【南房総】岩井駅〜富山〜伊予ヶ岳
- GPS
- 03:22
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 881m
- 下り
- 831m
コースタイム
- 山行
- 2:50
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 3:21
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
富山のハイキングコースはよく整備されています。伊予ヶ岳の鎖場は難所です。腕の力だけで体重を支えられない人は足を踏み込まない方がいいかも |
写真
感想
【青春18きっぷの3日券】
利用規約の改定ですっかり使いにくくなった18きっぷですが、新たに登場した3日券をはじめて使い、南房総の低山巡りをしてきました。半年前に1泊2日で館山旅行に行った際、2日目に登山をしようと思いつつ、6月下旬だというのに30℃を越える気温の為にあえなく断念した富山(とみさん)と伊予ヶ岳の2座に登頂してきました。
1枚1万円で3日間の利用期間がある新式18きっぷ。初日は休み、2日目は仕事、最終日は休みというスケジュールの中で、宇都宮から内房線の岩井駅までの往復利用により、1日目にして8千円分の移動に成功しました。
【岩井駅〜福満寺〜富山】
当初の計画では、岩井駅から伊予ヶ岳の登山口がある天神郷までバスに乗り、そこから伊予ヶ岳、富山を順番に登り、駅まで戻る予定でした。しかしながら鉄道との接続が悪く、9:22に駅に到着していながら、バスの発車は10:05と40分以上の間がありました。なんだか待機するのが無駄に思えてきたので、急遽予定を変更して駅から逆コースに天神郷バス停まで歩き、復路にバスを利用することにしました。午後の天神郷発バスの時刻は12:58と14:42の2本。ちょうど良さそうなのは後者ですが、夕方の混み合う時間帯の前に東京圏を脱出したかったので、前者のバスへの乗車を目指すことに。結果、平坦な区間ではほぼ小走り、休憩もあまり取らない強行軍になってしまいました。なにをやってるんでしょうね。
双耳峰の富山には整備されたハイキングコースが2ルートありますが、今回は福満寺から南峰を経由して、山頂である北峰を目指すルートを取ることにしました。合目石を横目に整備された道をずんずん登っていきます。南峰から一度下り、東屋のある分岐を北に登り返せば、富山の山頂です。天気に恵まれ、東京湾越しに富士山を見ることができました。
展望を楽しんだら鞍部の分岐まで戻り、東に進みます。植林帯の舗装路林道を抜けて、麓に出ると次の目的地である伊予ヶ岳が見えてきます。低山あるあるですが、伊予ヶ岳への道は途中に細い道が無数に入り組んでいて、無心で歩いていると遠回りをしかねないので、GPSでこま目に現在地を確認した方がよいです。
【六地蔵登山口〜伊予ヶ岳〜天神郷バス便】
のどかな里山風景の中を東に向かって歩いていくと、やがて二車線の道路に出ます。クルマ用の「伊予ヶ岳」という標識に従って右に行ってしまいそうになりますが、そちらに進むと天神郷の登山口です。歩きの場合、左に少し進むと六地蔵登山口があり、こちらの方が伊予ヶ岳へは近道となっております。おそらく、こちらには駐車場がないのでクルマ用の案内が出ていないのでしょう。はじめは舗装路の一本道を進んでいくと、やがて右手に天神郷からの道との合流点に出て、ひと登りすると展望台の東屋の前に出ます。ここから先、いよいよ伊予ヶ岳の核心部ともいえる鎖場の急登がはじまります。入口には死亡事故があった旨を示す看板もあり物々しい雰囲気です。距離はそんなに長くないですが、低山だと思って舐めてかかるとなかなか手強い鎖場です。奥久慈の男体山や只見の蒲生岳あたりを彷彿とさせます。足をかけにくい場所もあり、腕の力だけで自分の体重を支えられない人は、安易に踏み込まない方がいいでしょう。繰り返し鎖場を抜けると、やがて山頂(南峰)に到達。山名標識にベンチとテーブルがあり、開放感のあふれる山頂となっています。
小休止を取り、数分の道のりで北峰へ。さらに北上して周回ルートの下山路に入ります。こちらは岩場こそありませんが、かなりの急傾斜で設置されたロープを使わないと下降に苦労しそうな区間が続きます。あまり体重をかけ過ぎないように注意しながら、バランスを取って下降します。ようやく急坂が終わったと思ったところで分岐に出ます。左に進むと歩きやすい林道の下り坂に引き込まれそうになりますが、そちらにいくとグルッと遠回りさせられます。ここは右に坂道を登っていくのが正解です。残るは下りだけだろうと思っていたところでの登り返しは堪えますが、わずかな登りで展望台の東屋に戻れます。少し下った先の分岐を今度は左に進み、天神郷へと向かいます。バスの時刻が気になるところですが、あまりスピードを出しすぎないように気をつけて小走りに進みました。やがて左手に神社が見えてきたら、鳥居の先のバス停はもう目と鼻の先です。定刻10分くらい前にバス停に到着。やってきたバスに乗り込み、前払い料金の200円を支払い、岩井駅へと向かいました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する