東ヶ谷山からブナの森へ紅葉は如何に
- GPS
- 05:08
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 685m
- 下り
- 684m
コースタイム
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 5:08
・取付いた尾根はバリルート。低木自然林の尾根は黄葉が程よく気持ちが良い。
・県境稜線のJCTピークから北上すると東に派生するブナの尾根がある。新緑と紅葉期には素晴らしい雰囲気を醸し出す。
・今回初めて訪れた四季の森は、せせらぎが流れる沢の両岸にコナラの森が広がる癒しの空間でちょい散歩におススメです。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・山門湿原南端の尾根から古い杣道を使い山中牧場(跡)の林道に着地。 ・取付いた尾根には県境まで登山道はない。疎林の尾根。 ・県境稜線から山門湿原間は一般登山道がある。 ※山中牧場からの尾根では、Ca.400mコバ地で新規の鉄塔工事中。伐採樹木が周囲にうず高く積まれ迂回方法がない。作業員に声がけして強行突破。 |
写真
感想
明け方の空は雲に覆われている。やがて陽が登るにつれ雲は消えた。青空が広がるのを確認したら支度をして家を出る。いつものパターンだ。同行者がある時は構えて早起きできる。要は優柔不断なのです。
森の学舎で入山届と協力金を納めて沢コースへ入る。湿原のモフモフ草紅葉がおもしろい。ウメモドキが葉を落として冬の様相をしている。
湿原の南端から藪混じりの杣道を南へ下りる。ピンポイントで取付き尾根が現れる。
尾根をしばらく上がると人の声が聞こえる。何かの設置工事をしているようだ。周囲は伐採した灌木の枝がうず高く積まれている。抜け道はないのかと作業員の方に聞くと自分で探してくださいとつれない返事。私は招かれない登山者のようだ。
強引に不安定な枝積みを乗り越える。鉄塔の工事をしているとのこと、工事の標示板を見ると越前と若狭を結ぶ新規の送電線工事のようだ。通過した後に左手の甲を見ると出血していた。傷は大したことはないが、ちょっと怒りが込み上げてきた。
気を取り直して尾根を登って行く。カエデやリョウブが紅葉して気持ちがいい。県境稜線のJPでは木々に多数の白いマーキングがしてある。ここにも鉄塔が建つのだろう、虚しい気持ちになる。
コナラの尾根を登り上げると東ヶ谷山に登頂する。南東側が開けて琵琶湖から江美国境の上谷山まで望むことができる。三国岳辺りは白く雪化粧しているようだ。眺望を楽しんだら更に県境稜線を北上して行く。
お目当てのブナの尾根に辿り着く。予想はしていたが黄葉は今一、枯れ落ちているものや斑になって枝にしがみ付いている斑の葉。でも小春日和の陽が射しこん風情がある。風を避けて南側でゆっくりランチタイムとした。
食後は守護岩から初めて四季の森に入る。緩やかな流れの沢の両岸一帯にコナラの二次林が広がっている。源頭部まで詰めたら引き返す。実に雰囲気の良いところ、新緑の季節にも訪れてみたいものだ。後は谷を登り返しアカガシの森を抜けて駐車地に戻った。
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