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Yamareco

記録ID: 7635399
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳・阿弥陀岳西稜(北西稜と御小屋尾根の間の稜)

2024年12月29日(日) [日帰り]
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GPS
09:30
距離
11.6km
登り
1,185m
下り
1,194m

コースタイム

日帰り
山行
10:06
休憩
0:18
合計
10:24
距離 11.6km 登り 1,185m 下り 1,194m
7:22
10
7:32
30
8:02
8:03
5
8:08
8:22
4
8:26
8:27
58
9:25
398
16:03
32
16:35
16:37
68
17:45
1
17:46
ゴール地点
天候 曇りのち風雪強い
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
行者小屋への一般道 だんだんと積雪量も増えてきました
行者小屋への一般道 だんだんと積雪量も増えてきました
西稜の下部 こんな感じの急な斜面です
西稜の下部 こんな感じの急な斜面です
枝の上に積もった雪が安定せず、疲れました
枝の上に積もった雪が安定せず、疲れました
アイゼンレスとアイゼン装着でのスノープラックを試行錯誤したりで、時間がどんどん過ぎていきました。ここは、アイゼンでのスノープラックでダブルアックス
アイゼンレスとアイゼン装着でのスノープラックを試行錯誤したりで、時間がどんどん過ぎていきました。ここは、アイゼンでのスノープラックでダブルアックス
天気が悪くなってきました。ちょっと休むと震えが止まらないです
天気が悪くなってきました。ちょっと休むと震えが止まらないです
岩と草付のミックスが出てくると、ホッとします。ダブルアックスでスタコラ
岩と草付のミックスが出てくると、ホッとします。ダブルアックスでスタコラ
左に見えるのは北西稜かな?
左に見えるのは北西稜かな?
尾根直下50mほどで、右に見える御小屋尾根にエスケープ
尾根直下50mほどで、右に見える御小屋尾根にエスケープ
稜線に着いたー 
稜線に着いたー 
何も見えない稜線 何を撮影したのかわからない
何も見えない稜線 何を撮影したのかわからない
下に降りると、天候が回復してきました
下に降りると、天候が回復してきました

装備

個人装備
非常用ツェルト 30mロープ 日帰冬山装備 gpsガーミン

感想

大雪警報が発令され、関越道の通行止めが予想されたため、当初予定していた上越方面から八ヶ岳に変更しました。25年前に登った阿弥陀岳の西稜を思い出し、日帰りでラッセルを体験できるルートとして計画しました。北西稜と御小屋尾根の間の稜で、登山体系の概念図などに名称だけ記載されています。マニアックなルートですがヤマレコで過去に登られた記録があって驚きました。

行者小屋への一般道を外れ、急な薮の斜面を強引によじ登ると、地形がリッジ状に変わります。膝程度のラッセルだったので、スノープラックを装着。アイゼンとの併用を前提とした商品ですが、アイゼンなしでも使用可能ですが、しっかりと締め付けないと緩んでしまいます。試行錯誤しているうちに、多くの時間を費やし、天候が急変。風雪が強まり、気温もかなり低く感じられ、指先が痺れるなど凍傷の危険を感じました。

途中、数カ所の20メートルほどの草付きと岩場のミックスが2,3箇所出てきます。アイゼンとスノープラックを装着したままダブルアックスでクリアしました。ラッセルと草付きが交互するこのルートでは、スノープラックの登りやすさが効果的でした。難易度は、初級者がいればロープ確保が必要な程度だと思います。ただし、下降時は懸垂下降が必要となる可能性があるため、万一の退却用にロープがあった方がいいかもしれません。

今回の目的は、本番前の慣らしだったのですが、気象条件も悪く、ラッセル、五十肩で上がらない肩などにより、御小屋尾根直下50mほどでトラバースして御小屋尾根に逃げて、阿弥陀岳山頂にはいかず、御小屋尾根を下山しました。下山では膝痛の予兆があったので、のんびりと下りました。

20数年ぶりの美濃戸口で、噂のJ&Nで食事をしたところ、その美味しさに驚きました。これ目的にまた八ヶ岳に来たいと思えるほどでした。

反省点
今年の夏に沢登り用に水抜き穴を開けたザックは、唯一所有する日帰りサイズのザック。見事にザックの中が雪まみれとなっていました。そりゃそーですね。

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3/5
体力レベル
4/5

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