:02 9:09 馬打峠
9:50 9:53 馬打峠
13:56 13:59 藤坂峠
14:27 14:28 松田橋交差点
14:31 松田四丁目バス停

天候

晴れのち曇り、一時雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：地元駅〜（東上線）〜川越〜（川越線）〜大宮〜（東武野田線）〜春日部〜（東武伊勢崎線）〜足利市〜（あしバスアッシー）〜行道山バス停下車
帰り：松田四丁目バス停〜（あしバスアッシー）〜JR足利〜（両毛線）〜高崎〜（湘南新宿ライン）〜熊谷〜（国際十王バス）〜森林公園〜（東上線）〜地元駅

コース状況／危険箇所等

馬内峠から約1Km進んだ場所で、スズメバチ（種類不明）の大群と遭遇、GPSログ上では引き返している地点。
迂回を試み、地形図上の破線ルートを進んだが、途中で道が消失、それでもなんとか正規ルートに復帰したが、気力体力尽きた感あって、やむなく下山と相成りました。

写真

11/1 7:27

さて今回は、久しぶりに天候もよろしそうなので遠出。

11/1 7:27

足利市の行道山バス停からスタート。
前回訪れたのは、足利アルプス縦走以来。

11/1 7:28

前回末席にて挨拶したので

11/1 7:28

今回はちゃんと挨拶する。

11/1 7:29

苔むしていていい雰囲気なのだが、何の神なのかはわからず。

11/1 7:34

では参る。
この時点で、タイトルのようなアクシデントに見舞われるとは知る由もないノダ

11/1 7:36

手を合わせたり、仏具を持ったりとか、お地蔵さんズ。

11/1 7:38

水が垂れてる、、と思ったら

11/1 7:38

こ〜ゆ〜名がついてた。
しかも”滝”

11/1 7:40

これは？
黄色いのと赤いの。

11/1 7:40

調べたら同じ実で

11/1 7:40

ヒマラヤトキワサンザシ（ヒマラヤ常盤山査子）
とか。

11/1 7:41

ツバキではなく、サザンカ。
ボトっと花が落ちるのがツバキで、花びらが散るのがサザンカらしい。

11/1 7:42

行道にゃんがいた。
ふてぶてしい顔をしていて百戦錬磨、という雰囲気だったが、カメラを向けると悠々と去っていった。

11/1 7:44

ザクロ
でござんす

11/1 7:44

進むと

11/1 7:44

ここで「行道山」の文字が。

11/1 7:46

これもサザンカなのかな？
さっきのとは雰囲気が違うが？？

11/1 7:46

遠くに見えたのは

11/1 7:47

トイレあった。
ハイカーにとっては助かるぜ

11/1 7:47

その近くには弁天様

11/1 7:52

こっから浄因寺の境内域になる。
おじゃましまっせ。

11/1 7:55

この辺りは基本的に岩山で、写真のよな岩壁が立ちはだかる。

11/1 7:56

サラシナショウマ

レコユーザーsuge-gasaさんが、”試験管ブラシ”なんて表現してたのは素直に笑えるww

11/1 7:57

進む。
実は昨夜からちょいと体調がすぐれないが、歩けないことは無い、、と”たか”をくくってる。

11/1 7:58

左右の大岩壁に挟まれながら進む

11/1 7:59

沢沿いに進んでる。
小さな滝がいくつも。

11/1 8:01

分岐
左へ行けば浄因寺へ。
まっすぐ進めば関ふれ道。

11/1 8:02

道標は、名草巨石群を指す

11/1 8:02

たぶん木段がいっぱいあるんだろな、と思いながら

11/1 8:02

こっからようやく土の道。

11/1 8:03

最初は草ぼうぼうだったが、そのうちこんな道になって

11/1 8:03

見上げれば空は青

11/1 8:04

ん？なんだろ？
何の小屋？？

11/1 8:09

さらに進むと

11/1 8:11

左手には

11/1 8:12

作業道が縦横に走る

11/1 8:12

その上にも。
なんだか痛々しいな

11/1 8:13

んでこの道標見えれば

11/1 8:13

わ〜出たぁ
関ふれ道名物の木段、、

11/1 8:13

巨石群まではまだ相当の距離がある

11/1 8:17

重いカラダを持ち上げるようにして

11/1 8:21

斜面を登る

11/1 8:25

道は粘土質で、苔に覆われており、油断すると滑る。

11/1 8:25

平坦になり、ホッとする。

11/1 8:26

足元には、こんな花。
コウヤボウキだそうで。

11/1 8:33

踏み跡は、気持ちよさげな道。

11/1 8:34

まだ休憩するよな距離を歩いてないんだが、ちょいとここらで休む

11/1 8:35

杉林のぶっきらぼうな道を歩き始める

11/1 8:36

まっすぐな道

11/1 8:37

お？道標見えた

11/1 8:38

距離が縮まらない、、と思うのは気分がすぐれないからだな

11/1 8:38

ここは分岐で

11/1 8:38

手製の案内が張り付けてあった

11/1 8:38

依然

11/1 8:58

足取りは重く、カラダも重い

11/1 8:58

それでも距離は確実に縮まってる。
7Km切った。

11/1 8:59

回り込むよに尾根筋を進む

11/1 9:01

峠に下りる木段

11/1 9:02

ここは

11/1 9:03

馬打峠通過

11/1 9:04

ちょと進んで

11/1 9:05

見上げると眩しいぜ

11/1 9:05

ここが取り付きで

11/1 9:11

お決まりの木段を

11/1 9:12

登り切り

11/1 9:18

森を進む

11/1 9:20

根元から分かれた巨木を眺めながら進む

11/1 9:22

ノガリヤス　だそうで。

11/1 9:23

進むと

11/1 9:23

道標と

11/1 9:24

関ふれ石柱
石柱を通過してすぐ。
なにやら野太い羽音が聞こえ、先をのぞき込むよにしてみたら

11/1 9:33

おびただしい数のスズメバチが乱舞していた。
黄色い腹とそのカタチ、それと不気味な野太い羽音がはっきり認識できたので、種類は不明だが明らかにスズメバチだった。
この写真を撮った場所から数メートル先。
ちなみにハチや現場写真は撮ってはおらぬ。
ものすごい数が飛び交っていたので、たぶん巣を壊されたとかで怒り狂ってたのかもしれぬが、犯人はクマかイノシシか？？
幸いこちらには気づいてない様子だったが、ただちに立ち去る。
「走ってはいけない」のが鉄則だったが、思わず走ってしまった。
追ってくる様子はないので、とりあえず峠まで引き返すことにした。

11/1 9:52

取り付きまで戻る。
・・・・

いろいろ思案する。
・・・・
地図を確認すると、簡単な迂回路のようなものは無い。

11/1 9:54

峠まで戻った。
ここでもう一度地図を確認する。
現場を避けて、斜面をトラバースするよに迂回することも考えたが、現場は尾根上で、左右は当然斜度があり、谷側への滑落の危険性も増すのでやめた。

11/1 9:54

地図を見ると、いったん県道を西側に下ってから北上すると、ルートにつながる破線があった。
この道が使えるか否か、この時点ではわからぬが、辿ってみる価値はあると判断、結果として大きく迂回することになるが仕方がない。

11/1 10:06

峠を下る

11/1 10:22

務めて”しょうがない、仕方がない”と

11/1 10:26

半ば必死で自分に言い聞かせるが

11/1 10:34

気分は沈む

11/1 10:36

メランポジウムとか。
花を見つけては自分を慰めるノダ

11/1 10:36

お不動さんよ、どうずればいい？？

11/1 10:41

長徳院というお寺を通過

11/1 10:43

松田にゃん
こいつもなかなかの面構えだったぜ

11/1 10:44

旧松田小学校を通過

11/1 10:45

んで、ここが地形図上の破線ルート入口

11/1 10:47

検索すると似たような植物がいっぱい出てきて

11/1 10:47

わかりませぬ

11/1 10:48

一応轍はあって、人は入ってる雰囲気

11/1 10:52

さらに進んでこの辺りもごく普通の林道っぽい

11/1 10:54

マムシグサのグロテスクさが、この後の壮絶さを予感させる

11/1 10:58

一瞬道が消えた感があったが

11/1 10:59

轍はかすかに続く

11/1 11:03

轍を頼りに進む

11/1 11:08

なんかアブノーマルな、、、

11/1 11:08

杉の木肌に食い込みながら自分の体を伸ばしてる

11/1 11:19

まだかろうじて道のような体を保ってるが

11/1 11:19

ここに来て

11/1 11:20

ヌタ場を通過すると

11/1 11:28

もはや道なのか、

11/1 12:22

かつて道だったのかの判別がつかぬ。
オマケに、写真に撮り忘れたがかる巨大なイバラが立ちはだかり、進行を妨げる始末。

11/1 12:27

ストックでイバラをぶっ倒したり、ほふく前進まがいで進んだりしながら、ようやく前方にスカイラインが見えた。

11/1 12:27

杉林の向こうには、谷の頂点が。

11/1 12:34

斜度にして、30度は越えてるだろか？
さすがに直登する意欲も体力もないが、なんとかジグザグに登り切って

11/1 12:43

北側の尾根に乗った。

11/1 9:54

これが迂回の軌跡。
一度方向を間違え、その修正に時間を食ってしまった。

ハチの巣の位置も乗っけておきましたんで、ご参考程度に。

11/1 12:46

ルートに戻ったが、この時点で撤退を考え始める。

11/1 12:58

巨石群まで4Km弱。
赤雪山は時間的に無理だろう。
帰りのバスの時間を考慮すると、巨石群も難しい、、、、

11/1 12:59

、、と、いろいろ頭を巡らせながら進むと、またもや木段の試練。

11/1 13:03

登り切ると祠あり

11/1 13:04

神様、どうすればよろしいのかねぇ、、

11/1 13:04

ベンチがあった。
有無を言わせず座り込み、考え始める。

11/1 13:14

ちょとだけ展望

11/1 13:14

幸い、山行開始直後の体調不良は気にならなくなったが、悔しさがこみ上げる

11/1 13:25

このまま進めば当然巨石群に近づく。
したがって進むと行かざるを得なくなる。

11/1 13:29

考えながら木段を登る。
不思議と辛さは消えている。
アタマを他のことに使ってれば、辛さを忘れるようだ。

11/1 13:46

小ピーク

11/1 13:46

藤坂山、と山名表示。

11/1 13:48

消えかかった木段を下り

11/1 13:52

ほどなく

11/1 13:55

藤坂峠への降り口。
ここで決断。

11/1 13:56

今日のところは撤退しよう。
巨石と赤雪山は楽しみに取っておこう。

11/1 13:57

県道が見えて

11/1 13:58

藤坂峠到着。

11/1 13:59

こっからさらに下り

11/1 14:00

ここが巨石群への再取り付き。
またいつか来るぜよ、いつになるかはわからぬが。

11/1 14:00

くだって

11/1 14:20

里に出た

11/1 14:20

かかしが笑ってるように見えて仕方がない

11/1 14:22

これは？

11/1 14:22

カンギクだそうで。

11/1 14:23

お地蔵さんに励まされ

11/1 14:25

カランコエ

11/1 14:29

八坂神社で、お参り。
ケガがなかったのは幸い、ありがとござる、、、

11/1 14:31

松田四丁目バス停に着いた。
ここでログを切る。

11/1 14:57

約20数分後、バス来たよ。
近いうちにリベンジを誓う。

撮影機器：

SP-100EE OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

journey

前日からなんとなく体調がすぐれず、更年期か？いやいやそんな年じゃねぇだろ、、と突っ込みを入れながら山行に臨みました。

そういう言うときに限ってアクシデントに見舞われるようで。

写真コメントにも書きましたが、スズメバチの大群に出くわしました。
おびただしいほどのスズメバチが狂喜乱舞、飛び交ってました。
誠にお恥ずかしいんですが、ビビリーのためハチの実体とか乱舞の様子は一切写真に収めておりませぬ。
もうしわけござらぬ、、、

たぶんほかの動物によって巣を壊されたため、怒り狂って飛び交っておったんでしょう。
ハチにとっても迷惑な話でございます。
ハチは何も悪くはありませぬ。

とはいえ襲われれば、へたをすると命の危険があるため、あの場所は通過できませぬ。
したがって、進もうとすれば迂回路をチョイスする以外になく、結果として大きく迂回して関ふれ道に合流する策を採りました。

が、その道がまた後半から消失し、とんでもない悪路、いやもはや道じゃないので、これは思いっきりの激バリルートと化しておって、精も根も尽き果てました。
それが故、一回だけ方向を間違えたのはヤバかったです、、

学びもあり。
地形図上の破線は信用するな、、ってこと。

ともあれ、五体満足で帰還できましたが、いつかリベンジすることを神様に約束して帰宅の途につきました。

おわり