雨ヶ岳〜パノラマ台(富士山外輪山の全稜線踏破完了)


- GPS
- --:--
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 1,583m
- 下り
- 1,573m
コースタイム
- 山行
- 9:45
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 10:45
帰りは河口湖ICから中央道〜圏央道〜関越道を走行。
R140の埼玉県側は道路沿いに雪があったが、まだノーマルタイヤで問題なし。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨ヶ岳〜中ノ倉山〜中ノ倉峠(山地図の゛稜線”地点)は、地図では経験者向きとなっているがルートは明瞭で、迷いやすい所や危険個所はない。 御飯峠〜仏峠〜中ノ倉山(展望なし)はよく歩かれているようだった。 |
写真
感想
富士五湖周辺の御正体山、三ツ峠山、毛無山などは富士山の外輪山である。
山中湖の南にある立山(たちやま)から田貫湖の南西にある天子ヶ岳まで富士山を眺めながら180度、外輪山の稜線をつないで登山道がある。
このうち、表記の区間のみ数年前から未踏として残っていた。雨ヶ岳とパノラマ台以外は展望の良さそうな所がないし、破線区間が長いのでいまいち気乗りがしないままだった。
まぁ、山歩きは自己満足の道楽なので、行かなければ行かないで済むものではあるが、全区間のうち一日で踏破できるこの区間のみ未踏となっていることが、山好きの心の中に’しこり’となって残っていた。
そういう訳で、仕事の休日が好天となった先月27日、降雪直後となった関東甲信の中級山岳を敬遠して富士五湖西部の山へ向かう。
コースタイムが長いので未明にスタート。
西高東低の気圧配置で風が大変強く、富士山には雪雲が掛かっているだろうと思っていたが、雨ヶ岳へ登頂してみると雲の全くない端麗なお姿だったが、この時期の早朝はやや逆光気味。駿河湾を隔て、伊豆半島の山並みは南端まで見えていた。
雨ヶ岳北尾根は入口のみ笹原で、以降は歩きやすい尾根道。所により巻き道もあるが、危険個所や藪は皆無。展望は背の高い灌木林の樹間から。
雨ヶ岳〜パノラマ台間で唯一展望が素晴らしかったのは浩庵荘への下降点から南へ1〜2分の富士山展望地(山地図に表記あり)。
パノラマ台は東側が伐採され、広範囲の絶景が展開する。今日行き会った登山者はここでの単独行の男性のみ。
下りに再び富士山展望地に向かう。登りに寄った時には雲が掛かっていたが、その雲も下りには消え、素晴らしい眺望だった。
浩庵荘から浩庵テント村までは車道を歩く。
車での帰路、浩庵荘前の駐車場から紅富士に染まる麗しい富士山を仰ぎ見る。千円札の富士山撮影地点でもあり、路肩には多くのカメラ愛好家が三脚を立てていた。
今回の山行で外輪山東側の立山から西側の天子ヶ岳まで、何回かに分け、すべて日帰りでの稜線縦走が完結した。
縦走した主なピーク&地点=籠坂峠〜立山〜三国山〜山伏峠〜石割山〜鹿留山〜富士急・みつとうげ駅〜三ツ峠山〜清八山〜御坂黒岳〜鬼ヶ岳〜三方分山〜パノラマ台〜雨ヶ岳〜毛無山〜天子ヶ岳
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