強風の清水頭【久しぶりの大峠から紅葉の終わった奥の畑へ下る。】
- GPS
- 07:22
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,054m
- 下り
- 1,054m
コースタイム
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 7:22
天候 | 曇り 後小雨 稜線は強風 【気温】大峠分岐:5℃ 清水頭:4℃ 蓮如上人旧御跡:7℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
への案内板&鈴鹿10座の案内板に従い甲津畑林道に出て右折→ 永源寺グリーンランド入口を見送り藤切川に架かる鳴野橋手前の 路肩スペースに駐車。 (湖東三山スマートインターを利用) |
写真
感想
予定が変わりソロになってしまった。天気の方もはっきりしないので
計画を変更して大峠から清水頭へ上がり、奥の畑へ下ろう。
そして午後の千種街道で紅葉を期待しよう。
支度を終え出発しようとした途端の雨だ。20分ほど遅らせてすっかり
明るくなった林道を出発する。
華やかな紅葉を見せてくれる甲津畑林道の山々だが今一つなのは
陽射しせいだけはなさそうだ。
いづれにしても紅葉見物は後のお楽しみとして今回は2016年以来となる
大峠に向かおう。
僅かに黄葉、紅葉が見られるフジキリ谷本流を左岸に渡り、右股となる
ツルベ谷に入り、右岸、左岸を繰り返しなゆるく右カーブを描く
谷を辿ると「200mポスト4/5」が目に留まる。記憶では谷を離れる
ポイントはそろそろだと思い眺めると南側の大峠から直接下ってくる
小さな支谷に向かいリボンが揺れていた。以前のルートより急斜面に
絡む距離は長いが慎重に足場を決めて反対側から尾根を乗越してくる
踏み跡に合流し大峠に到着する。
県境稜線の鞍部に位置する大峠からは厳しい急登が続くので行動食を
兼ねた小休止をはさんで出発する。
ポツリポツリと紅葉が見られる本日最初の急登エリアもしばらくして
シャクナゲの密生ゾーンに入ってくるとやっと緩んで展望岩場に出る。
レスキューポイントに指定された岩場に立つと これから向かう雨乞岳へ
続く稜線、奥の畑谷が正面に、振り返ると祝ヶ岳〜綿向山の稜線が
はっきり確認できるが身体が受ける風圧は相当なものだ。
岩陰に降りて帽子や上着を対策して先へ進むとシャクナゲの密生ゾーンは
終わり広尾根は台地のように広がり、ブナの林に出ると要注意ポイントの
西の頭となる。
台地のような平坦地は方向を誤りやすい場所だ。南下する尾根から別れ
東向きに踏み跡や目印を探して進むと「200mポスト5/5」が目に留まり
ゆったりした台地が次第に明瞭な尾根に変わると後は一本道だ。
真西尾根をチラ見しながら樹林帯を抜けると絶景が広がる清水頭となり
身体が煽られるような強風にさらされた。
堪らず馬酔木の繁みに逃げ込み防風から防寒に着替えて一息入れる。
当初は山頂で食事と考えていたが早々に退散した方が賢明だ。
一通り展望をカメラに収めたら個人史上最短の滞在時間で奥の畑谷へ
下降すると強風は遮られるが食事は蓮如上人旧御跡で摂ることにして
紅葉シーズンが終わってしまった奥の畑を抜け避難小屋のベンチで
ゆっくりと遅めの昼食を摂り、コーヒをすする。
そして紅葉を楽しみに小屋を出て千種街道、奥の畑分岐を過ぎると
艶やかな紅葉ロードが古屋敷跡辺りまで続いていた。
時期を逸したかなと思った千種街道の紅葉は何とか鑑賞できたお礼を
「桜地蔵尊」に告げて岩ヶ谷林道を下り始めると、ぽつりぽつりと雨が
降り始め、「善住坊の隠れ岩」からは傘をさして駐車地へ戻る事に
なってしまったが、イブネでは雪が舞ったとのことだった。
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