山梨百名山・笠取山&小さな分水嶺
- GPS
- 04:45
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 924m
- 下り
- 917m
コースタイム
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 4:45
天候 | 快晴→風・曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
笠取山山頂までは、山頂直下以外問題なし。山頂直下はチェンスパ必要。唐松尾山まではトレース不明瞭かつ滑るので注意。行こうと思えばいけそう。 |
その他周辺情報 | 大菩薩の湯アリ |
写真
感想
今年の秋山シーズンからこの辺りの山を色々シラベていて、「小さな分水嶺」の存在から笠取山を知りました。
ちなみに英検一級の勉強をしておりwatershedという単語が出てきたのも、覚えた理由だったりします。
ちなみに登山口までの林道は、「一ノ瀬林道」と呼ばれています。このあたりには林道笠取線や、大ダル線などたくさんの面白い林道があるのでぜひ全部歩いてみたいものです。
この一ノ瀬林道に向かうためには、大菩薩ラインから細い道に入り、白沢峠(廃ダッジがある峠)との分岐を右折します。
林道は特に午前中はアイスバーン状態になっているので走行には注意が必要です。
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本日のゴールは「小さな分水嶺」。この分水嶺は、3つの主要な川の分水嶺となっています。以下が参考になります。
参考:https://fujisan3776.jp/tenbo/250/t0311.html
1つ目は山梨の主要な河川である富士川、一旦は「笛吹川」として流れ、最終的に駿河湾に流れ込みます。
2つ目は東京・神奈川の主要な川である多摩川です。私は多摩川河口付近に住んでいたので、とても感慨深いです。
3つ目は関東の荒川です。これまた、故あって荒川沿いの足立区の高野(こうや)というところによく行っていたので感慨深いです。
この分水嶺を中心に、それぞれ地下から沢へ湧水が染み出しているのです。
この分水嶺からはすぐそこに笠取山がそびえています。最初に笠取山の写真を見た時、これは冬に登るのが良さそうだなと思ったことを覚えています。きっと山頂からはきれいな富士山が・・・。結局本日富士山はその顔を見せてはくれませんでしたが。
ここからは気になることを調べたのでメモとして残します。
◯水干(みずひ)
***
多摩川は埼玉県秩父市と山梨県甲州市(かつての塩山市)の県境にある笠取山(1953m)から流れ出す。山頂から南面に下った「水干(ミズヒ)」が水源で、かつては「東京湾まで138km」という小さな木の看板だけのある、苔むした岩の窪みがある場所だった。現在は、「水源の森」として水干周辺が整備されて、テーブルやベンチが置かれ、小さな広場となっている。周囲は広葉樹で覆われ静けさに満ちている。
***
参考:https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=1848
つまり水干が正真正銘の水源地だったんですね。飲んでおけばよかった!
◯黒エンジュ(黒槐)
槐(えんじゅ)とは落葉高樹の一つらしい。豆みたいな実がなるとか。
参考:https://kotobank.jp/word/%E6%A7%90-447693
参考:https://www.uekipedia.jp/%E8%90%BD%E8%91%89%E5%BA%83%E8%91%89%E6%A8%B9-%E3%82%A2%E8%A1%8C/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A5/
◯唐松尾山
唐松尾山は山梨百名山でもないし、あまり登れらていないと聞きました。暖かい季節だと今回の日程でも縦走は余裕だったと思うので立ち寄っていたかも。
一つ登る理由をつけるとすれば、「奥多摩最高峰」だからかな?
参考:https://www.yamakei-online.com/yamanavi/yama.php?yama_id=365
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