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Yamareco

記録ID: 7528728
全員に公開
ハイキング
中国

京羅木山(↗金刀比羅神社、↘大谷コース)【安来市、島根県】

2024年11月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:15
距離
6.9km
登り
423m
下り
424m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:13
休憩
0:03
合計
2:16
13:55
4
スタート地点
13:59
19
14:18
35
14:53
14:55
14
15:09
32
16:05
6
16:11
ゴール地点
●コースタイム
おちらと村第2駐車場 1355 ― おちらと村 1359 ― 両コース分岐点 1400 ― 山道入口 1402 ― 広場 1412 ― 金刀比羅神社鳥居 1415 ― 金刀比羅神社 1417 ― 林道へ 1422 ― 馬乗馬場 1424 ― 山伏塚入口 1435 ― 荒田方面分岐 1441 ― 木段下 1443 ― 京羅木山山頂 1447/1455 ― 広瀬越 1509/1515 ― 廃林道へ 1520/1528 ― 「足谷」標示 1537 ― パワーの木分岐 1543/1549 ― 乗光寺対岸の三つ角 1555 ― 両コース分岐点 1603 ― おちらと村 1604/1607 ― 駐車場 1611

●行動時間 2:16
天候 曇り、晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●今回の移動
(米子家=おちらと村駐車場)
駐車場―金刀比羅神社―京羅木山―広瀬越―大谷コース―駐車場
(おちらと村駐車場=米子家)

●登山口へのアクセス
○「おちらと村」駐車場
・旧東出雲町の施設。国道9号の揖屋付近より県道324号に入って約3.3kmで到着する。国道から県道への入口には標示はない
・おちらと村には駐車場はあるが、多数は駐車できない。今回のように第二駐車場?が開かれていることもあるようだ
(2024.11現在)
コース状況/
危険箇所等
○おちらと村〜金刀比羅神社〜京羅木山
・おちらと村脇の道を奥へと進み、川を渡ると大谷コースと金刀比羅神社経由の道が分岐する。金刀比羅神社へはその分岐を直進する。しばらく行くと左手の山道に入るが金刀比羅神社を過ぎたところで再びクルマ幅の林道に出る。林道は山頂直下まで続いており、最後は221段(=おそらく)の木段で山頂に至る

○京羅木山〜広瀬越〜大谷コース〜おちらと村
・尾根の細道を広瀬越へ。「広瀬越」標示のあるタワで右折し大谷コースへ。緩やかに沢沿いを進むうちに廃林道に降り立つ。そこからは廃林道を行く
(いずれの記述も2024.11現在)
その他周辺情報 ●買う、食べる
・「おちらと村」には売店があるが、本日帰りにはすでに閉店後であったためどんなものがあるかは不詳。国道からも近いため、食べる処にも事欠かないと思われる

●日帰り温泉
・どこが近いのかは不詳だが、安来には広瀬温泉、東に向かえば法勝寺温泉、さらには皆生温泉など湯には事欠かない
(いずれの記述も2024.11現在)
ちょうどイベント開催中。
駐車場もいっぱいで第2に駐めました
【おちらと村にて】
2024年11月24日 13:59撮影 by  ,
11/24 13:59
ちょうどイベント開催中。
駐車場もいっぱいで第2に駐めました
【おちらと村にて】
意東川を渡るとすぐに分岐。帰りは右から来るはずです
【おちらと村〜金刀比羅神社】
2024年11月24日 14:00撮影 by  ,
11/24 14:00
意東川を渡るとすぐに分岐。帰りは右から来るはずです
【おちらと村〜金刀比羅神社】
直進してしばらくで左の山道へ
【おちらと村〜金刀比羅神社】
2024年11月24日 14:02撮影 by  ,
11/24 14:02
直進してしばらくで左の山道へ
【おちらと村〜金刀比羅神社】
落ち葉は積もっていますが、木段などが整備された道です
【おちらと村〜金刀比羅神社】
2024年11月24日 14:03撮影 by  ,
11/24 14:03
落ち葉は積もっていますが、木段などが整備された道です
【おちらと村〜金刀比羅神社】
こういう文字標示もあります
【おちらと村〜金刀比羅神社】
2024年11月24日 14:09撮影 by  ,
11/24 14:09
こういう文字標示もあります
【おちらと村〜金刀比羅神社】
富士ヶ瀬公園。
灯籠跡と思しきものがあります
【おちらと村〜金刀比羅神社】
2024年11月24日 14:12撮影 by  ,
11/24 14:12
富士ヶ瀬公園。
灯籠跡と思しきものがあります
【おちらと村〜金刀比羅神社】
さらに先へ。車道を外れて右へ
【おちらと村〜金刀比羅神社】
2024年11月24日 14:14撮影 by  ,
11/24 14:14
さらに先へ。車道を外れて右へ
【おちらと村〜金刀比羅神社】
鳥居に到着。
石段が長い
【金刀比羅神社にて】
2024年11月24日 14:15撮影 by  ,
11/24 14:15
鳥居に到着。
石段が長い
【金刀比羅神社にて】
登りきると神社。
山中には似つかわしくない立派なもの
【金刀比羅神社にて】
2024年11月24日 14:17撮影 by  ,
11/24 14:17
登りきると神社。
山中には似つかわしくない立派なもの
【金刀比羅神社にて】
本堂の右にある庫裡の右脇に山道が続きます
【金刀比羅神社にて】
2024年11月24日 14:18撮影 by  ,
11/24 14:18
本堂の右にある庫裡の右脇に山道が続きます
【金刀比羅神社にて】
またクルマ幅の林道に出ました。
先ほどとは別の道です
【金刀比羅神社〜京羅木山】
2024年11月24日 14:22撮影 by  ,
11/24 14:22
またクルマ幅の林道に出ました。
先ほどとは別の道です
【金刀比羅神社〜京羅木山】
長い直線道
【金刀比羅神社〜京羅木山】
2024年11月24日 14:24撮影 by  ,
11/24 14:24
長い直線道
【金刀比羅神社〜京羅木山】
馬場だったとのこと。
今もここまで登ってきたんでしょう
【金刀比羅神社〜京羅木山】
2024年11月24日 14:24撮影 by  ,
11/24 14:24
馬場だったとのこと。
今もここまで登ってきたんでしょう
【金刀比羅神社〜京羅木山】
コースを外れたら山伏塚があるのですが、少々遠そうです
【金刀比羅神社〜京羅木山】
2024年11月24日 14:36撮影 by  ,
11/24 14:36
コースを外れたら山伏塚があるのですが、少々遠そうです
【金刀比羅神社〜京羅木山】
山伏塚の謂れ書き
【金刀比羅神社〜京羅木山】
2024年11月24日 14:35撮影 by  ,
11/24 14:35
山伏塚の謂れ書き
【金刀比羅神社〜京羅木山】
ちょっとした広場。坂道の踊り場のようなものです
【金刀比羅神社〜京羅木山】
2024年11月24日 14:41撮影 by  ,
11/24 14:41
ちょっとした広場。坂道の踊り場のようなものです
【金刀比羅神社〜京羅木山】
ちなみにこの踊り場は荒田方面への道の分岐点でもあります
【金刀比羅神社〜京羅木山】
2024年11月24日 14:41撮影 by  ,
11/24 14:41
ちなみにこの踊り場は荒田方面への道の分岐点でもあります
【金刀比羅神社〜京羅木山】
木段が見えてきました。
林道はここが終点のようです
【金刀比羅神社〜京羅木山】
2024年11月24日 14:43撮影 by  ,
11/24 14:43
木段が見えてきました。
林道はここが終点のようです
【金刀比羅神社〜京羅木山】
長い木段。
「胸突坂」と、途中で言われましても…
【金刀比羅神社〜京羅木山】
2024年11月24日 14:45撮影 by  ,
11/24 14:45
長い木段。
「胸突坂」と、途中で言われましても…
【金刀比羅神社〜京羅木山】
山頂に到着しました
観音さまがお出迎えです
【京羅木山山頂にて】
2024年11月24日 14:47撮影 by  ,
11/24 14:47
山頂に到着しました
観音さまがお出迎えです
【京羅木山山頂にて】
北西面。
中央奥左寄りには朝日山。
右端には大平山
【京羅木山山頂にて】
2024年11月24日 14:47撮影 by  ,
11/24 14:47
北西面。
中央奥左寄りには朝日山。
右端には大平山
【京羅木山山頂にて】
北北西面。
大平山から枕木山にかけて
【京羅木山山頂にて】
2024年11月24日 14:47撮影 by  ,
11/24 14:47
北北西面。
大平山から枕木山にかけて
【京羅木山山頂にて】
北北東面。
馬着山
【京羅木山山頂にて】
2024年11月24日 14:47撮影 by  ,
11/24 14:47
北北東面。
馬着山
【京羅木山山頂にて】
概ね東面。
遠く大山は雲隠れ。
手前右端は高盛山〜独松山
【京羅木山山頂にて】
2024年11月24日 14:48撮影 by  ,
11/24 14:48
概ね東面。
遠く大山は雲隠れ。
手前右端は高盛山〜独松山
【京羅木山山頂にて】
東南面。
高盛山〜独松山とその右手前には月山
【京羅木山山頂にて】
2024年11月24日 14:54撮影 by  ,
11/24 14:54
東南面。
高盛山〜独松山とその右手前には月山
【京羅木山山頂にて】
山自体が史跡となっているとのこと
【京羅木山山頂にて】
2024年11月24日 14:55撮影 by  ,
11/24 14:55
山自体が史跡となっているとのこと
【京羅木山山頂にて】
山頂付近から竹林が続きます
【京羅木山〜広瀬越】
2024年11月24日 14:58撮影 by  ,
11/24 14:58
山頂付近から竹林が続きます
【京羅木山〜広瀬越】
この区間にも同様の標示が続々現れます
【京羅木山〜広瀬越】
2024年11月24日 15:00撮影 by  ,
11/24 15:00
この区間にも同様の標示が続々現れます
【京羅木山〜広瀬越】
峠に到着。
向かい側が星上山方面ですが、荒れているように見えます
【広瀬越にて】
2024年11月24日 15:15撮影 by  ,
11/24 15:15
峠に到着。
向かい側が星上山方面ですが、荒れているように見えます
【広瀬越にて】
峠には茶屋があったとのこと
【広瀬越にて】
2024年11月24日 15:15撮影 by  ,
11/24 15:15
峠には茶屋があったとのこと
【広瀬越にて】
振り返って撮影。
大谷コースを行きますが、倒竹倒木が酷い

【広瀬越〜おちらと村】
2024年11月24日 15:18撮影 by  ,
11/24 15:18
振り返って撮影。
大谷コースを行きますが、倒竹倒木が酷い

【広瀬越〜おちらと村】
振り返って撮影。
ここで廃林道に出ましたが、
来た道はこういう沢道でした
【広瀬越〜おちらと村】
2024年11月24日 15:20撮影 by  ,
11/24 15:20
振り返って撮影。
ここで廃林道に出ましたが、
来た道はこういう沢道でした
【広瀬越〜おちらと村】
この先の廃林道。
”廃”としたのは、大量の倒竹倒木が放置されていたので、です
【広瀬越〜おちらと村】
2024年11月24日 15:20撮影 by  ,
11/24 15:20
この先の廃林道。
”廃”としたのは、大量の倒竹倒木が放置されていたので、です
【広瀬越〜おちらと村】
旧道こちらと案内されています。
分岐ですが、もう一方はどこへ行くのやら
【広瀬越〜おちらと村】
2024年11月24日 15:37撮影 by  ,
11/24 15:37
旧道こちらと案内されています。
分岐ですが、もう一方はどこへ行くのやら
【広瀬越〜おちらと村】
堰堤新設工事の現場。
ここからは工事用に一定整備された道になります
【広瀬越〜おちらと村】
2024年11月24日 15:40撮影 by  ,
11/24 15:40
堰堤新設工事の現場。
ここからは工事用に一定整備された道になります
【広瀬越〜おちらと村】
その途中にも山行き標示。
ここで折り返すように曲がります
【広瀬越〜おちらと村】
2024年11月24日 15:41撮影 by  ,
11/24 15:41
その途中にも山行き標示。
ここで折り返すように曲がります
【広瀬越〜おちらと村】
パワーの木といわれると気になります
【広瀬越〜おちらと村】
2024年11月24日 15:43撮影 by  ,
11/24 15:43
パワーの木といわれると気になります
【広瀬越〜おちらと村】
これでしょうか。
大岩を割いてケヤキが伸びています
【広瀬越〜おちらと村】
2024年11月24日 15:44撮影 by  ,
11/24 15:44
これでしょうか。
大岩を割いてケヤキが伸びています
【広瀬越〜おちらと村】
それを拡大。
なかなか迫力があります
【広瀬越〜おちらと村】
2024年11月24日 15:44撮影 by  ,
11/24 15:44
それを拡大。
なかなか迫力があります
【広瀬越〜おちらと村】
音は聞こえますが、よく見えません
【広瀬越〜おちらと村】
2024年11月24日 15:51撮影 by  ,
11/24 15:51
音は聞こえますが、よく見えません
【広瀬越〜おちらと村】
山を脱しました。
振り返って撮影
【広瀬越〜おちらと村】
2024年11月24日 15:56撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
11/24 15:56
山を脱しました。
振り返って撮影
【広瀬越〜おちらと村】
乗光寺の大銀杏。
これは壮観です
【広瀬越〜おちらと村】
2024年11月24日 15:57撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
11/24 15:57
乗光寺の大銀杏。
これは壮観です
【広瀬越〜おちらと村】
ツバキの名所もあるようです。
また来たいものです
【広瀬越〜おちらと村】
2024年11月24日 15:59撮影 by  ,
11/24 15:59
ツバキの名所もあるようです。
また来たいものです
【広瀬越〜おちらと村】
行きの分岐点に帰ってきました
【広瀬越〜おちらと村】
2024年11月24日 16:03撮影 by  ,
11/24 16:03
行きの分岐点に帰ってきました
【広瀬越〜おちらと村】
イベントは終了したようです。
今度は静か
【おちらと村にて】
2024年11月24日 16:05撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
11/24 16:05
イベントは終了したようです。
今度は静か
【おちらと村にて】
最後に振り返ります。
山並みに陽が隠れようとしています
【おちらと村〜第2駐車場】
2024年11月24日 16:11撮影 by  ,
11/24 16:11
最後に振り返ります。
山並みに陽が隠れようとしています
【おちらと村〜第2駐車場】
撮影機器:

感想

 午後からのショートハイキングを決めた。松江市と安来市の境界にある京羅木山へ向かう。
 天候がもう少しよければ大山山麓の紅葉を見に行きたいところだが、そちらはガスに隠れていることは家からでも分かる。それだけ近い山であるのだが、行ける日に限って天気が悪い気がしてしまう。
 京羅木山の麓にある「おちらと村」ではちょうど催しが行われており、駐車場はいっぱいだ。もともとが手狭なもののようだが、すでに付近の車道までもがクルマでいっぱいだ。手前にある第2駐車場に駐めて出発した。
 おちらと村の脇を過ぎ、意東川を渡ると、行きと帰りのコースが分岐している。帰りは車道歩きが長くなるが、夕方に登ることを考えての保険のようなものだ。
 直進の金刀比羅神社への道は、クルマ幅のある作業道から山道に変わり、急登を続ける。やがて灯籠跡のある広場に顔を出し、さらに進むと金刀比羅神社の鳥居前に着いた。神社は山中ながら大きなもののようで、石段は楼門を通して見える視界を超えている。
 長い石段を登り、立派な社殿にお詣り。その脇をすり抜けて先へ。
 しばらく山道を登ると再びクルマ幅のある林道に出た。落ち葉は当然にあるのだが、この道には石や落枝が目立たない。今でもクルマが通っているのかもしれない。山中には希なやや長めの直線が現れる。馬乗馬場とのこと。いつの時代かは分からないが、ここまで馬で登ってくるのもたいへんであろう。
 歩きやすい道をぐんぐん登り、最後は木段へ。まぁまぁ長い。途中には「胸突坂」とある。登りきると221段(あくまでも私数え)あった。
 山頂には観音さまが立っており、観音さまを挟むように東西の眺望がある。東には本来大山が聳えているのだろうが、今日はあいにく雲の中だ。奥日野の山々も雲隠れしているようだ。手前の高盛山〜独松山や月山は見えるが少々残念。西を見ると、島根半島の山並みが端から端まで見渡せるようだ。宍道湖や松江市街の先に出雲北山から朝日山にかけての山々が居並び、松江市街の右手には大平山も見える。ぐっと右に目を移せば馬着山も見える。島根半島は、長い長い山並みだ。
 山頂からは星上山方面へと進む。広瀬越という峠で向きを変え大谷コースを下山。ところがスマートフォンが不調になりGPS記録も停滞している。やむなくスマホの再起動などをして様子を見る。どうにか安定的に稼働するようになり、再出発。おかげで休むほどにはないタイミングで2度も足止めとなった。
 広瀬越から廃林道までは倒竹が目立つ。潜って跨いでを繰り返す。廃林道に入ってもそれは変わらず、堰堤工事の現場まで続いた。工事車両用に道が整備された区間に入って暫くで「パワーの木」への案内標示が現れる。どんなものかと行ってみると、大岩を割いて成長するケヤキがあった。確かにものすごいパワーだ。
 そのまま車道を下り、小集落を抜け、最後の角を曲がって先ほどの分岐点へと進む。途中で対岸にある銀杏の巨木が眼に入る。乗光寺の銀杏のようだ。特に有名ではなさそうだが、この巨大さ美しさはもっと知られていてもいいような気がする。
 おちらと村に戻ると、すでにイベントは終わっているようで、先ほどの賑わいが嘘のように静まりかえっている。
 イベントの事務局だったのか、消防団と思しき面々が片隅で打ち上げをやっている。それを毀椶肪鷦崗譴悗般瓩辰拭
 ちょうど山影に陽が隠れようとしており、里山の集落には早い日暮れがやってくる。
 短時間ながら、よい山行きであった。

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