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Yamareco

記録ID: 7646683
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

天狗岳 年越しと初日の出 まさかの大ポカ

2024年12月31日(火) ~ 2025年01月01日(水)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:55
距離
11.7km
登り
1,000m
下り
1,002m
歩くペース
標準
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:22
休憩
2:11
合計
5:33
距離 6.2km 登り 664m 下り 129m
9:07
10:57
6
11:03
11:06
7
11:13
11:14
8
11:22
17
11:39
4
11:43
11:46
4
11:50
12:02
14
12:16
8
12:24
12:25
6
12:31
12:32
11
2日目
山行
3:29
休憩
1:41
合計
5:10
距離 5.4km 登り 337m 下り 873m
5:14
5:21
50
6:11
6:16
9
6:25
6:26
8
6:34
7:17
15
7:32
7:41
32
8:13
8:24
22
8:46
8:53
26
9:19
9:36
37
10:13
10:14
1
10:15
ゴール地点
ヤマレコアプリで記録。写真や動画を撮りながらのペース。
天候 12/31曇り1/1晴れ。気温-20℃~-5℃ほど。山頂域は強風。
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
唐沢鉱泉下の登山者駐車場に駐車。唐沢鉱泉まで雪は少なく数cm程度。常に氷点下だからかサラサラ。スタッドレスAWDで全く危なげなく通行可。
コース状況/
危険箇所等
雪はまだ少なく夏道のグレーチングやグリーンロープが覗いている箇所も。雪はサラサラ。ツボ足ではやや滑り12本爪だと少し邪魔。今回は念の為12本爪で行きましたが、やはりチェンスパか軽アイゼンが具合よさそうでした。黒百合のテン場もまだコンテナが露出。ブリザードステイクは半分しか刺さりませんでした。
その他周辺情報 au系は唐沢鉱泉で電波微妙。黒百合平は電波なし。中山峠まで行くと電波あり。ドコモならヒュッテ内でも電波はある模様。
登り口の唐沢鉱泉で日帰り入浴。990円。11:00〜15:00。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
天狗岳登山口駐車場。年越し組で混んでるかと思いましたがまだ余裕はありました。
2024年12月31日 07:02撮影 by  ILCE-5100, SONY
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12/31 7:02
天狗岳登山口駐車場。年越し組で混んでるかと思いましたがまだ余裕はありました。
唐沢鉱泉から黒百合ヒュッテへ向けてスタート。
2024年12月31日 07:08撮影 by  ILCE-5100, SONY
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12/31 7:08
唐沢鉱泉から黒百合ヒュッテへ向けてスタート。
雪は少なくサリサリ。砂の上のような感じでツボ足だと微妙に滑る。
2024年12月31日 07:43撮影 by  ILCE-5100, SONY
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12/31 7:43
雪は少なくサリサリ。砂の上のような感じでツボ足だと微妙に滑る。
黒百合平に到着。風が吹き小雪が舞う。寒い。
2024年12月31日 09:06撮影 by  ILCE-5100, SONY
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12/31 9:06
黒百合平に到着。風が吹き小雪が舞う。寒い。
なんとテントポールを忘れたことに気づいて暫し放心。潔く帰ろうかとも思いましたが、飛び込みで小屋泊させてもらうことに。
2024年12月31日 09:07撮影 by  ILCE-5100, SONY
4
12/31 9:07
なんとテントポールを忘れたことに気づいて暫し放心。潔く帰ろうかとも思いましたが、飛び込みで小屋泊させてもらうことに。
オープンを待ってヒュッテでビーフシチューを注文。ここのビーフシチューはやっぱり美味しい。
2024年12月31日 10:13撮影 by  ILCE-5100, SONY
4
12/31 10:13
オープンを待ってヒュッテでビーフシチューを注文。ここのビーフシチューはやっぱり美味しい。
昼食後に中山まで散歩へ。山頂は道の途中にしか見えない。
2024年12月31日 11:35撮影 by  ILCE-5100, SONY
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12/31 11:35
昼食後に中山まで散歩へ。山頂は道の途中にしか見えない。
視界の開ける中山展望台へ。あいにく何も見えません。風がやばい。
2024年12月31日 11:39撮影 by  ILCE-5100, SONY
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12/31 11:39
視界の開ける中山展望台へ。あいにく何も見えません。風がやばい。
中山峠。明日はここから天狗岳へ向かいます。
2024年12月31日 12:30撮影 by  ILCE-5100, SONY
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12/31 12:30
中山峠。明日はここから天狗岳へ向かいます。
黒百合ヒュッテ内は大宴会の様相。消灯まで大変賑やかでした。
2024年12月31日 16:38撮影 by  ILCE-5100, SONY
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12/31 16:38
黒百合ヒュッテ内は大宴会の様相。消灯まで大変賑やかでした。
寝床。暖房が効いており朝まで温かかったです。
2024年12月31日 16:42撮影 by  ILCE-5100, SONY
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12/31 16:42
寝床。暖房が効いており朝まで温かかったです。
3時に外に出る。風はあるけど満天の星空。初日の出を拝めることを半ば確信。
2025年01月01日 03:08撮影 by  ILCE-5100, SONY
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1/1 3:08
3時に外に出る。風はあるけど満天の星空。初日の出を拝めることを半ば確信。
明けましておめでとうございます。行ってきます。
2025年01月01日 04:45撮影 by  ILCE-5100, SONY
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1/1 4:45
明けましておめでとうございます。行ってきます。
夜の中山峠。風の音が響く。
2025年01月01日 05:11撮影 by  ILCE-5100, SONY
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1/1 5:11
夜の中山峠。風の音が響く。
中山峠からゆっくりと登って稜線に出ました。
2025年01月01日 06:23撮影 by  ILCE-5100, SONY
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1/1 6:23
中山峠からゆっくりと登って稜線に出ました。
東天狗岳の山頂に到着。
2025年01月01日 06:47撮影 by  ILCE-5100, SONY
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1/1 6:47
東天狗岳の山頂に到着。
西天狗岳と北八ヶ岳。
2025年01月01日 06:47撮影 by  ILCE-5100, SONY
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1/1 6:47
西天狗岳と北八ヶ岳。
初日の出。日の出ポイントは奥秩父、国師岳あたりですかね。
2025年01月01日 06:51撮影 by  ILCE-5100, SONY
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1/1 6:51
初日の出。日の出ポイントは奥秩父、国師岳あたりですかね。
南八ヶ岳と南アルプス。富士山はちょうど硫黄岳の向こうか。
2025年01月01日 07:00撮影 by  ILCE-5100, SONY
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1/1 7:00
南八ヶ岳と南アルプス。富士山はちょうど硫黄岳の向こうか。
西天狗岳へ。
2025年01月01日 07:18撮影 by  ILCE-5100, SONY
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1/1 7:18
西天狗岳へ。
振り返り東天狗岳。
2025年01月01日 07:18撮影 by  ILCE-5100, SONY
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1/1 7:18
振り返り東天狗岳。
西天狗岳山頂。
2025年01月01日 07:34撮影 by  ILCE-5100, SONY
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1/1 7:34
西天狗岳山頂。
西尾根ルートで下山。トレースかないので適当に、でも登り返し口にちゃんと取り付けるよう気をつけながら下る。
2025年01月01日 07:51撮影 by  ILCE-5100, SONY
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1/1 7:51
西尾根ルートで下山。トレースかないので適当に、でも登り返し口にちゃんと取り付けるよう気をつけながら下る。
第2展望台から振り返り。
2025年01月01日 08:11撮影 by  ILCE-5100, SONY
3
1/1 8:11
第2展望台から振り返り。
第一展望台から蓼科方面。
2025年01月01日 08:45撮影 by  ILCE-5100, SONY
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1/1 8:45
第一展望台から蓼科方面。
日が出てからも林中はけっこう暗く気温も低いです。
2025年01月01日 08:58撮影 by  ILCE-5100, SONY
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1/1 8:58
日が出てからも林中はけっこう暗く気温も低いです。
唐沢鉱泉に帰着。のんびり入浴してから帰宅しました。
2025年01月01日 10:08撮影 by  ILCE-5100, SONY
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1/1 10:08
唐沢鉱泉に帰着。のんびり入浴してから帰宅しました。
撮影機器:

感想



明けましておめでとうございます。
今年は初日の出を八ヶ岳から拝もうと、唐沢鉱泉から天狗岳へ行ってきました。
黒百合ヒュッテでテント泊する予定だったのですが、いざテントを張ろうとしたところで、テントポールを忘れたことに気がつきました。いやほんとに唖然呆然の大ポカでした。
いまや山小屋はどこも完全予約制なので、忘れたものは仕方ない、ビーフシチューだけ食べて帰るか……と考えましたが、一応宿泊できるか訪ねてみると、なんとOKを頂けたのでありがたく小屋泊させてもらいました。素泊まり8,000円でした。

風の音だけが響く酷寒のテン場に対して、人が増えたヒュッテ内は忘年会シーズンの飲み屋の如き喧騒で、暖房もガンガン効いており寒さとも無縁。夕食後にはコンサートも開かれており、消灯まで凄まじく賑やかでした。消灯後は流石に静かになり、薄着でもOKな暖かさの中でよく眠れました。

朝3時に外へ出ると満天の星空。まだほとんどの人が寝ているうちに入口土間付近に荷物を広げ、ゆったりと補給と身支度を済ませてから出発しました。
中山峠からは風が強く、カメラα5100のバッテリーは撮影したそばからゼロに。懐でバッテリーを温めて撮影時に装填、1枚撮影したらバッテリーを外して懐へ。ちょくちょく立ち止まってそんなことをしているうちに何人かに追い越されましたが、稜線までの登りでは暗さと寒さで結局まともな写真は撮れず仕舞いでした。
風も強かったので体感温度は-20℃を下回っていましたが、一方でInsta360X4はザックに外付けしていても全くバッテリーに問題ありませんでした。カタログスペックは伊達じゃないです。

スローペースで登っているうちに奥秩父方面はすっかり赤く染まっており、ちょうど日の出の少し前、なかなかいいタイミングで山頂に到着できました。Insta360X4のセッティングにちょっと手間取って危うく日の出の瞬間を見逃しそうになりましたが、なんとか無事に初日の出をお迎えできました。
しっかり装備を整えていたため強風と寒さは基本的に問題ありませんでしたが、撮影機器をいじる関係で指先だけは凍傷寸前状態を免れませんでした。カメラのダイヤルはやはりアウターグローブを外さないとうまく弄れません。Insta360X4もアウターグローブだとうまくボタンが押せませんでした。インナーグローブも防風性のある厚手のものでしたが、それでも指の感覚がなくなりました。

元々はテン泊予定だったので、ご来光後に黒百合に戻り、テントを撤収して下山するつもりでした。実際はテン泊できず荷物は全て持ってきており、黒百合に戻る必要もないので眺望のいい西尾根を下って唐沢鉱泉に戻りました。
西天狗岳からの下り始めはトレースがほぼ消えており、ちょっと右往左往しながら下りましたが、第2展望台への登り途中で登ってくる方に出会い、以降はオントレースになりました。ヒュッテから12本爪アイゼンを付けていましたが、少し邪魔になってきたので唐沢鉱泉降下点から外しました。ツボ足だと少しズリズリ滑る感じがありました。

■装備メモ
ウェア上)ドライレイヤーウォーム、ジオラインEXP、アクティブプルオーバー、アルファアノラック、アクロJKT
ウェア下)ドライレイヤーウォーム、ジオラインEXP,ライトアルファタイツ、ウィンターハイクパンツ、ドライレイヤー5本指、WICアルパインソックス、アルパインクルーザー2800
その他)防寒着:アルパインジェネレーターJKT、NMCダウンパンツ、アイゼン:LXB12、ザック:Arc Haul Ultra 50L、ポール:トラバース3スキーポール、撮影機器:α5100、Insta360X4

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