鴫内山～西村山～百村山（核心部には踏み込めず）

2025年03月22日(土) [日帰り]

• GPS: 07:48
• 距離: 16.0km
• 登り: 1,464m
• 下り: 1,398m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:51
• 休憩: 0:58
• 合計: 7:49

距離 16.0km 登り 1,464m 下り 1,398m

5:47 スタート地点
6:39 鴫内山登山口（大蛇尾木綿畑線）
8:04 8:09 鴫内山
9:02 古倉山
9:21 9:26 剣先
10:06 10:13 西村山
10:29 11:07 黒滝山
11:30 山藤山
11:53 サル山
12:08 三石山
12:26 12:29 百村山
13:33 光徳寺
13:36 ゴール地点

天候

晴れ
（山上ではやや風あり）

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

光徳寺入口
田舎ランド鴫内

コース状況／危険箇所等

・雪の状態（3/22時点）
　鴫内山の中腹より上、百村山は鉄塔辺りから上でほぼ雪道
　ツボ足では、早朝で足首位の踏み抜きが散発
　日中になるとトレースがあるところで足首～脛が続く
　スノーシューでは、朝の内は踏み抜き無し～靴
　日中になると靴～足首程度が続く

＜一本杉ハイキングコース＞
・コース入口は「田舎ランド鴫内」敷地の右奥
・平沢コースに目立った危険箇所は無し
・コースは明瞭、標識も所々にある
＜鴫内山～西村山～百村山＞
・鴫内山～古倉山のコース途中には案内板(距離または標高)がある
・鴫内山～古倉山、西村山～黒滝山～百村山には
　テープ類などの目印が所々にある
・剣先、河下山、サル山前後ででやや急坂箇所あり
　凍結時は滑り止めの装備は必須かと
・黒滝山周辺はやや迷い易い地形
　トレースがあれば問題ないでしょうが念のため注意を
・雪解けや踏み抜きなどによっては雪庇の崩落に注意が必要かと
＜百村山～光徳寺＞
・林道出合いまでは目立った危険箇所は無し
・林道から下では造成によって登山道が変わっている状況
　やや踏み跡が判別し難い状態
・作業道に出る箇所にはロープやハシゴの設置あり

※ルートには部分的にズレがあるかと

写真

3/22 5:25

まずはスタート地点へ自転車移動
朝焼けの空が綺麗

3/22 5:49

出発の時間
迎える日の出

3/22 5:50

もう鯉のぼりの季節？

3/22 5:58

朝日差す森にセリバオウレン
思わず足止め・・・

3/22 6:08

一本杉コースは枯葉道

3/22 6:13

唐突過ぎて何の花か出てきませんでした
ショウジョウバカマですね

3/22 6:38

那須展望台
木の生長で数年後には展望できなくなりそう

3/22 6:42

鴫内山のハイクコースに入ります

3/22 6:46

踏み入ると植林空間
おそらくヒノキかと

3/22 6:50

落葉樹帯になると明るい空間に

3/22 7:13

登って行くと残雪空間に

3/22 7:22

ただ雪解けは日に日に進んでいますね

3/22 7:24

このトレースはシカさん？

3/22 7:27

こっちは中年のニンゲン・・・

3/22 7:31

ふと見れば雪面は波打ってます

3/22 7:39

少し先でスノーシューを装着

3/22 7:50

ここまで登ると高原山の展望

3/22 7:50

こちらは小佐飛山

3/22 7:52

残雪期らしい雰囲気が感じられます

3/22 7:59

時期特有の春霞
近い距離の高原山も少しぼんやり

3/22 7:59

日光連山に至っては肉眼でも判別が難しい

3/22 8:01

夏道に捕らわれず歩けます

3/22 8:02

局所的に雪解け
何か地熱でもあるのでしょうか

3/22 8:07

3/22 8:14

鴫内ルートを取る方がいるかなと思いましたが
ノートレース状態

3/22 8:18

影は崩されること無く描かれてます

3/22 8:23

会津の山に比べるとブナの割合は僅か

3/22 8:31

風向きの痕跡がしっかりと

3/22 8:44

ここで那須展望とは・・・
積雪あってこその眺め

3/22 8:46

ただ雪は凹凸があって少し歩きにくい状態

3/22 8:48

八汐ダムですね
一般には近づけないダム

3/22 8:48

降り注ぐ日差し
暑さを覚えるくらいで緩む足元の雪

3/22 8:57

林立するダケカンバの大木

3/22 9:04

3/22 9:05

立ち枯れが風景に一役買ってます

3/22 9:06

剣先へ
急坂が待ち受けてます

3/22 9:07

左に日留賀岳
右に続く稜線は雪深そう

3/22 9:08

きれいに足形を残すウサギさん

3/22 9:11

気分良く下った後は

3/22 9:19

試練の登り
度々足が止まってしまう・・・

3/22 9:21

剣先手前は少し迷路状態

3/22 9:24

3/22 9:25

鴫内山から古倉山までの稜線が見下ろせます

3/22 9:26

左端が大長山、中央やや右が黒滝山かと
これより先は残雪期向けのエリア

3/22 9:31

霞が少々残念ですが大展望が得られます

3/22 9:33

山上ではさすがに風を受けると冷感が

3/22 9:35

雪に刺さっている氷棒
自然の悪戯ですね

3/22 9:43

ムシカリが春への準備

3/22 9:46

先日の雪が氷に？
時々落ちてきます

3/22 9:48

日留賀岳
あちらも天に駆け上がる回廊がありますね

3/22 9:48

長者岳
限られた方のみが目指す藪山

3/22 9:50

ここも無雪期は笹薮の海

3/22 9:51

今は残雪の道を歩けます

3/22 9:52

味深い深山の景色

3/22 9:53

左が西村山
遠く感じてしまうのは疲れから？

3/22 9:55

右には黒滝山
迷いの森とも言われるコメツガの森

3/22 9:56

天気も景色も良いのですが
足が思うように進まない・・・

3/22 10:04

確かなトレース
黒滝山からのメインルートに合流

3/22 10:06

大雪庇の傍を通ります

3/22 10:07

雪解けで見られる氷柱

3/22 10:09

体力的(時間的)にもここまで

3/22 10:12

折り返す前に山頂先で絶景を・・・

3/22 10:27

西村山～黒滝山ではもう戻られてきた？女性の方と
1グループ(3名)の方達とお会いしました

3/22 10:29

トレース、目印はしっかりあり

3/22 10:33

3/22 10:47

黒滝山でゆっくり寛ぎます

3/22 11:12

開放感のある景色を前に下り始め

3/22 11:15

茶臼岳など那須5峰が集結

3/22 11:15

裏那須と異端児の旭岳

3/22 11:19

残雪期のみの景色はやはり特別感

3/22 11:20

サル山や三石山へぐっと高度を下げて行きます

3/22 11:21

大長山～大佐飛山はまたの機会に

3/22 11:21

雪庇の厚みは何mでしょう？

3/22 11:23

湿った雪では滑りは悪かったですね・・・

3/22 11:24

眼下に見える塩那道路

3/22 11:28

時には太腿くらいまでの踏み抜きも

3/22 12:08

踏み抜きはあれど、下るにつれ酷さは低下

3/22 12:15

日差しの強さが感じられる季節に

3/22 12:26

多くの方はここから登られた様子

3/22 12:29

3/22 12:35

百村山を通過された方は1名かと
（前日のもの？）

3/22 12:36

3/22 12:51

この景色が緑になるのは1月掛かるでしょうね

3/22 12:59

対面に鴫内～古倉の稜線を望む

3/22 13:04

こんなところで大規模な造成が

3/22 13:05

迂回する踏み跡はありますが判然としない所も

3/22 13:09

想像以上に手が入っている印象

3/22 13:10

登山者向けの気配りは有難いです

3/22 13:13

木々の切れ間から南月山と黒尾谷岳

3/22 13:17

スギ花粉漂う森を下り

3/22 13:25

お馴染みの？看板に到着

3/22 13:29

ふと気付けば・・・
セイバオウレンがお出迎え

3/22 13:35

後はてくてくと歩き

3/22 13:39

無事、帰ってきました

3/22 13:44

黒猫さんに見送られて帰宅
お疲れ様でした

撮影機器：

DC-TX2 Panasonic

感想

wakasato

残雪期となると少し注目度の高まる男鹿山塊。
大佐飛山が気になるところでしたが・・・

今回は鴫内側から登り始め。
結果的には核心部となる残雪回廊には届かず。
足取りが快調ならば大長山、大佐飛山を考えていましたが、
やはりそう甘くは無い山域でしたね・・・
それでも残雪ハイクとしては十分満足のもの。
剣先～西村山は豊富な残雪あっての雪庇歩きを体感できましたし、
鹿又岳などの深い山並みや表・裏の那須連山も見渡せましたので。

少し春霞はありましたが青空続き。
代名詞の回廊は目にできなくとも、目的だったルートは歩けました。
季節が進んだ頃にまたこの山域を歩いてみたいですね。

コメント

BOKUTYANN

このゴールタイムなら行けたのでは？

wakasatoさん　こんばんは

やはりご出動でしたか（笑）
もう少し後の時期かと思ってましたが良いお天気で
雪もまだ深そうだし歩きは厳しかったですか？
このルーと取りは代表的なルートより少し厳しそうな気もします
歩行時間8時間弱でwaka様の健脚なら大佐飛山まで届きそうにも思いましたが
今季中にもう一回の「お楽しみ」を残したんでしょうか？（●＾o＾●）

wakasato

BOKUTYANNさん、こんばんは。

いえいえ、大佐飛山までなんてとんでもない
西村山までで登りの足はほぼ使い切っていましたよ。
スノーシューは歩き易くなる反面、消耗が大きいようで・・・
恐らく大長山を前にして力尽きそうな感じでした。
雪が締まった状態でないとやはり厳しい山ですね。
あと「あわよくば」でなく、山頂をしっかり目指して行かないと

今季中の再訪は・・・今のところは考えていません。
ただ大佐飛病が突発的に発症するかもしれませんが