黒髪山(天童岩)

2024年11月13日(水) [日帰り]

• GPS: 04:49
• 距離: 7.6km
• 登り: 762m
• 下り: 755m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:41
• 休憩: 1:07
• 合計: 4:48

距離 7.6km 登り 762m 下り 755m

8:14 竜門峡駐車場
8:21 8:23 竜門洞窟
9:11 9:18 見返峠（RQ51）
9:46 黒髪山
9:49 9:57 黒髪山(天童岩)
10:10 10:17 黒髪山(天童岩)
11:25 11:58 西光密寺
12:17 12:27 見返峠（RQ51）
12:46 二俣（RQ60）
12:57 竜門洞窟
13:02 竜門峡駐車場

黒髪山は多くの登山口と周回ルートが有り、その時の体調や気分に合わせて色々と変化を付けることが出来る。但し意外に険しい場所が多いので、メンバーを考慮してルート選択は慎重に。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道202号線（有田-伊万里線）から竜門ダム案内に従い入れば間違いありません。（入口は各所に有ります）ダム外周道路は一方通行なので、右回りに進むと、間違いなく駐車場にたどり着きます。
乳待坊（ちまちぼう）登山口は裏側に当たるので、黒髪山登山口案内だけを見て、つられて進むと間違います。竜門登山口への移動には20分ほど要します。

コース状況／危険箇所等

正規のルートを外れなければ、道はいたって安全。但し天童岩直下だけは鉄のハシゴ有り（慣れない人はかなり恐怖）ハシゴがダメな人は、スタートしてしばらく行くと出会う「二股」から右折し、「後の平」ルートから入ればハシゴなしで天童岩（黒髪山）へ行けます。

その他周辺情報

黒髪山温泉（乳待坊側）は休業中。近くでは伊万里市の白磁乃湯。（大人800円）
遠くでは嬉野温泉か武雄温泉が良いです。

写真

11/13 8:32

黒髪山は寺社の私有地で近世以降、人の手がほとんど入っていない故、山中には巨木が多い。
100年は越すと思われるヤマザクラの樹を常連の方たちが発見。

11/13 8:40

先だっての豪雨で、川底が洗い流され、真っ白な溶結凝灰岩が現れていた。これが有田陶磁器のもととなる。

11/13 8:40

幽玄の森を進む。竜門ダムからの黒髪山正規ルート。

11/13 9:49

見返り峠から藪道を経由して天童岩直結。（通る際は自己責任で）

11/13 9:50

遠くに佐世保市の隠居岳が見える

11/13 9:50

標高は低いが（H=516m）この天童岩からの眺望はいつもさいこう。

11/13 9:50

雄岩、雌岩が鎮座、黒髪山を代表する風景。
地質は流紋岩系凝灰岩

11/13 10:27

黒髪山は天童岩の他に、前黒髪、英山（はなぶさやま）、英岩、黒髪山東峰、西峰、牧山、牧�供∪塚羯海覆匹い�つものピークやポイントが多い。

11/13 10:44

前黒髪ルートからの太鼓岩

11/13 11:03

太鼓岩からの展望

11/13 11:03

露岩に彫り込まれた太鼓岩不動尊

11/13 11:04

戦後の悲しい歴史を秘めて下界を見下ろす。

11/13 11:21

尾根筋に集められた宝篋印塔。在りし日の「つわものどもの夢の後」。

11/13 11:57

真言密教の敷地の腰掛岩。
中国福建省辺りの黒御影と呼ばれる閃緑岩？

11/13 12:18

黒髪銀座の見返り峠

11/13 13:16

うららかな一日でした。
黒髪山はいつきても間違いなし。

11/13 13:17

岩あり

11/13 13:17

紅葉有り

11/13 13:17

平日でも10台以上の車が止まる。

撮影機器：

SOG02 Sony

感想

MISB

竜門ダムからの正規ルートで黒髪山へ登るのは久々でした。
いつもは牧山から青螺山を経由して天童岩へ至る自称「北アルプストレーニングルート」を往くことが多いのだが、竜門の沢沿いコースも、いつも変わらぬ幽玄の世界が広がり、山懐に抱かれる感が素晴らしい。
巨木の森や珍しい草花、又地質的にもレアな山なので（流紋岩と安山岩が露出）上を見ても下を見ても、その時々に見どころが多い山です。

コメント

ベルクハイル

MISBさん　こんにちわ〜　ベルクハイルです。

久しぶりの山歩きの投稿ですね。お元気そうで何よりです。

私も両親の関係で佐賀の実家に時々帰省していますが、やはり佐賀の山といえば黒髪山が良いですね〜
MISBさんのこのレコを見ていたら、以前　黒髪山系を歩いた際の眺めなど、懐かしく思い出しました。

MISB

bergheilさんおはようございます。
いつもコメントありがとうございます。

このところUPするような山行が無いので、なかなか皆さんとも会話する機会が減っています。

先日も平戸島の（橋が架かってからは島という印象を持ちませんけどね（笑））、とある岩山へ行ったのですが、山域全体が国指定天然記念物で「文化財保護法、自然公園法」で保護されている区域故、公開がはばかられます。（固有種が多く、紹介したい植物も多々あるのですが、ぐっと我慢してます。でもほとんどの方は想像がつく山ですけどね（笑））

黒髪山は鉄板コースです。ここも固有種が多く、希少種の部分は公開を避けていますが、実際はネットで拡散し過ぎていて「なんだかな〜・・」と思っています。

私は２０年近く地元の自然保護グループに所属していたのですが、自然保護の現状には危機感を感じるものの、片やその困難さも感じます。種の絶滅を防ぐにはあまりにも人類の好奇心と開発行為とが上回る気がしてなりません。でもこれまで地球上生物の大絶滅期が数回有りながらも、今でも大量の生物が存在していることを考えると、人類が他の生物を保護してあげるなんておこがましいのかもしれませんね。（これまた笑です）

MISB

自己レスです。
山頂に立つ人物（赤シャツ）は同行の先輩です。