破線・廃線マニアにおすすめ 徳並山 古部山 棚横手山 甲州高尾山 旧大日影トンネル

2024年12月14日(土) [日帰り]

• GPS: 06:57
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,215m
• 下り: 1,369m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:23
• 休憩: 0:32
• 合計: 6:55

距離 14.0km 登り 1,215m 下り 1,369m

6:46 甲斐大和駅
8:13 8:19 徳並山
8:31 8:32 西大志戸山
8:47 8:47 東大志戸山
9:32 9:38 古部山
9:58 10:00 守屋
10:15 10:17 三角コンバ
10:26 10:32 境沢ノ頭
10:56 10:58 深沢峠
11:16 11:17 大滝山
11:31 11:32 棚横手山
11:39 11:39 林道棚横手山支線交点
11:50 11:50 富士見台
12:12 12:19 1120メートル無名ピーク
12:24 12:24 甲州高尾山
12:28 12:28 宮宕山
13:43 勝沼ぶどう郷駅

天候

晴れ、微風

コース状況／危険箇所等

取り付き口から境沢の頭までの
破線ルートは踏み跡も薄く、
不明瞭な分岐も多くあります。
道標、ロープ、鎖、木段などの
整備はされていません。
とくに徳並山までの滑り易い
直登は体力も消耗します。

徳並山から古部山までも同様、
きついアップダウンが続き、
やせ尾根や岩場も多くあります。

深沢峠から甲州高尾山までは
良く整備された道ですが、
やや狭いうえに段差なども多く
気を遣います。

高尾山からの下山道はとても
急なつづら折りです。
ザレもあって滑り易いです。

勝沼駅へのショートカットの
道はバリルートです。
ほほ踏み跡はありません。
倒木、枯れ枝、ザレ、落ち葉が
多く、滑ったり、つまづいたりで
スピードが上がりません。
支尾根に迷い易いのも注意です。

写真

12/14 6:55

取り付き口へは
神社の階段を登ります。
ここまで道を小刻みに
曲がるので少し
わかりにくいです。

12/14 6:56

ここを右から入ります。

12/14 7:05

狭くて薮っぽい道を
しばらく歩くと
鹿柵があります。
ここ入ります。

12/14 7:10

２個目の鹿柵の開閉箇所が
ありますが、そこは入らず
柵に沿って左に登ります。
すると左手に尾根のような
物が見えるので、
そこまで登ります。
写真はようやく登り尾根に
取り付きました。

12/14 7:22

南アルプスが
朝日に輝いていました。

12/14 7:22

大菩薩方面も間近に
見えています。

12/14 7:51

紅葉も終わりました。

徳並山への長い直登が
始まります。
落ち葉で滑り易い道、
傾斜は40〜45度です。

12/14 7:52

登りの合間には
大菩薩嶺の連なりが
美しいです😍

12/14 8:14

ようやく徳並山の山頂です。
ここまで踏み跡はほとんどなく
ひたすら頂上を目指して登る
バリバリの破線ルートです。

12/14 8:14

小休憩

12/14 8:14

1時間で約600m
登りました。

12/14 8:14

富士山が樹々の間から
お出迎え

12/14 8:18

踏み跡はこの程度
落ち葉で埋まっています。

12/14 8:36

かなりのアップダウンが
繰り返します。

12/14 8:47

東大志戸山です。
何も見えません。

12/14 9:27

こんな岩場もたくさん
でてきます。
お隣にある滝子山の
寂しょう尾根に
似ていますが、
整備されていない分だけ
ワイルドでアスレチックです。

12/14 9:27

一日中　富士山が
見えていました。

12/14 9:32

激坂を登って
古部山に到着、
この辺りが今日の
破線ルートのメインです。

12/14 9:33

このコースなぜか
山頂名の標識が多いです。
その割には
破線ルートでは
道標が全くありません。
GPSと地図が頼りです。

12/14 9:58

守屋に着きました。
ここは山頂から
右に降りていきます。

12/14 9:59

直進しないように
ロープで通せんぼ
してあります。

12/14 10:26

境沢の頭に出ました。
何も見えません。

12/14 10:49

ここから一旦林道に
降ります。
ここも道標がなく、
逆コースだと
わかりにくいです。

12/14 10:49

林道に出ました。
少し歩きます。

12/14 10:57

深沢峠の取り付きになる
急斜面です。
ロープがあります。
ここからは一般登山道に
近い整備状況です。

12/14 11:14

大滝山に着きました。
何も見えません。

12/14 11:31

ようやく棚横手山です。
ここから一般登山道です。

12/14 11:31

山梨百名山です。

12/14 11:31

富士山少し雲が
かかっています。

12/14 11:38

甲府盆地も良く見えました。

12/14 11:38

大菩薩方面

12/14 11:50

富士見台からの好展望

12/14 12:13

甲州高尾山の東峰です。
ここが一番展望良いです

12/14 12:14

富士山は前に山があって
上の方しか見えません。

12/14 12:14

大菩薩嶺が
はっきりと見えます。

12/14 12:14

甲府盆地
中央道が見えます。

12/14 12:23

ここが甲州高尾山の
本峰です。展望は
ほとんどありません。

12/14 12:23

さすがに道標が
整備されています。

12/14 12:30

剣ケ峰を過ぎて
林道に出ました。
降りてきたところです。

12/14 12:30

反対側から登山道が
続きます。
ススキが多かったです。

12/14 12:42

甲州高尾山からの下山が
かなりの急斜面です。
一応つづら折りになって
いますが、傾斜はとても
急で要注意です。

12/14 12:51

しばらく歩くと
この看板があります。
ここから勝沼駅まで
ショートカットします。
安全重視なら大善寺へ
降りる方が良いでしょう。

12/14 13:04

この下山は破線ルート
でもなく、バリに近いです。
踏み跡ないところも多く、
激下りが続きます。
とにかく良く滑ります。
倒木や枯れ枝も多いです。

12/14 13:16

この溝のようなところを
歩くと間違いないです。
ただし、登山道ではなく
とても歩きにくいです。

12/14 13:24

ようやくふもとに
降りてきました。
鹿柵を越えます。

12/14 13:25

降りてきたところ。
案内は何もありません。

12/14 13:25

勝沼のぶどう畑です

12/14 13:32

農道を歩いて駅近くの
近代化産業遺産である
旧大日影トンネルに
出ました。

12/14 13:32

トンネル入口です。
すぐ横に中央線が
走っています。

12/14 13:34

片道1.3kmあります。
全て通れるように
なっています。

12/14 13:34

レンガ積みで重厚な作り。
勝沼のぶどうやワインを
運んだということです。

12/14 13:36

美しいですね。

12/14 13:41

石積みのところは
旧駅のプラットフォームです。

12/14 13:42

かつて走っていた
EF64型です。

12/14 13:48

勝沼駅に着きました。
今日も無事下山できました。
ありがとうございます😊

撮影機器：

iPhone X Apple

感想

パセリ

破線・廃線マニアにはおすすめです。
奥多摩や丹沢などの破線ルートと
異なり、ほぼ手が入っていません。

アスレチック感やRFの醍醐味が
味わえます。

確かに体力的にはしんどいですが、
その分達成感は充分です。

展望では棚横手山から甲州高尾山まで
富士山、大菩薩、甲府盆地などを
見ながら最後まで歩けます。

旧大日影トンネルは
時間があればぜひ通ってみて下さい。
往復40分くらいです。
類稀な鉄道遺構と思います。