羅臼岳(岩尾別ピストン)
- GPS
- 09:40
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,419m
- 下り
- 1,419m
コースタイム
7:48 オホーツク展望台
8:11 650m岩峰
8:29 弥三吉水
8:35 極楽平
8:55 仙人場
9:09 銀冷水
9:23 大沢入口
9:54 羅臼平
10:16 岩清水
10:59 山頂 11:05
岩清水付近で30分くらいの昼食タイム
14:04 END木下小屋登山口
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
木下小屋そばに5,6台分のスペースがありますが、 埋まっていましたので岩尾別温泉前の駐車スペースに 停めました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●道路状況 全般的に整備されていて歩きやすい道です。 ただ大沢入口以降は岩登りの箇所もありますので 注意が必要です。 ●登山ポスト 木下小屋の登山口にあります。 下山時に下山時刻を記入します。 ●トイレ 岩尾別温泉駐車場端にバイオトイレがあります。 登り始めるとその後はありません。 極楽平より頂上よりの登山道で立ちションしている阿呆が いました。下山まで自信の無い方は携帯トイレの持参は必須です。 ●その他 羆対策でよく響く鈴とラジオを持参しました。 hiro1893さんの記録にもありました羆についてはひとまず 居付いてはいないようです。 山バッチは木下小屋でカッコイイのが買えます。 |
写真
感想
北海道2峰目は羅臼岳です。
羅臼岳といえば羆に出会いそうと言う第一印象。
私もhiro1893さんの山行記録を読んでからちょっと
ビビッていました。↓がその山行です。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-75535.html
あらかじめL-Breathで一番鳴り響くクマ鈴を購入、携帯ラジオも
用意しての山行となりました。
前日はウトロの温泉ホテルに宿泊し雌阿寒岳登頂の疲れを取り、
万全の体制で迎えました。
ウトロ市街地から岩尾別温泉まで20分程度でしょうか、
途中道端に草を食べるエゾシカが大量に見られます。
岩尾別温泉に到着すると既に先着車が10台程度見られました。
バイオトイレで用を足しいよいよ登山開始です。
登山口で入山届けを記入しクマ鈴を付け携帯ラジオのスイッチをONします。
ここに例の羆についてのお知らせが張ってあり、9月2日には
定着していない模様とのこと、ちょっとだけホッとします。
登り始めはそこそこの勾配が続きますが、羆が気になって
上ばかり見ながら進んでしまいます。足元を見ないのは危険なのは
わかっているのですが・・・
その後も羆ばかり気になってコース自体は詳しく覚えていません・・・
ただ大沢入口までは特にきつくもなく、そこそこのペースで
進めると思います。立ち止まるのも怖いのでほぼノンストップ、
無休憩で大沢入口まで辿り着きました。
大沢入口からは冷たい風が吹き抜けていましたので、シェルを
1枚羽織ました。見晴らしも良くなり人も見かけ始めましたので
初めて羆の恐怖から開放され登山に集中できました・・・
大沢入口からは岩場を這い登る箇所もあります。ストックをお使いでしたら
ここで仕舞うほうがよろしいでしょう。
しばらく登ると羅臼平に到着します。ここで更に風が強まりましたので
そそくさと進み這松の中に逃げ込みます。
体に這松が当たるほどの狭い道ですが、風がやわらぎ助かります。
羅臼平で昼食予定でしたがひとまず保留…
その後岩場がポツポツと山頂まで続きます。
鎖場やロープが設置されているほどではなく、マーキングもちゃんと
されていますのでそれほど難しくはありません。
この辺りからは、向かいにある三ツ峰や国後島まで良く見えるので
ついつい振り返ってしまいます。
最後の山頂への岩場がちょっと険しいですが、それを登ると
絶景が待っていました。
正面下には羅臼湖、右にはウトロ市街に知床五湖、左には羅臼市街に
国後島が一望できます。三ツ峰奥と斜里岳は曇って見えなかったのが
残念でしたが。。
おまけに山頂は立っていられないほどの冷たい強風でしたので、
数分の滞在で泣く泣く下山を始めました。。
しばらく下りた岩清水〜羅臼平の間のちょっとした広場で昼食を摂り、
唯一の休憩となりました・・・
その後はノンストップで岩尾別まで下山、羆にも遭わず無事終了しました。
前日の雌阿寒に続き、2000m以下とは思えない絶景でとても満足しました。
2日連続で山頂が強風だったのが残念でしたが、眺望が得られただけでも
満足とすべきでしょう。(ガスっているのが多いと聞きましたし)
最後に、岩清水〜羅臼平の狭い這松帯で立ちションしている阿呆と
遭遇しました。立ちションするだけでも大した阿呆ですが、登山道で
それも世界遺産で堂々とする勇気には呆れきる阿呆でした。
羅臼岳は往復時間がそこそこ掛かりますので、自信の無い方は絶対に
携帯トイレを持参してください。
下山のノンストップはpentarouのトイレのため、と言う理由もありました汗
初めまして。
山頂からのスッキリ晴れた写真、いいですねぇ〜 羨ましい限りです。
ヒグマは・・・、出会わないようにいつも心掛けてたのですが・・・、今となればクマさんに「悪かったなぁ」と思ってます
北海道の山はほとんどがヒグマの生息域なので、いつも「お邪魔します」って気持ちで登らせてもらってますよっ
hiro1893さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
また勝手に引用させていただき申し訳ございません。
とても参考にさせて頂いたもので。。
風が強かったのですが景色が良かったので救いでした。
北海道は低山でも眺望がいいし、自然度溢れていて
とても魅力がありました。もっと登ってみたくなりますね。
また山行を参考にさせてもらいます。
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