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Yamareco

記録ID: 7560538
全員に公開
ハイキング
赤城・榛名・荒船

物語山(初冬の西上州の山)

2024年12月04日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:01
距離
8.7km
登り
888m
下り
894m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:18
休憩
1:44
合計
6:02
距離 8.7km 登り 888m 下り 894m
10:49
12:00
16
12:16
12:20
3
12:23
12:33
2
12:35
12:36
9
12:45
13:03
98
天候
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 サンスポーツランドの駐車場を利用しました。
 サンスポーツランドは冬は閉鎖しているようです。奥の第2駐車場にはトイレもあるようです。ゲートが閉まっていたので、ゲートの手前の駐車場を使わせていただきました。
コース状況/
危険箇所等
 全般的に落葉で滑りやすくなっています。
 林道に陥没した部分のある橋があり、よそ見をしていると転落しそうです。
 ガレ沢は平に割れた石が積み重なった歩きづらい急登が続きます。下りでは、浮き石に乗らないように注意が必要です。
サンスポーツランド駐車場
 車を駐めた後、数台車が来ましたが、登山者ではありませんでした。
2024年12月04日 08:39撮影 by  SO-53C, Sony
2
12/4 8:39
サンスポーツランド駐車場
 車を駐めた後、数台車が来ましたが、登山者ではありませんでした。
物語山登山道案内図
2024年12月04日 08:41撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 8:41
物語山登山道案内図
 橋を渡って右折します。
2024年12月04日 08:42撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 8:42
 橋を渡って右折します。
阿唱念の滝と物語山の分岐
2024年12月04日 08:43撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 8:43
阿唱念の滝と物語山の分岐
崩壊した林道
2024年12月04日 08:58撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 8:58
崩壊した林道
一部陥没している橋
 よそ見をしていると転落しそうです。
2024年12月04日 09:11撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 9:11
一部陥没している橋
 よそ見をしていると転落しそうです。
物語山登山口
 登山口?昔は、ここまで車が入れたようです。ここから丹沢沿いの山道に入ったので、物語山登山口となったのでしょう。
2024年12月04日 09:22撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 9:22
物語山登山口
 登山口?昔は、ここまで車が入れたようです。ここから丹沢沿いの山道に入ったので、物語山登山口となったのでしょう。
物語山60分
2024年12月04日 09:25撮影 by  SO-53C, Sony
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12/4 9:25
物語山60分
 物語山が見えてきました。
2024年12月04日 09:25撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
12/4 9:25
 物語山が見えてきました。
 林道の先に、岩峰が見えます。メンベ岩のようです。
2024年12月04日 09:27撮影 by  SO-53C, Sony
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12/4 9:27
 林道の先に、岩峰が見えます。メンベ岩のようです。
 ハングのある岩峰の下を通過しました。
2024年12月04日 09:33撮影 by  SO-53C, Sony
2
12/4 9:33
 ハングのある岩峰の下を通過しました。
物語山55分
2024年12月04日 09:34撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 9:34
物語山55分
錆びた案内板
2024年12月04日 09:38撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 9:38
錆びた案内板
物語山45分
2024年12月04日 09:40撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 9:40
物語山45分
林道から登山道へ
2024年12月04日 09:46撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 9:46
林道から登山道へ
案内板
2024年12月04日 09:46撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 9:46
案内板
 沢を渡ります。
2024年12月04日 09:46撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 9:46
 沢を渡ります。
物語山
安中山の会
2024年12月04日 09:53撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 9:53
物語山
安中山の会
 植林された杉の中をジグザグに登っていきます。
2024年12月04日 09:54撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 9:54
 植林された杉の中をジグザグに登っていきます。
 尾根に出ました。一息入れるには、いい場所です。
2024年12月04日 10:07撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 10:07
 尾根に出ました。一息入れるには、いい場所です。
あんぶまで30分
古い物語山の案内板
2024年12月04日 10:07撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 10:07
あんぶまで30分
古い物語山の案内板
尾根を登るのかと思いましたが
2024年12月04日 10:07撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 10:07
尾根を登るのかと思いましたが
尾根は登らず、巻いていきます。
2024年12月04日 10:13撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 10:13
尾根は登らず、巻いていきます。
ガレ沢
2024年12月04日 10:15撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 10:15
ガレ沢
 平に割れた石が不安定で登りづらいです。
2024年12月04日 10:19撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 10:19
 平に割れた石が不安定で登りづらいです。
 コルが見えてきました。
2024年12月04日 10:27撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 10:27
 コルが見えてきました。
 荒船山が見えてきました。
2024年12月04日 10:28撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 10:28
 荒船山が見えてきました。
 人が積んだのでしょうか。
2024年12月04日 10:31撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 10:31
 人が積んだのでしょうか。
 天上が落ち崩れていない、まだ使えそうな炭焼き窯です。
2024年12月04日 10:36撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 10:36
 天上が落ち崩れていない、まだ使えそうな炭焼き窯です。
もうすぐコル
2024年12月04日 10:36撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 10:36
もうすぐコル
 コルに到着しました。
2024年12月04日 10:46撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 10:46
 コルに到着しました。
 まず、西峰に登ります。
2024年12月04日 10:46撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 10:46
 まず、西峰に登ります。
 西峰に到着しました。
2024年12月04日 11:02撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 11:02
 西峰に到着しました。
 メンベ岩をのぞきに、ちょっと西に行ってみました。この先どうなっているかわからないので、ここまで。
 家に帰って、他の方のレコを見ると、もう少し先まで行けるようなので、次回は行ってみたいと思います。
2024年12月04日 11:09撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
12/4 11:09
 メンベ岩をのぞきに、ちょっと西に行ってみました。この先どうなっているかわからないので、ここまで。
 家に帰って、他の方のレコを見ると、もう少し先まで行けるようなので、次回は行ってみたいと思います。
 荒船山
2024年12月04日 11:09撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
12/4 11:09
 荒船山
 西峰の標柱まで戻ってきました。
2024年12月04日 11:10撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 11:10
 西峰の標柱まで戻ってきました。
妙義山
2024年12月04日 11:15撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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12/4 11:15
妙義山
物見山から浅間山にかけて
2024年12月04日 11:16撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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12/4 11:16
物見山から浅間山にかけて
浅間山
 先日は真っ白だったのですが、すっかり雪が解けていました。
2024年12月04日 11:18撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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12/4 11:18
浅間山
 先日は真っ白だったのですが、すっかり雪が解けていました。
裏妙義
2024年12月04日 11:20撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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12/4 11:20
裏妙義
丁須岩はどこ?
 物語山から見ると、TではなくIになっていました。
2024年12月04日 11:21撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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12/4 11:21
丁須岩はどこ?
 物語山から見ると、TではなくIになっていました。
表妙義
2024年12月04日 11:21撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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12/4 11:21
表妙義
赤城山
2024年12月04日 11:22撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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12/4 11:22
赤城山
高岩
2024年12月04日 11:24撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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12/4 11:24
高岩
今日のお昼です。
2024年12月04日 11:26撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 11:26
今日のお昼です。
 きれいな空を撮って、本峰へ行きます。
2024年12月04日 11:48撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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12/4 11:48
 きれいな空を撮って、本峰へ行きます。
物語山本峰
2024年12月04日 11:49撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 11:49
物語山本峰
落葉たっぷりの崖の縁の道
 滑らないように注意して下ります。
2024年12月04日 11:50撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 11:50
落葉たっぷりの崖の縁の道
 滑らないように注意して下ります。
 コルが見えてきました。
2024年12月04日 11:54撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 11:54
 コルが見えてきました。
コルから西峰を振り返る
 西峰の北側は絶壁になっています。
2024年12月04日 11:57撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 11:57
コルから西峰を振り返る
 西峰の北側は絶壁になっています。
 本峰目指して
2024年12月04日 11:59撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 11:59
 本峰目指して
 小さなピークの先は、なだらかな尾根道になりました。
2024年12月04日 12:10撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 12:10
 小さなピークの先は、なだらかな尾根道になりました。
もうすぐ山頂ではありませんでした。
2024年12月04日 12:12撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 12:12
もうすぐ山頂ではありませんでした。
本峰と南峰の分岐
2024年12月04日 12:15撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 12:15
本峰と南峰の分岐
 南峰も近くに見えます。
2024年12月04日 12:15撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 12:15
 南峰も近くに見えます。
 物語山の山頂
2024年12月04日 12:16撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 12:16
 物語山の山頂
三等三角点1019.3m
2024年12月04日 12:17撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 12:17
三等三角点1019.3m
物語山の標柱と浅間山
2024年12月04日 12:17撮影 by  SO-53C, Sony
1
12/4 12:17
物語山の標柱と浅間山
落葉のベッド
2024年12月04日 12:20撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 12:20
落葉のベッド
南峰の山頂部
2024年12月04日 12:21撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 12:21
南峰の山頂部
 南峰に到着しました。
2024年12月04日 12:22撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 12:22
 南峰に到着しました。
南へ延びる尾根
 こんな尾根が続いていくのなら歩いてみたいですね。
 
2024年12月04日 12:27撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
1
12/4 12:27
南へ延びる尾根
 こんな尾根が続いていくのなら歩いてみたいですね。
 
 たまには、空を見上げる。
2024年12月04日 12:29撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
1
12/4 12:29
 たまには、空を見上げる。
木の間から
2024年12月04日 12:30撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
12/4 12:30
木の間から
本麒麟発見!?
2024年12月04日 12:32撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 12:32
本麒麟発見!?
裏返してみると、手作りの山名板でした。
2024年12月04日 12:32撮影 by  SO-53C, Sony
2
12/4 12:32
裏返してみると、手作りの山名板でした。
落葉のベッドがまたありました。
2024年12月04日 12:35撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 12:35
落葉のベッドがまたありました。
近くに鹿の糞
2024年12月04日 12:35撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 12:35
近くに鹿の糞
山頂の分岐に戻る
2024年12月04日 12:35撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 12:35
山頂の分岐に戻る
コルに向けて
2024年12月04日 12:36撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 12:36
コルに向けて
西峰を見下ろす
2024年12月04日 12:42撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 12:42
西峰を見下ろす
ちょっと、きわどい場所
2024年12月04日 12:44撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 12:44
ちょっと、きわどい場所
西峰北側の岩壁
2024年12月04日 12:46撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 12:46
西峰北側の岩壁
コルに戻ってきました。
2024年12月04日 12:57撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
12/4 12:57
コルに戻ってきました。
下山します。
2024年12月04日 13:04撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 13:04
下山します。
お助けロープ
2024年12月04日 13:05撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 13:05
お助けロープ
 荒船山も見納めか。
2024年12月04日 13:20撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 13:20
 荒船山も見納めか。
ガレ沢から尾根へ
2024年12月04日 13:24撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 13:24
ガレ沢から尾根へ
尾根から杉の植林地へ
2024年12月04日 13:26撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 13:26
尾根から杉の植林地へ
 物語山 ありがとうございました。
2024年12月04日 13:27撮影 by  SO-53C, Sony
1
12/4 13:27
 物語山 ありがとうございました。
 谷底が見えてきました。
2024年12月04日 13:33撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 13:33
 谷底が見えてきました。
 ここから林道に出ます。
2024年12月04日 13:38撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 13:38
 ここから林道に出ます。
林道から見上げるメンベ岩
 岩に生えた木がゴジラの背びれのようです。
2024年12月04日 13:51撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
3
12/4 13:51
林道から見上げるメンベ岩
 岩に生えた木がゴジラの背びれのようです。
 移動すると、尖峰とように見えます。
2024年12月04日 14:04撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
1
12/4 14:04
 移動すると、尖峰とように見えます。
登山口に到着
2024年12月04日 14:08撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 14:08
登山口に到着
落葉の林道
2024年12月04日 14:13撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 14:13
落葉の林道
落とし穴に注意!
2024年12月04日 14:20撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 14:20
落とし穴に注意!
すっかりえぐられています。
2024年12月04日 14:24撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 14:24
すっかりえぐられています。
阿唱念の滝の分岐まで下りてきました。
2024年12月04日 14:39撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 14:39
阿唱念の滝の分岐まで下りてきました。
無事、駐車場に戻ってきました。
2024年12月04日 14:41撮影 by  SO-53C, Sony
12/4 14:41
無事、駐車場に戻ってきました。
物語山とメンベ岩
国道からサンスポーツランドに入る橋から
2024年12月04日 14:49撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
1
12/4 14:49
物語山とメンベ岩
国道からサンスポーツランドに入る橋から
サンスポーツランドの向かいにある岩峰
2024年12月04日 14:52撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
1
12/4 14:52
サンスポーツランドの向かいにある岩峰

感想

 物語山は、その山名や、メンベ岩を従えた山容も目を引きます。若い頃から登ってみたいと思っていたのですが、とうとう歳を取ってから登ることになってしまいました。昔、登るのを躊躇したのは、林道奥の登山口にある駐車場が3,4台しか駐められないとガイドブックにあったからだと思います。
 物語山を登る前にと、二冊の本を読み返して見ました。一冊は、小板橋光著「秋山郷と西上州の山々」で、阿唱念の滝の手前から右手の急斜面に取り付き、突き当たった岩場を登り切り、丹沢からの登山道と合流し山頂にたどり着いた昭和53年1月の記録です。もう一冊は、佐藤節著「西上州の山と峠」で、馬居沢を詰め途中から南西尾根に乗り上げ、雑木林をわけ登り山頂に達した昭和41年3月の記録です。佐藤さんの本には手描きの地図も掲載されていて、丹沢ルート、阿唱念沢ルート、馬居沢ルートが記されていました。
 さて、通行止めになった林道を登っていくと、木立の間から針峰のようなメンベ岩が姿を現しました。ぬかるみには二輪車の轍が残っています。オフロードバイクでしょうか、この荒れた林道でも問題なく走行できるでしょう。この林道は抜けることができるのでしょうか。さらに登っていくとメンベ岩も形が変わり、ゴジラのように見えてきます。回りの景色を眺めながら歩いているうちに、林道から山道に移るポイントに到着しました。枯れた沢を渡ると、杉林の中の急登が始まります。小尾根に乗り上げると視界が開け、このまま尾根を登っていくかと思いましたが、尾根を越えて広いガレ沢に道が続いています。このガレ沢をジグザグに登っていきますが、平に割れた石が折り重なり、不安定な足場をつくっていました。炭焼き窯を過ぎるとコルも間近になります。
 コルからまず、西峰に登ってみました。途中、北側の岩壁上部を通過する場所はちょっとスリルがありますが、間もなく山頂に着きます。北側の展望が開け、荒船山、浅間山、妙義山がよく見えます。ここで、展望を楽しみながら、お昼を食べました。山頂から西に少し下ると、荒船山が正面に、メンベ岩が眼下に望めます。しばらく展望を楽しんでコルに戻りました。コルからひと登りで、物語山の山頂です。山頂は、木に囲まれ展望が利かないのですが、葉が落ちた晩秋から早春は、木々の間から周りの山々を見渡すことができます。この山頂の南にもう一つ頂があります。こちらも木に囲まれ展望が利きません。この頂から落葉の積もったなだらかな尾根が南に伸びていました。今度は馬居沢から登り、この尾根を歩いてみたいですね。

2024.12.08追記
 次に登る山をどこにしようかと思い、二木久夫著「西上州の岩山藪山」を見ていたら、この本にも物語山のことが書かれていました。メンベ岩ついては、戦に負けた武将の財宝がこの頂に埋められているが、それを取りによじ登った者は必ず墜死するという伝説があって、それが物語山の山名の由来になっているという。と記載されています。丹沢ルートを行き、思わぬ尾根に出てしまいながらも山頂へ着きます。物語山から黒滝山まで縦走した昭和53年10月の記録です。

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コメント

山の名前は不思議なものも多いですが、物語山、初めて聞きました。
山名の由来はなんなんでしょうね。
昔の人は何を想い、この山名を付けたのか…
2024/12/6 6:24
maroeriさん こんにちは、コメントありがとうございます。
 物語山の由来として、戦国の世に落城した兵が、財宝を持ってメンベ岩に逃げたが追っ手が迫り、登りに使った藤づるを切って自刃した話などのが残っているようです。おとぎ話のような由来だったら、もっと訪れるひとが多くなったと思いますが。
 一般登山道の丹沢ルートは、日陰で湿潤、落葉たっぷりで、ヤマビルにとっては絶好の生息地です。ヤマレコの月別登山者数では、花が咲き出す4月が多いようです。登るとしたらヤマビルが活動していない時期がいいと思います。
2024/12/6 16:20
kuriken1828さん

うわぁーそんなストーリーでしたか💦
もっとメルヘンなら良いのに😢
ちょっとコワイです、、、

2024/12/6 17:54
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