_3. 満観峰・要衝の経糸[たていと]

2025年03月22日(土) [日帰り]

• GPS: 09:10
• 距離: 23.4km
• 登り: 1,768m
• 下り: 1,715m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:04
• 休憩: 1:06
• 合計: 9:10

距離 23.4km 登り 1,768m 下り 1,715m

5:54 スタート地点
6:03 用宗緑地
8:17 8:25 花沢山
8:40 日本坂峠
8:53 家康ベンチ
8:59 あざみ坂
9:31 9:44 満観峰
10:57 10:58 旧宇津ノ谷峠
11:25 11:36 宇津ノ谷峠
13:24 13:42 ロンショウ
13:46 13:52 谷川峠
14:38 14:46 野田沢峠
14:58 14:59 静岡サービスエリア（上り）
15:04 ゴール地点

天候

晴れ(強風)

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

用宗緑地駐車場：無料・舗装・区画不明・多数置けます。
用宗駅前にコインパーキング有。400円/24H
静鉄ジャストライン：小瀬戸入口-静岡駅_630円
JR東海：静岡駅-用宗駅_200円

コース状況／危険箇所等

県道416(大崩街道)から市境沿いに花沢山中腹までは道が有りません。
立っていられない急傾斜と倒木デブリ地帯です。
花沢山～野田沢峠間は特に危険な個所はありません。
標高は高くないですが頻繁に登下降し、沼津アルプスに匹敵すると思います。
満観峰山頂以外はほぼ眺望が得られません(片側が開ける場所はあります)。
エスケープルートが多数有り、即撤退可能です。
〇満観峰は大変賑わっています。
花沢山から(旧)宇津ノ谷峠間はすれ合う人も多かったです。
東海自然歩道の区間は整備も万全で歩きやすく安心出来ます。
〇宇津ノ谷峠～野田沢峠間は静かな歩行が楽しめます。
ヤセ尾根の部分や倒木もチラホラ。ロープ付きの急傾斜も有ります。
新旧の宇津ノ谷峠の間にDOCOMOとトンネルの換気？施設があります。
建物の静岡側を通るのが正解のようです。ここだけ少しの間車道を歩きます。
〇野田沢峠へ向かうにはロンショウ山頂から間もなく左へ分岐します。
ここを見逃さないように。

その他周辺情報

直帰しました。
野田沢峠へ下山すると小瀬戸のバス停へ行くまでに新東名静岡サービスエリアの脇を通ります。ぷらっとパークから入りフードコートで食事が可能です。シュポッと開けてもバスなら心配要りません。トイレ、自販機は24H使えますしコンビニもあります。

写真

3/22 5:54

ボケちゃいましたが、出発時に日の出という特別イベント。

3/22 5:55

標高400m台には思えない堂々とした花沢山。

3/22 6:17

浜当目トンネルが通行止めのため通り抜けが出来ず、非常に車が少ないです。歩行者にはラッキー！

3/22 6:38

市境標識が立っている擁壁の切れ目から入山します。

3/22 6:41

擁壁の裏に何と階段有り！
しかしその先が地獄。

3/22 6:56

何かの畑だったらしく石積みがあります。
この先が倒木地帯なのですが余裕が無く写真を撮っていません。

3/22 7:16

必死で倒木帯を抜け稜線に乗りました。

3/22 7:30

かんぽの宿からの道と合流しますが、最近は使われていないようです。

3/22 7:35

浜当目からのコースは流石にハイウェイ！
これまでとは月とスッポン以上に違います。

3/22 8:02

昭和オジサンは知っているキングギドラ。

3/22 8:15

花沢山山頂に到着しました。

3/22 8:15

三角点が木にめり込んでる！

3/22 8:30

焼津の街。
こんなに晴れているのに霞んでいます。

3/22 8:53

満観峰へ向かいますが、何と富士山が見えません。
(帰りに市街地からは見えました。残念)

3/22 9:08

途中にあった三角点。

3/22 9:30

満観峰に着きました。
本日で一番高い標高370mですが最高点が分かり難いです。

3/22 9:50

宇津ノ谷峠へ向かいます。

3/22 9:53

こんな平らなところもありました。

3/22 10:44

昨冬に出来たばかりのベンチ。
ありがとうございます！

3/22 10:53

旧宇津ノ谷峠。
ベンチもあって休憩に最適。

3/22 11:12

国一の平成トンネル上に位置していると思われる換気？施設。
本当は撮っている反対側を回るのが正解のようです。

3/22 11:23

換気施設の静岡側を通っていれば車道を歩いて来られます。
私は一度道をロストし左側の階段を降りました。

3/22 11:28

←写真の道路が左へ曲がった辺りで右へ入る登山道があります。

3/22 11:31

(新)宇津ノ谷峠です(単に宇津ノ谷峠と言えば新しい方を指すようです)。本日の最低鞍部。
“旧”ではないと聞いて期待しましたが日当たりが悪い狭い切通しでベンチも無い。
旧宇津ノ谷峠で休憩するのが吉です。

3/22 12:30

ヤマタノオロチっぽいですが、この木は6股でした。

3/22 13:23

このロンショウがラスボス(と思ってはいけない)
名のあるピークとしては最後なんですが。

3/22 13:23

登山道のど真ん中に三角点があります。

3/22 14:10

野田沢峠へ行くにはロンショウから100m下り101m登り返してこのピークを通らなければなりません(ロンショウより1m高い！)。
ピーク名が無いのでノーマークでした。

3/22 14:40

無名ピークからはずっと下って野田沢峠へ出ます。
ここから舗装路です。

3/22 15:04

最寄りのバス停は“小瀬戸入口”です。
もう1km歩いて谷津バスターミナルへ行き藁科線へ乗れば静岡駅まで90円安く行けます。

撮影機器：

TG-2 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

JA12V

郷土静岡市の市境のうち西側はほとんど歩いたことが無く、試しに行ってみました。
本当は大崩海岸の波打ち際から登りたかったのですが、ロープ技術の無い私に敵う訳もなく県道416号線(以前は国道150号)からのアプローチとなりました。
とはいえ見上げる急傾斜の倒木地帯を登るのは困難を極めます。
驚いたのは、こんな傾斜地であっても石を積み耕作をしていた痕跡があったことです。此処だけでなく市内各地で放棄された農業モノレールの残骸を見ることが出来ます。
花沢山の中腹からは踏まれた登山道となり快適に歩けます。
県内東海道の要衝とあって1日で歩ける範囲の中に、多数の路線が稜線下を潜り歩道の峠があります。
花沢山の下にJR東海道線・東海道新幹線、国道150号線、東名高速道路
宇津ノ谷峠の下には国道1号線と県道208号線(旧国1)
野田沢峠付近には新東名高速道路
通過した峠は、日本坂峠・旧宇津ノ谷峠・宇津ノ谷峠・谷川峠・野田沢峠
山頂と峠の登下降を繰り返すので、低山の割に登り応えがあります。
ぷらっと行ける気軽さもありますね。