雲母峰(曲、本峰、西峰)から水晶山へ【稜線の紅葉は見頃を迎えていた。】
- GPS
- 08:23
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 943m
- 下り
- 898m
コースタイム
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 8:23
天候 | 曇り 【気温】入山地点:17℃ 雲母曲:15℃ 水晶山:20℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【仮称:調子谷右岸尾根】 1:宮妻峡バンガロー入口を見送り堰堤の有る谷を過ぎるとやがて 落石注意看板の有る側壁が現れる。切れ間から強引に山腹に取り付く。 2:植林の急斜面をおよそ東向きに登ると作業用だろうか枯れ枝を 踏んだような踏み跡?が認められるので意識して高度を稼ぐと僅かに 傾斜が緩み北向きに尾根形状が認められるP504の基部に出る。 3:一段と厳しい登りでP504を越えると明瞭な尾根に変わるが、 相変わらずの急登よりも厄介なのは馬酔木との格闘だった。 我慢の登りも崩壊地、風ハゲの縁を登るようになると200mほど 稼いだ登りも尽きて捲き道の分岐となり、平行移動のような道が 独標尾根に沿うように続いていた。 【独標尾根の捲き道】国土地理院の地図に残る破線の道 1:起伏の無い捲き道が樹林の途切れた浅い谷地形を横切る地点に出る。 ここで幹に捲かれた紐を目印に斜面を攀じて尾根に出ると、しっかりと 踏まれた道、独標尾根の登山道に合流する。 |
写真
感想
2011年に鎌ヶ岳から歩いた事さえも忘れていた雲母峰。
そんな雲母峰にちょっと変わったコースで歩く計画があるとSさんからの
誘い。予報は芳しくないが見頃を迎えた紅葉も期待して宮妻峡へ向かう。
変わったコースとは調子谷の右岸P504からP735の独標尾根へ合流する
尾根を辿るコースだ。
お約束のような植林帯の急登を経て調子谷右岸尾根(仮称)に乗って
からも急登は緩むことはなく、P504を過ぎてから独標尾根の捲き道に
出るまでの200mの登りは馬酔木の繁みを避けながらのアルバイトも
加わってきたが、見頃を迎えた紅葉がストレスを紛らわしてくれた。
その後は黄葉や紅葉を楽しみながら平行移動の捲き道から独標尾根の道に
合流し雲母曲の山頂を目指すが、時々霧が濃くなるような生憎の天気で
せっかく見頃を迎えた紅葉も今一つ冴えなかった。
岳不動へ下る鞍部の紅葉、雲母峰本峰への登りで迎えてくれた黄葉など
見所は次々に現れるが陽射しが乏しいのがいかにも残念だ。
雲母西峰を越え霧に隠れた御在所岳、ハライドをチラ見しながらP791の
の登りにかかる頃から時々青空が覗くようになってきた。
そのタイミングで稲森谷の分岐を過ぎ、ザラ場、岩稜を越え馬の背尾根の
東面にさしかかると錦と表現したいような美しい景色を見せてくれた。
そして馬の背尾根分岐を過ぎ好展望が広がる白ハゲから振り返ると
素晴らしい紅葉の景色がひろがっていた。
やっと望んでいた景色に恵まれたが、予定より遅れ気味なのでカズラ谷
分岐を下り、砂利ヶ谷の左岸尾根へ入り水晶山へ向かう。
マイナールートながら最近は歩かれた記録も多く目にする尾根は
やや急ながら明瞭な細尾根だった。
下り一辺倒だった尾根に小さなコブが現れる頃(co650m辺り)から
紅葉が姿を消し、植林帯に変わって痩せ尾根を登ると小さなピークに
「水晶山」の山頂プレートが下がっていた。
曇りのせいか夕方のようにうす暗くなった尾根が緩んでくると薮が濃い
不明瞭な平坦地に出た。直進すれば林道へ下れそうだが、急斜面を避けて
少し長くなるが薮の中を東へ向かい、尾根通しで下るとカズラ谷登山口に
建てられた「冠ヶ嶽神明宮」石碑の裏に到着し下山終了だ。
【雲母曲辺りでは雨をも覚悟したが幸い天気も次第に好転し、やっと
錦に飾られた山並みを眺める事が出来た周回山行だった。】
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