取立山で山スキー サブスリー
- GPS
- 02:50
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 712m
- 下り
- 713m
コースタイム
天候 | 雪のち時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今日はまた護摩堂山にしようかと思ったのですが、勝山市に入ったところで下界は雨で山は小雪、これは人気の取立山も空いているかと思い予定変更しました。と思ったら取立山の積雪期駐車場には既に10数台の車が。私は旧いわな屋の向かいの空きスペースにポツンと駐車しました。ここからはショートカットで行けるのですが、トレースはないのでラッセルスタートです。
トレースに合流しますとそれは恐ろしいくらいに踏み固まっていまして、林道区間は下手にショートカットして苦労するよりはこのトレースを使わせてもらった方が楽チンで速そうなので、もくもくと歩きます。
途中からいつものショートカットルートに舵を切り、またラッセルです。遠回りでもトレース使った方が速いのですが、帰りに滑るルートにトレースを作っておかないと帰りにラッセルの憂き目に遭います。行きにラッセルするか、帰りにラッセルするかの違いですが、トレース作っておくとスキー滑降時にルートミスしにくい利点があります。
この先の斜面は徐々に斜度が強くなり、今日の雪は微妙に固まっていないのでずり落ちやすく、トレースが恋しくなりました(笑)。で、トレースに乗ると今度はシールの接地面積が減って滑りやすく、斜度が強いところはトレースを外してラッセルしないといけません。
途中で山スキーヤーのお二方のトレースに合流し、しばらくトレース泥棒と化しました。ほどなくして追いついて、ちょうど休憩されていたので私が先頭になってラッセル復活。取立山しんどいぞ〜と思いつつグイグイ登ってそのまま山頂に到着しました。
山頂はあいにくガスっていて眺望は芳しくありません。まあ白山は昨日見たからいいか。そそくさと写真を撮ってシールを剥がし、滑走準備をします。今日の雪は水分が多く、NTNテレマークビンディング(ROTTEFELLAのFREEDOM)のトゥーピース部分に雪が圧縮されて氷化していました。これはストックで突いて割らないと滑走モードに入らないのです。
尾根筋は狭めですが特に問題もなく。登ってくる登山者を驚かさないように見かけたら止まって飲み物を飲んだりGPSを確認して通過されるまで待ちます。その先の広大な斜面は薮のないところはトレースが多数あるので、ここは乱さないように避けて密度の濃い樹林帯を滑ります。雪質は悪くなくコントロールしやすいのでむしろ楽しいくらいでした。
その先また尾根筋を滑り、登りでラッセルした少し広い急斜面は左手に回って滑ります。これもまた楽しく、うっかりそのまま尾根筋を外れてどこまでも滑ってしまいそうでしたが、気付いて右に回り込んだらちょうどいい場所に合流しました。
その辺りまで来れば間違った谷筋に迷い込むことはないのですが、今日の雪は表面が雪崩やすいので登山者の歩くルートの上部を滑るとトレースを雪で埋めてしまうことになります。それを避けるために上から見て右寄りに回って、トレースがないところの急斜面を一気に滑り降りました。
取立山のハイライトはこの斜面なのですが、わっさわっさと滑っているとそれは一瞬に感じました。すると行きに作ったトレースが目に入りましたのであとはそのトレース沿いに樹林帯を滑り、林道に合流したらトレースに入って滑ります。幸いこの時間ですと登ってくる人も下山途中の人も遭遇しませんでした。林道が大きく迂回するところは急な法面を滑ってショートカットし、またトレースに合流します。
あとはコテージ「ごまんど」のところから右に分かれて滑り下りれば駐車スペースのすぐ近くです。登山者に大人気の雪の取立山、この急斜面と樹林帯の密度は私好みではあるのですが山スキーで滑るのは結構気を使うのです。
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