京羅木山(↗金刀比羅神社、↘大谷コース)【安来市、島根県】
- GPS
- 02:15
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 423m
- 下り
- 424m
コースタイム
- 山行
- 2:13
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 2:16
おちらと村第2駐車場 1355 ― おちらと村 1359 ― 両コース分岐点 1400 ― 山道入口 1402 ― 広場 1412 ― 金刀比羅神社鳥居 1415 ― 金刀比羅神社 1417 ― 林道へ 1422 ― 馬乗馬場 1424 ― 山伏塚入口 1435 ― 荒田方面分岐 1441 ― 木段下 1443 ― 京羅木山山頂 1447/1455 ― 広瀬越 1509/1515 ― 廃林道へ 1520/1528 ― 「足谷」標示 1537 ― パワーの木分岐 1543/1549 ― 乗光寺対岸の三つ角 1555 ― 両コース分岐点 1603 ― おちらと村 1604/1607 ― 駐車場 1611
●行動時間 2:16
天候 | 曇り、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(米子家=おちらと村駐車場) 駐車場―金刀比羅神社―京羅木山―広瀬越―大谷コース―駐車場 (おちらと村駐車場=米子家) ●登山口へのアクセス ○「おちらと村」駐車場 ・旧東出雲町の施設。国道9号の揖屋付近より県道324号に入って約3.3kmで到着する。国道から県道への入口には標示はない ・おちらと村には駐車場はあるが、多数は駐車できない。今回のように第二駐車場?が開かれていることもあるようだ (2024.11現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○おちらと村〜金刀比羅神社〜京羅木山 ・おちらと村脇の道を奥へと進み、川を渡ると大谷コースと金刀比羅神社経由の道が分岐する。金刀比羅神社へはその分岐を直進する。しばらく行くと左手の山道に入るが金刀比羅神社を過ぎたところで再びクルマ幅の林道に出る。林道は山頂直下まで続いており、最後は221段(=おそらく)の木段で山頂に至る ○京羅木山〜広瀬越〜大谷コース〜おちらと村 ・尾根の細道を広瀬越へ。「広瀬越」標示のあるタワで右折し大谷コースへ。緩やかに沢沿いを進むうちに廃林道に降り立つ。そこからは廃林道を行く (いずれの記述も2024.11現在) |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ・「おちらと村」には売店があるが、本日帰りにはすでに閉店後であったためどんなものがあるかは不詳。国道からも近いため、食べる処にも事欠かないと思われる ●日帰り温泉 ・どこが近いのかは不詳だが、安来には広瀬温泉、東に向かえば法勝寺温泉、さらには皆生温泉など湯には事欠かない (いずれの記述も2024.11現在) |
写真
感想
午後からのショートハイキングを決めた。松江市と安来市の境界にある京羅木山へ向かう。
天候がもう少しよければ大山山麓の紅葉を見に行きたいところだが、そちらはガスに隠れていることは家からでも分かる。それだけ近い山であるのだが、行ける日に限って天気が悪い気がしてしまう。
京羅木山の麓にある「おちらと村」ではちょうど催しが行われており、駐車場はいっぱいだ。もともとが手狭なもののようだが、すでに付近の車道までもがクルマでいっぱいだ。手前にある第2駐車場に駐めて出発した。
おちらと村の脇を過ぎ、意東川を渡ると、行きと帰りのコースが分岐している。帰りは車道歩きが長くなるが、夕方に登ることを考えての保険のようなものだ。
直進の金刀比羅神社への道は、クルマ幅のある作業道から山道に変わり、急登を続ける。やがて灯籠跡のある広場に顔を出し、さらに進むと金刀比羅神社の鳥居前に着いた。神社は山中ながら大きなもののようで、石段は楼門を通して見える視界を超えている。
長い石段を登り、立派な社殿にお詣り。その脇をすり抜けて先へ。
しばらく山道を登ると再びクルマ幅のある林道に出た。落ち葉は当然にあるのだが、この道には石や落枝が目立たない。今でもクルマが通っているのかもしれない。山中には希なやや長めの直線が現れる。馬乗馬場とのこと。いつの時代かは分からないが、ここまで馬で登ってくるのもたいへんであろう。
歩きやすい道をぐんぐん登り、最後は木段へ。まぁまぁ長い。途中には「胸突坂」とある。登りきると221段(あくまでも私数え)あった。
山頂には観音さまが立っており、観音さまを挟むように東西の眺望がある。東には本来大山が聳えているのだろうが、今日はあいにく雲の中だ。奥日野の山々も雲隠れしているようだ。手前の高盛山〜独松山や月山は見えるが少々残念。西を見ると、島根半島の山並みが端から端まで見渡せるようだ。宍道湖や松江市街の先に出雲北山から朝日山にかけての山々が居並び、松江市街の右手には大平山も見える。ぐっと右に目を移せば馬着山も見える。島根半島は、長い長い山並みだ。
山頂からは星上山方面へと進む。広瀬越という峠で向きを変え大谷コースを下山。ところがスマートフォンが不調になりGPS記録も停滞している。やむなくスマホの再起動などをして様子を見る。どうにか安定的に稼働するようになり、再出発。おかげで休むほどにはないタイミングで2度も足止めとなった。
広瀬越から廃林道までは倒竹が目立つ。潜って跨いでを繰り返す。廃林道に入ってもそれは変わらず、堰堤工事の現場まで続いた。工事車両用に道が整備された区間に入って暫くで「パワーの木」への案内標示が現れる。どんなものかと行ってみると、大岩を割いて成長するケヤキがあった。確かにものすごいパワーだ。
そのまま車道を下り、小集落を抜け、最後の角を曲がって先ほどの分岐点へと進む。途中で対岸にある銀杏の巨木が眼に入る。乗光寺の銀杏のようだ。特に有名ではなさそうだが、この巨大さ美しさはもっと知られていてもいいような気がする。
おちらと村に戻ると、すでにイベントは終わっているようで、先ほどの賑わいが嘘のように静まりかえっている。
イベントの事務局だったのか、消防団と思しき面々が片隅で打ち上げをやっている。それを毀椶肪鷦崗譴悗般瓩辰拭
ちょうど山影に陽が隠れようとしており、里山の集落には早い日暮れがやってくる。
短時間ながら、よい山行きであった。
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