霧氷の石尾根を歩いて雲取山へ/平日の静寂・晴天で文句なしでした


- GPS
- 07:05
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 2,070m
- 下り
- 2,071m
コースタイム
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 8:12
天候 | 快晴、風が少々。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・丹波山村村営駐車場を利用。私の見た所、上手くやりくりしてキャパは30台です。 ・鴨沢からの道が依然通行止めなので所畑の方から回りました。 ・平日の為駐車場はガラガラでした。 ・帰路、15時前後の国道411号もガラガラでした。 ・東側から入る場合、24時間営業の最終コンビニは古里駅前のセブンです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
11月30日の時点では凍結箇所はありませんでした。しかし今後はわかりません。軽アイゼンやチェーンアイゼンなどの滑り止めは持参した方がよろしいでしょう。 全体を通して顕著な危険箇所はありません。またルートも至って明瞭です。 《小袖から七ツ石山&小屋を巻いてブナ坂へ》 序盤は緩やかな登りでウォーミングアップに丁度良いです。整備が行き届いており、基本的には初心者でも問題ありません。ただし道が谷側に傾斜しているところがあるので、あまりよそ見をしていると危険です。 今回は七ッ石小屋には立ち寄らず下段巻き道を通りました。奥多摩の巻き道らしく盛大に巻いています。巻き道の醍醐味を充分に味わえます。帰路も結果的には同ルートです。 《ブナ坂からヨモギの頭を巻いて雲取山へ》 基本的に緩やかな道です。ヨモギの頭を巻くと大分楽です。帰路で立ち寄りましたが、こちらの方は登り傾斜が緩いのでお勧めです。小雲取山の急登は巻いてしまうと雲取山に到達出来ないので登ります。ここを超えるとしばらく楽になり、あとは山頂直下でちょっと頑張るだけです。 雲取山山頂のトイレは使える状態だったようです。しかし、紙入れが中々大変な状態になっていました。紙を持ち帰ることをルール化した方が良さそうな気がします。 |
写真
この絡みつき方の執拗さ…鬼平犯科帳とかを読んでいると出てくる下衆なチンピラ。昔の女が幸せになっている所へ乗り込み、強請って金と体を貪る図。アレを連想して何か不愉快だわ(笑)
感想
●●天気予報が良いので困ります●●
ここのところ日曜日の予報が悪く、山に行けませんでした。今回は月末で日月の連休。天気予報も良好。クソ忙しかった仕事も頑張り過ぎたら何とか日曜日で片付いてしまいました。うーん、月曜日は…山に行くべきでしょうね。
いや、行きたくない訳じゃないんですよ。どちらかと言えば行きたい気持ちの方が強いんです。予報良好、平日で静かに歩けそう、せめて年に一度は石尾根を歩いて雲取山に登っておきたい、前回の山行以来1ヶ月空いている。好条件ですよね。
でも、何か盛り上がらない。まあ、行ってみればそれなりに楽しいかも知れないので、とにかく出掛けることにしました。
●●脚力に自信なし。七ッ石山&小屋は巻き巻きで●●
道中奇跡的に雨でも降ってくれば楽勝で山行中止にするところです。幸か不幸かフロントガラスには一滴たりとも雨粒は付かず。まあ、歩き出すしかないですね。事と次第によっては七ッ石山で引き返してやるぞ、との意気込みでスタートしました。
予定通り駐車場もガラガラで、道中も静かなもんです。どんなに慎重なペースで歩いたところで太腿の痙攣は必至ですが、それでもきついのは嫌なのでゆっくりと歩きます。序盤は傾斜が緩く、所々で平らな場所が出てくる度に「はらたいらさんに全部」と呪文のようにつぶやくのは我ながら中々不気味でした。
堂所を過ぎて、まず考えなくてはならない案件は七ッ石山に向かうのかどうか。いえ、七ッ石山は巻くつもりでした。問題はコース中有数のお気に入りスポットである七ッ石小屋…と言うよりはその生物兵器(=バイオトイレ)の定点観測を実施すべきか否か。
登り出しこそ盛り上がらないままのスタートでしたが、しばらく歩いていると結構気分が良くなっていて、ブナ坂以降の開けた石尾根を歩いて雲取山に到達したいと言う気持ちが強くなってきちゃったんですよね。そうなるとここで脚力を消費してしまうのはマズい。やはり七ッ石関連は往路ではパスすることにしました。
そこで新たに生じる問題が「巻き」に関するダジャレです。結局これと言って斬新なアイデアは浮かばず、田中巻き子推しになってしまいました。巻き子感を強めるにはもう少し鼻から空気を抜くべきか、などと考えつつ歩いているとやがてブナ坂に到着しました。
●●霧氷が中々良いではありませんか●●
ブナ坂に到達して見るとかなり寒く、或いはと期待していると石尾根は霧氷で輝いていました。こうなって来るとただただ楽しいですね。富士山に大菩薩、いつの間にか真っ白になっている南アルプスの巨峰群。来てよかったなあ。
ヨモギの頭も手堅く巻いて、登らんと仕方ない小雲取山の急登を耐えればやがて雲取山の山頂に到着です。当然のように太腿は痙攣を始めていましたが、後は下るだけなので問題ないでしょう。
●●帰路も七ッ石関連はパス、しかしこれは判断ミスでした●●
往路ではパスしたヨモギの頭に立ち寄り、石尾根の奥行きを楽しみました。問題は七ッ石山です。見た目通りに中々厳しい登りなんですよね。巻いても大して労力が変わらないのなら我慢して登っちゃうんですよ。雲取山方向の眺望が良いですしね。しかしこのエリアの巻き道は出来が良過ぎて、巻くとメチャメチャ楽出来るんですよ。
「田中巻き子でございます」とつぶやいて、巻き道を採用です。しばらく歩き、今度は小屋方面に向かうか、そのまま下ってしまうか悩みます。ここは小屋に寄る場合でも登りはほとんど無く楽だとわかっています。しかし特に理由なく、何となく下山を急ぎたい気分が勝ち、そのまま下ることにしました。
これが判断ミスでした。堂所まであと少しと言う辺りから敵軍(=便意)が圧力を強めてきました。久しく厳しい戦闘からご無沙汰だった我が軍の防衛ラインは緩みきっています。機動防御のノウハウを思い出しつつ、何とか敵軍の猛攻をしのぎ駐車場に到着。靴の泥を落とすのもそこそこに車をスタートさせ、下界の施設にて事態の最終解決を図るのでした。
やはり七ッ石小屋には寄って置くべきでしたね。
●●感想●●
登り出して30分経つまでは気分が盛り上がらず、何かあればすぐ中止するぞとの断固たる決意がありました。しかし好天、平日、霧氷の石尾根ですからね。決意は脆くも崩れ去りました。率直に言って、かなり楽しかったです。今回の満足度は110%としておきます。
くだらんダジャレで台無し〜
はら平らに田中巻き子。。。
なんじゃそりゃ
霧氷にムヒョ〜
とか言い出したら、ビール
しかしながら青空にムヒョ〜はいいやね〜
最近ヤマレコ放置して見てなかったんだけど、皆様のアップするレコもすっかり雪景色
ということで〜、明日は白馬方面は天気良さそなので、今シーズンの滑り初めしてくるヨ〜
ちわ、zawa氏
なんかね、最近山に行くとダジャレを考える癖がついちゃってさ。
霧氷にムヒョーはストレートすぎてさすがに使えんでしょ。無表情から何か発展させられんものかと考えてみたけど時間切れでギブアップだったよ。この冬の間に霧氷絡みのダジャレを何とか一つくらいはものにしたいと思ってるんだけどね。
>家に引きこもってる間にいつの間に冬になってたんだ!ってな感じです。
ホントだよね。8月以降あまり山に行ってなかったんで、去りゆく夏を惜しんでいるつもりだったのにいつの間にか冬になってたよ。
>明日は白馬方面は天気良さそなので、今シーズンの滑り初めしてくるヨ〜
スキーのことはよくわからんけど、久々で勘が鈍ってるってことがあるのかな?
あまり転び過ぎて尾てい骨を痛めないようにね〜
田中巻き子かぁ〜(´・_・`)
鼻から抜ける声は、ぜひ今度実践してもらいたいけど
どうせ想像するなら巻きよう子の方がいいなぁ。
でも、いっその事ポール巻きにして、指パッチンをしながら軽快に巻くのはどうだろう。
もちろん意味もなく途中で一回転を入れるよ( ^ω^ )
霧氷にウヒョーな季節になったんだね!
最近すっかり低山の住人になっていたので、忘れてたわ。
山の上は冬だって事。
雲取山は冬の方が行きたくなる場所だなって思う。
でもさーここにきて、このお天気、この景色。
muscatさんをきっと待ってたんだよー。
なんとなく億劫な気持ちもよくわかるけど、こういう事があるから、やっぱり山に行こうかなって思う。
そんな事の繰り返しなのかもね。
それはそれで、ちょっと面倒かな?(笑)
久々のmuscatさんの山旅が満足な旅になってよかった(^_^)
ところで、投げるだけ投げて消えるけど、今年の満足度、一体何%になってるの?
そもそも50より下は見かけたことないよね〜(笑)
こんにちは、muniさん。
コメントありがとね
今思いついたんだけど、巻き伸二もいいかも。
「あ〜あ、やんなっちゃった、あ〜あああ、驚いた」
テーマソングもオマケで付いてくるしね
指パッチンしながら軽快に巻く、ポール巻きもいいなあ。
今年の満足度かあ。
夏場にどれだけテン泊出来たかが重要なポイントなんだよね。
年間を通しての満足度ってことだと65%くらいになっちゃうのかな。
そもそも山に行った回数も今年はかなり少ないからね。
ホント早く隠居して松本市民になりたいもんだよ。
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