【城巡り】近江国 戦国街道をゆく

2024年11月29日(金) ~ 2024年12月01日(日)

• GPS: 22:30
• 距離: 106km
• 登り: 2,536m
• 下り: 2,521m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:18
• 休憩: 0:46
• 合計: 9:04

距離 41.5km 登り 1,082m 下り 1,085m

8:50 スタート地点
9:14 9:17 日牟禮八幡宮
9:36 9:44 八幡山
9:51 高取
9:57 9:58 北之庄山
10:06 打越峠
10:13 10:14 岩崎山
11:36 11:39 安土城（大手門跡）
11:52 12:02 安土山
12:06 �宛�寺跡
12:18 安土城（大手門跡）
12:31 12:52 安土文芸の郷公園
13:58 桑実寺
14:17 観音寺城址
14:22 14:25 観音正寺
14:36 14:37 繖山
14:50 地獄越
14:58 雨宮龍神社
15:14 伊庭山
15:22 15:23 猪子山
17:58 宿泊地

2日目

• 山行: 7:30
• 休憩: 0:55
• 合計: 8:25

距離 28.0km 登り 319m 下り 309m

7:57 宿泊地
8:35 9:21 彦根城跡
10:34 10:35 彦根駅
10:59 11:02 佐和山
11:10 11:11 かもう坂峠
11:18 弁天山
12:03 12:06 磯山
16:21 宿泊地

3日目

• 山行: 7:33
• 休憩: 0:16
• 合計: 7:49

距離 36.8km 登り 1,136m 下り 1,128m

8:32 宿泊地
10:07 10:08 虎御前山 中野登山口
10:13 10:14 八相山
10:25 10:26 中野（三角点）
10:36 虎御前山
10:44 虎御前山 河毛登山口
11:27 11:28 小谷山 望笙峠
11:48 小谷城跡
12:03 小谷山 清水谷分岐
12:08 12:10 小谷山 岩尾
12:15 12:17 小谷山
12:26 12:28 大獄・脇坂コース分岐
12:45 12:46 小谷山 山崎丸コース登山口
15:06 15:09 賤ヶ岳リフト山麓駅
15:21 15:24 賤ヶ岳リフト古戦場駅
15:31 賤ヶ岳
15:35 15:36 賤ヶ岳リフト古戦場駅
15:45 15:46 賤ヶ岳リフト山麓駅
16:22 ゴール地点

天候

11/29:晴れ
11/30:晴れ、曇り
12/1:晴れ、曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

出発:近江八幡駅

到着:高月駅

コース状況／危険箇所等

※観光時間を長くとっているため、移動はジョグしています。参考にする際はご注意を。

近江八幡〜彦根
・八幡山城、観音寺城周囲はしっかりとしてトレイル。東近江トレイルという看板がいくつかありました。キツすぎず、易しすぎず。　
・観音寺城下山から彦根が意外と長く、15kmのロード。途中にうなぎ屋さんがあるが、見所は少ないので電車で良いかも。
・彦根駅回りのお店は混雑しているので、事前予約がベター。

彦根〜長浜
・彦根城は1時間以上かけてゆっくり見よう。
・トレイルは佐和山城周囲、磯山周囲。磯山は浅井氏の拠点があったとのことで登ったが、一部藪山になっていた。
・ロードは10kmほど。湖畔なので気持ちいい。

長浜〜賤ヶ岳
・小谷城、賤ヶ岳としっかりとしたトレイル。小谷城は一番ハイカーが多かった。賤ヶ岳からの琵琶湖はGood。
・ロードは15kmほど。鉄砲博物館など見所はある。

その他周辺情報

【立ち寄った主な城、城跡】
八幡山城(羽柴秀次)
安土城(織田信長)
観音寺城(六角氏)
彦根城(井伊氏)
佐和山城(石田三成)
長浜城(羽柴秀吉)
小谷城(浅井氏)

【11/29 近江八幡〜彦根】
昼食:文芸の郷レストラン
夕食:ちゃんぽん亭 彦根駅前本店
宿:ひこねステーションホテル
観光(有料):
安土城(入山料700円)
安土城天主 信長の館、滋賀県立安土城考古博物館(共通券で910円)
桑実寺山門(観音寺城訪問のために入山料500円)

【11/30 彦根〜長浜】
昼食:道の駅 近江母の郷
夕食:ビワマス料理 山本屋魚濱
宿:長浜BGホテル
観光(有料):
彦根城(博物館込みの券で1500円)
長浜城歴史博物館(410円)

【12/1 長浜〜賤ヶ岳】
昼食:かつ源 湖北庵店
お風呂:北近江リゾート 天然温泉 北近江の湯(日帰り800円)
観光(有料):
国友鉄砲ミュージアム(300円)
小谷城戦国歴史資料館(300円)

【その他オススメ】
千里うなぎ 滋賀 彦根店
ぶち 彦根店(お肉)
鳥新(お肉)
海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館
黒壁スクエア
つるやパン 木之本本店

写真

11/29 8:08

初めての琵琶湖線

11/29 8:50

近江八幡駅

11/29 9:09

メンタンムのビルや像があった
ゆかりの地みたい

11/29 9:10

名誉市民ウィリアム・メレル・ヴォーリズは、1880年 (明治13年)10月28日、米国カンザス州レブンワース市 に生まれた。両親の感化により信仰心の厚かった彼は、 1905年(明治38年)2月、24歳のとき、国際YMCA から日本の近江八幡に遣わされた。
以来、1964年(昭和39年)83歳で亡くなるまでこの地 を去ることなく、キリスト教精神に支えられた、愛に満ち た理想社会実現のため、彼を慕う多くの人々と力を合わせ て、医療や教育事業を進め、建築に卓越した手腕を発揮し、 キリスト教を伝達し、福祉や文化を高めるなど、多彩な社 会貢献活動を展開した。
そして、これらの活動を経済的に支えるために、建築設計 会社をはじめメランレータム(メンターム)で有名な製薬会社を興した。

11/29 9:11

八幡宮

11/29 9:14

七五三の旗がたくさん

11/29 9:15

トレッキングコース入口

11/29 9:18

紅葉がチラホラ

11/29 9:33

この時期なのか？

11/29 9:34

潜ります

11/29 9:37

琵琶湖

11/29 9:37

滋賀は田んぼが多い

11/29 9:39

比良山系

11/29 9:40

八幡山

11/29 9:41

西の湖が良く見える

11/29 9:44

石垣

11/29 9:45

しっかりと残っている

11/29 9:52

八王子山

11/29 9:55

北ノ庄城というのがあったらしい
城主は良くわかっていないとのこと。

11/29 9:57

堀の地形が残っている

11/29 9:57

北ノ庄山

11/29 9:58

縄張り

11/29 10:03

チラッと琵琶湖

11/29 10:13

岩崎山

11/29 10:23

昔は湖がもっと広かったらしい。
ちょうど左の山が半島になっていたよう。

11/29 10:30

春に来ると良いのかな

11/29 10:38

下山したら百々神社

11/29 10:41

川沿いをジョグ

11/29 11:32

こちらからは入山出来ないみたい。

11/29 11:33

こちらは綺麗な石垣

11/29 11:34

発掘調査の資料が所々に

11/29 11:38

弥助
まさかモザンと繋がった！？

11/29 11:39

11/29 11:42

パンフ

11/29 11:42

大手道の入口

11/29 11:45

階段に石仏が多用されていた

11/29 11:46

踏まないように

11/29 11:50

森蘭丸と織田信澄の屋敷跡

11/29 11:52

仏足石

11/29 11:52

二の丸

11/29 11:54

11/29 11:56

発掘調査中でした
考古学面白そう

11/29 11:56

天守閣跡

11/29 11:57

基礎が残っている

11/29 11:58

天守閣からはどんな景色だったのだろう

11/29 11:59

たった6年で焼けてしまったのは勿体ない

11/29 12:06

お寺さんの跡

11/29 12:08

11/29 12:33

安土城の近くに資料館があります

11/29 12:41

遺跡がたくさん

11/29 12:46

彦根城の石垣
この頃には石加工の技術が発達

11/29 12:46

安土城
割る程度の加工技術

11/29 12:46

観音寺城
良い感じに乗せていく

11/29 12:54

信長の館

11/29 13:22

11/29 13:30

お昼は信長蕎麦という名の田舎そば(美味しい)

11/29 13:49

いざ観音寺城へ

11/29 13:53

紅葉と無限石段

11/29 13:58

お寺さんの敷地につき入山料がかかります

11/29 14:16

チラホラ石垣

11/29 14:16

觀音寺城跡

観音寺城は、近江の守部位方六角氏の字城であって わせの代表的な大山滅である。築城は永い年月を否て応、 二年(1468)に完成しさらに弘海鮮問鉄砲に備へて大々 的に石見が決落されている。永极十一年九月武田は当城 に入流したが述は元のま残し、佐々木氏に守らせたが 天正十年主演とともに滅亡した。昭和44・45年近江風土記 の丘の調達として本丸付近を整備し発基調し当時の達 や滝橋が発見された。な産金山いたるところに首を偲ぶ 建材が数多く残っている。

11/29 14:17

観音寺城跡

11/29 14:22

観音

11/29 14:23

観音正寺

11/29 14:23

飛鳥時代からの歴史

11/29 14:24

11/29 14:36

きぬがさ山

11/29 14:39

紅葉

11/29 14:41

観音寺城からの下山が良さげなトレイルでした

11/29 14:50

分岐も丁寧

11/29 14:50

11/29 14:58

11/29 15:22

11/29 15:32

11/29 16:00

テント張れそう…

11/29 16:16

うなぎ屋さんは食事タイミングでなくスルー

11/29 19:22

近江たんめん

11/30 8:04

護国神社

11/30 8:07

井伊直弼の歌

11/30 8:08

並木道

11/30 8:19

案内図

11/30 8:23

8:30オープンなので全力待機

11/30 10:25

彦根城入場
観光地価格だけど仕方なし

11/30 8:34

二番手くらいで入れた

11/30 8:41

彦根城天守閣とひこにゃん

11/30 8:45

アミアミ(笑)

11/30 8:50

湖北を眺める

11/30 8:51

佐和山城が向かいにあります

11/30 8:53

彦根城も現存するお城の１つです

11/30 9:04

石垣見ちゃう

11/30 9:19

江戸時代になると結構高い石垣が増える

11/30 9:23

紅葉とお堀

11/30 9:25

井伊直弼生誕の地
けやき御殿という建物群があったらしい

11/30 9:32

再現されているけやき御殿

11/30 9:33

立派な庭園

11/30 9:33

こんな庭欲しい…

11/30 9:59

良く見る赤備えの甲冑

11/30 10:07

能の舞台

11/30 10:58

佐和山

11/30 10:59

佐和山城跡

11/30 11:00

11/30 11:01

武士の夢とか熱い

11/30 11:02

本丸跡

11/30 11:03

彦根城が見える
泰平の世に山城は不便だもんね

11/30 11:09

櫓跡

11/30 11:18

縦走して弁天山

11/30 11:23

龍潭寺へ下山

11/30 11:24

弁財天

11/30 11:49

磯山城へ寄ることにしたが籔い
冬でこれかよ…

11/30 12:06

磯山

11/30 12:06

昔はだいぶ湖が広かったみたい
昔といっても戦前とか

11/30 12:11

磯崎神社

11/30 12:15

もう海やん！

11/30 12:19

水鳥がたくさんいました

11/30 12:30

さざなみ街道ジョグ

11/30 12:58

道の駅到着

11/30 13:07

近江蕎麦を皿蕎麦で
(皿蕎麦自体は兵庫名物)

11/30 13:38

ツーリングの人がたくさんいました

11/30 13:46

謎のドーム

11/30 14:05

謎の仏像

11/30 14:20

伊吹山少し白い？

11/30 14:21

豊公園

11/30 14:24

長浜城

11/30 14:26

秀吉さん
3人の中では一番好き

11/30 14:30

パンフ

11/30 15:00

再現のお城だけど眺めは良い
秀吉、安土城まで行くの大変やな笑

11/30 15:02

琵琶湖を見る

11/30 15:08

紅葉

11/30 15:24

豊國神社
長浜にもあります

11/30 15:25

加藤清正の像がありました

11/30 15:25

秀吉も

11/30 15:30

黒壁スクエア

11/30 15:30

観光客がたくさんいました

11/30 15:58

長濱八幡宮

11/30 16:01

11/30 17:58

終始この人いた

11/30 18:03

日本酒

11/30 18:13

お通しもマス

11/30 18:19

お造りとバターソテーが美味

11/30 18:57

生ハム
サケよりあっさりしている

12/1 8:53

国友鍛冶屋街へ

12/1 8:54

鉄砲記念館開店待ち

12/1 8:54

歴史ある街

12/1 8:56

12/1 8:56

しばりょーの街道をゆくの抜粋が！

12/1 9:00

最盛期は鍛冶屋だらけ

12/1 9:12

大筒
大阪の陣で準備されたらしい

12/1 9:19

12/1 9:19

江戸時代になると装飾が凝ったものが多い

12/1 9:29

国友鉄砲鍛冶

画友初に次郎助という鍛治がいた。年の頃はわ からないが、若者のような気がする。
かれは黒子についてさまざまに想像し、試みに 「刃の欠けた小刀でもって大根をくりぬき、巻き落つきのねじ形をとりだし、もう一度大根にねじ入 これによって雄ねじと雌ねじの理をさ こり、花急者に説明すると、一同、大いに次郎助 をほめた。その名が「国友鉄炮記」にとどめられ ていることからみても、かれの名と功は感され つつち示したものかとおもえる。

司馬遼太郎著「街道をゆく」より

12/1 9:30

日本初の望遠鏡が出来た土地らしい
昔からの技術の成果かな？

12/1 9:33

合戦場跡
川は姉川ですが、姉川古戦場は少し上流

12/1 9:52

戦国街道

12/1 10:09

紅葉ロード

12/1 10:10

まだこんなに紅葉が見えるとは

12/1 10:18

小谷城が近づくと…小谷城攻めの拠点が出てくる
丹羽長秀の陣地

12/1 10:21

12/1 10:23

古墳群に小谷城攻めの砦を作ったとのこと

12/1 10:26

滝川一益陣地

12/1 10:29

地形は残っている

12/1 10:32

信長の陣地

12/1 10:35

秀吉の陣地は虎御前山頂上

12/1 10:35

虎御前山

12/1 10:38

古墳案内も豊富

12/1 10:38

柴田勝家の陣地

12/1 10:39

小谷山が良く見える

12/1 10:57

小谷城麓に記念館

12/1 10:58

パンフ

12/1 11:18

紅葉がすごい笑

12/1 11:19

登山口

12/1 11:25

間柄峠

12/1 11:27

展望スポット

12/1 11:34

金吾丸

12/1 11:36

番所跡

12/1 11:39

お茶屋跡

12/1 11:41

馬屋跡

12/1 11:42

姉川古戦場

12/1 11:44

小谷城跡

12/1 11:45

広々

12/1 11:46

本丸跡

12/1 11:47

450年前はどんな感じだったのだろう

12/1 11:48

相変わらず紅葉がすごい

12/1 11:50

中丸

12/1 11:52

京極丸
京極氏を庇っていたらしい

12/1 11:56

山王丸

12/1 12:01

六坊丸
二代目 久政が隠居後にいたらしい
隠居といっても30代で引退。うらやましい！

12/1 12:14

大嶽城跡

12/1 12:15

12/1 12:15

小谷山

12/1 12:16

初代の浅井亮政は当初こちらにお城を立てたらしい

12/1 12:27

琵琶湖方面

12/1 12:30

福寿丸
朝倉さんが小谷城攻めの時に作ったみたい

12/1 12:36

またごんせ

12/1 12:37

山崎丸
こちらも朝倉さんが築城

12/1 12:38

迷路のような縄張

12/1 13:39

かつげんでエネルギーチャージ

12/1 15:06

ラスト賤ヶ岳！

12/1 15:24

11/24でロープウェイは終了

12/1 15:29

琵琶湖をバックに

12/1 15:29

賤ヶ岳

12/1 15:30

関ヶ原方面を眺めつつ、7本槍

12/1 15:31

哀愁ある跡

12/1 15:31

余呉湖

12/1 15:32

戦国街道(完)

12/1 16:23

お風呂入って帰ります

12/1 17:30

高月駅ゴール

撮影機器：

SC-51C samsung

装備

個人装備

・エイドセット ・お風呂セット ・着替え2泊分 ・防寒着(上のみ) ・モバイルバッテリー1個 ・財布、携帯など貴重品類 ・シューズ(アディゼロSL)

感想

まこっちゃん

【計画】
毎年この時期に長めに歩く山行をいれているが、今年は脚が痛かったりして、体力不足。ということで観光メインの城巡りを計画してみた。城巡りは元々好きだったが、肝心の滋賀県には今まで縁がなく、押さえておくべき城を行けていなかったので、この機会に繋げて行ってみることにした。オススメのご飯屋さんは元滋賀県民から入手。
元々は一泊二日で考えていたが、振休を使わないといけなかったのと、博物館やお城の観覧に30分〜1時間、オープンクローズ時間を考えると早出早着も無理なことから満喫するために3日間とした。

【感想】
滋賀県は伊吹山くらいしか行ったことが無かったが、街なみにも歴史が溢れており、歴史好き向けの観光地としてポテンシャルの高さを感じた。

湖畔の山々から見る琵琶湖は美しく、京都を睨むエリア、交通の要所として、古くは天智天皇の時代から重要な場所として考えられていたのも納得。古墳が多いのもこのような背景だろう。湖東エリアでは戦乱の世の山城から泰平の世の平城への役割の転換を感じることが出来た。湖北エリアでは姉川、賤ヶ岳、関ヶ原など古戦場が交わり、戦国武将達の息吹きを感じた。

ご飯屋さんは予約などをしなかったのでこなせなかったジャンルもあるので今度は湖西エリアを中心に再訪したい。