本栖城址～烏帽子岳(山城山行)

2024年11月29日(金) [日帰り]

• GPS: 04:42
• 距離: 6.1km
• 登り: 358m
• 下り: 377m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:11
• 休憩: 1:09
• 合計: 4:20

10:00 石塁入口
10:43 10:43 城山登山口
11:17 11:28 城山登山口
11:54 12:25 城山
13:30 13:51 烏帽子岳
14:20 14:26 パノラマ台登山口
14:35 14:35 北の山バス停
14:42 本栖湖観光案内所バス停

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

河口湖駅から使える1日周遊フリーパス(ブルーライン)を事前にアプリ登録して人数分購入。
かなりお得で、河口湖駅での外国人でごった返したなかでチケット購入不要で、スムーズに乗車可能。

コース状況／危険箇所等

本栖城址から烏帽子岳に向かう途中、
堀切周辺は特に岩場(ロープ所々あり)、ヤセ尾根あり。
シーズン的に落ち葉で滑りやすい。

写真

11/29 10:01

バスで、石塁入口下車🚌
こんなネーミングのバス停あると知ってたら、とっくに散策してたのに。
今まで何年もドライブで通ってた富士五湖の湖畔道路なだけに、ちょっと悔しい（笑）

11/29 10:02

樹海、ココから潜入。

11/29 10:04

おっ、

11/29 10:04

ここら周辺には、今もあちこち石塁が。
樹海の中に、今もひっそりと中世の名残りがある。
なんといっても、ココの石塁は溶岩が積まれていること。珍しい。

11/29 10:07

これは⁉️

11/29 10:07

奥に進むほどに石塁は石垣の如く高く積まれ、
異様な光景を目の当たりにする。
当時はもっと高く積まれていたのかもしれない。

11/29 10:10

さらに続くとみられる石塁。

11/29 10:11

実は長さ2kmにも及ぶ長大なスケールとのこと。

11/29 10:24

一度戻り、国道挟んで旧上九一色中学校前。

11/29 10:25

戦国期、このあたりは甲駿間をつなぐ中道往還が通っていた。この中道を取り込み、石塁はつくられていたよう。

11/29 10:25

本栖城址方面へ。

11/29 10:25

11/29 10:26

分かれ道は、左へ。

11/29 10:32

おっ、
石塁がぐるっと囲んでいる。
ここはかつて曲輪か⁉️

11/29 10:34

奥にも囲むように積まれた石塁。

11/29 10:38

東海自然歩道にぶつかる。

11/29 10:38

11/29 10:38

この向かいの山が本栖城址なのか、登城口。
あとでここから攻城だ。
先に、信玄築石へ。

11/29 10:46

信玄築石のポイントには、この国道を通って城址の北側に回らなくては行けない。
交通量がそれなりにあり、路肩を歩くしかないらしい。
こんな脇に入ってみたり、

11/29 10:48

おっ、ようやくか⁉️
この中道往還を取り囲むように、石塁や信玄築石はある。

11/29 10:48

11/29 10:49

左側山側は本栖城址の山の裾。
まさに城回りを中道は通っている。

11/29 10:56

11/29 10:57

築石、つまり石垣の上に立つ我々。

11/29 10:57

おおー、

11/29 10:58

ここはコの字型に囲まれている。

11/29 11:00

11/29 11:28

戻って、本栖城址登城口から。
急登始まり。

11/29 11:29

11/29 11:38

歩きやすい尾根道しか撮ってないけど、
実はそれなりに急登ポイントあり。

11/29 11:46

出てきました、堀切からの竪堀‼️
本郭に向けて4カ所もあるらしい。

11/29 11:46

11/29 11:48

写真だと伝わりにくい😅

11/29 11:48

ココも、

11/29 11:49

堀切を上から覗いたところ。

11/29 11:52

本郭手前は石垣が組まれ、虎口❓になってる⁉️

11/29 11:53

本栖城址、主郭。

11/29 11:54

精進湖と本栖湖の間、烏帽子岳から東の青木ヶ原樹海に突き出た尾根に築かれた城。
甲斐と駿河を繋ぐルートの1つ、中道往還が麓を通る、戦国期の国境警備の拠点だったよう。

本栖城、攻城👊🏼
記念にパチリ。

11/29 12:02

のろし台跡。

11/29 12:02

11/29 12:18

ココでお昼🍙。
風が冷たく、かなり冷える～。
いつもはコーヒーだけど、
今日は、あったかい紅茶であったまる☕️

11/29 12:26

ここからは烏帽子岳向けて。
いきなり急下降。

11/29 12:29

そしてこちらも堀切連発。

11/29 12:30

岩場ありロープ出現。

11/29 12:34

さすが、堀切だね。

11/29 12:38

せっかく登って、また下る。

11/29 12:39

大きな堀切。

11/29 12:43

ようやく穏やかな尾根道。

11/29 13:18

本栖湖がキラキラと綺麗。

11/29 13:20

何気に急登。

11/29 13:31

烏帽子岳。

烏帽子岳でもパチリ。

11/29 13:31

おおおー‼️
素晴らしいパノラマ🗻
雲がなければなぁ。

11/29 13:35

ペチ🖐🏼

11/29 13:36

富士山の麓には、同じようにチビ火山が点々。
大室山が見える。
風が冷たいなぁ〜。

11/29 13:50

寒いなぁ、と思ってると急にパラパラと。
雪❄️だ⁉️
あられのようにパラパラ。
富士山周りは一気に不思議な現象に。

11/29 13:53

雪降ってる写真て、撮るの難しい😓

11/29 13:57

隙間から本栖湖。

11/29 14:21

おお、綺麗。
紅葉🍁も見納めかな。

11/29 14:24

下りてきた。国道へ。

11/29 14:26

国道に上がる。

11/29 14:27

11/29 14:39

本栖湖観光案内所。
やっていないみたい。
ココからバス🚌乗って、河口湖駅まで。

11/29 14:59

バスから見る、精進湖と富士山🗻

撮影機器：

iPhone 15 Apple

感想

unimomolove

本栖湖周辺に広大に広がる樹海のなかに、
今も遺る戦国の石塁。それも、樹海ならではの溶岩で組まれているところが非常に興味深い。
なぜ造られたかは「国境防備説」「獣よけ説」「溶岩止め説」など諸説あり、未だ謎に包まれているらしい。
いずれにせよ、長大な石塁、武田家にまつわる砦のような城跡とその堅固な護りは、一見の価値あり‼️
烏帽子岳までの道のりは地味に歩きごたえあり、油断していたメンバーに、冬突入前に渇を入れてくれる山行となった。
山頂での突然の雪のサプライズも幻想的で、
企画して下さったリーダーに感謝🖐🏼