唐松沢
- GPS
- 14:06
- 距離
- 27.6km
- 登り
- 2,813m
- 下り
- 4,482m
コースタイム
天候 | 快晴、微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
尾根の雪付きよくドロップポイントまでシールで行けた。 |
写真
感想
晴天ということで今日も八方へ。前回よりも多くのパーティーがいたが、みんな上はいかないようだ。ドロップの準備をする知り合いたち何組かと話した後、先へ。風も弱く尾根は雪付きも良いのでシールでドロップポイントまで来れた。山頂に行きたいという人はおらず、登り返しの可能性も考慮してさっさと本谷を落とすことに。積雪をチェックすると、上から20cmくらいのところに結合の弱い層、さらに下も同様にずれる層があったがスラブ化してる様子はなかった。チェックのときショベルを落としてしまったので私から滑ることにする。カット気味に入ったがパックしておりスラフはでない。数ターンしてショベルを拾ってザックと背中の間に差し込み、そのまま滑る。下に行くほどもっさりした重い雪になった。最後に本谷を滑ったのは昨年1月で、スライドしたスノーボーダー2名が行方不明になった山行だった。記憶とはずいぶん違う本谷で、岩はもちろんクラックがかなり出ていることに驚く。沢底を進めば良い雪がたまっているかと思いきや、そうでもなくただの移動になった。とはいえこのスケール感はいつ来ても素晴らしい。無名沢との出合いに近づくと沢が割れ始め穴がちらほら見えたので無難に登り返すことに。けるかすがどんどんトレースを伸ばしてくれて、ガラガラ沢のエントリーへ。なぜかここには風にも叩かれていないふわふわの雪が溜まっていた。とはいえ、良い雪を滑るだけなら今年はすでにかなり滑った。まだ今年の記録がない唐松沢の様子が見られてよかったと思う。
白馬エリアで久しぶりに晴れそう、ということで数日前から、
休みの人&有給取れそうなメンバーで集まった。
里山偵察でもよかったが、まだ下は薮そうだったので、八方になった。
八方の上を行けるところまで行ってみようの会。
ゴンドラに並んだのは結局7:50くらいで少しゆっくりめのスタートになった。
上に上がるとアルペンクワッドはまだ開いてなかったので、一本パノラマゲレンデを滑る。ピステンがバチバチに決まっていて気持ちよかった。
その後アルペンに乗って降り場に着くとBC勢がわんさかいた。
少し遅れてのスタートだったが、ガラ、押出より上に向かうPTは3組ぐらいしかいなかった。
けるかす氏は初めまして。もちろん存在は知っていたが、噂以上のラッセルマシーンだった。
先週のゲレンデどパウデーのヒャッホー祭りを差し置いて、猿倉までただラッセルしに行っただけある。
無名も良さそうではあったが、風もなく、雲もまだ出てなかったので、上を目指した。
唐松山荘先のドロップポイントまで、クトーもアイゼンもなしで行けた。
やはり稜線まで出ると景色が美しかった。
本谷のドロップポイントは前日雪崩があった斜面の斜度感と似ており、ちょっと私もまだ怖かった。入る前に軽く積層観察。20cmくらいと40cmくらいのところにちょっと結合が悪い層があるように感じたが、伝播するよう感じではなく、行けそうな感じだった。
トップバッターはonestoneさん。上の方はパックのようだが下はどうだ?と、2番手でドロップ。うーーん、パックでしたねぇ。
リグループポイントから下も、結構地形が出ていて、本谷ってこんなに狭いんだっけ?と。
今年はまだ大きな雪崩が起きておらず埋まっていないのだろうか。
その後沢が広くなってからはパーティーランで降りていく。この辺くらいから無名上りかえしかなぁという空気が漂い始める。
無名の出合いまで降りてきたが沢は埋まっていない。登り返し決定。
ラッセルマシーンけるかす氏を先頭にonestone、私、ゆーこさんが続く。
翌日が冬至なこともあり、日が傾くのが早いがまだ14時過ぎだった。ひたすら登り返して、無名の稜線に出る。けるかす氏とonestoneさんは待ちくたびれたことだろう。お待たせしました。
そこからはガラガラ落として帰る。
シュプールはたくさんあったが、いい雪だった。
今日のベストおぶパウダーだった。
渡渉ポイントで女子3人はそれぞれ板をちょっと流したり、ストック流したり、滑ったりして、ブーツが完全に浸水していた。
まぁ何にしても久しぶりにがっつり歩けて、天気のいい山を満喫できたのでよかったでしょう。
おかげで体は筋肉痛です。
つよつよ女子2人ともセッションできたし、けるかす氏も翌日槍ヶ岳の予定なのに(?!)ご一緒してくれてありがとうございました。
次はいい雪当てましょう。
onestoneさんから金曜仕事?と煽るような連絡があり、天気間違いなく良いのはわかっていたので「ここで休み取らずにいつ休むのか」年末忙しいところ休みを勝ち取り参加した。蓋を開ければ女子会に紛れ込んだ男1匹。みなさまよろしくお願いいたします。
実は八方BCは初めて。
朝しびれるような寒さの中、ハイランドホテルに寄り道して、白く染まった白馬の峰々を眺めながら気分を上げていく。皆さんと合流して、まずは綺麗に仕上げられたパノ1本すべった。気持ちよすぎて、これだけでも今日休んだかいがあった。
平日なのにハイクアップしていく人の多さにびっくり。準備していると「先に行くから追い付いてラッセルして」という知り合いの声が聞こえたような気がしたが、笑顔で会釈し、その後のんびり登っていたので追い付くことはなかった(笑)
大岩シュートの起点で知り合いと出会い、ラッセルしなかったことを詫び、ここから先は自分たちしかいなかった(と思う)風も弱くおだやかなコンディションの中、先頭回しながら進めていき、見回す景色に癒されながら、途中板脱ぐことなく唐松山荘までシールのまま登った。
本谷入る前に雪の状態を確認し、誰から行くかとなったときに、あそこでここは自分がと堂々と言わなかったことは男としていかがなものかと、感想書きながら思った。本谷入っていくと、ターンしたときにやけにはまり転びそうになったが、よく見るとクラックがところどころ入っていて、そこからはあまり板を横にしたくなかった。雪質はパウダーがずっとは続かず、テレマーカーにはちょっと難しい状態もしばしでてきた。
南滝手前から谷が割れだし、やっぱり登り返しかと、翌日のことを考えて温存していたが、ようやくラッセル魂に火がつく。平日なのでしっかりお仕事させていただきます。南滝を小さく巻くにもコンディション良いように見えなかったので、ガラガラ沢上まで登った。歓喜が聞こえてきそうな、シュプールが見えたとき、もう日が暮れてきたなと、時間見るとまだ14:30、冬は日が短いですね。最後ガラガラ沢に入ってすぐにわかったが、雪はここが一番よかった。
おわれば一日しっかり山に入っていて大満足。遊んでいただきありがとうございました!そしてまだ大腿筋が火照ってるなか、翌日の山に向かっていった。
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