記録ID: 817865
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雪山ハイキング
中国山地西部
雪の県境尾根(小坂峠〜雲月峠)縦走
2016年02月24日(水) [日帰り]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 279m
- 下り
- 298m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪の県境尾根(小坂峠〜雲月峠)縦走 日時:2016年2月24日(水) 天気:曇り時々小雪ちらつく 積雪:多い所で70〜80cm?位 コース:北広島町土橋 YMCAキャンプ場手前の最奥の民家付近〜小坂(しょうさか)峠 〜859m〜雲月山(911m)〜高山〜雲月峠〜土橋〜スタート地点 メンバー:3人 今冬初の県境尾根縦走。おまけに今回は珍しく男ばかり3人。昨年、雲月山を雲月峠から登りYMCAのキャンプ場に向かって下山。その折、県境尾根を少しばかり覗いてみた。すると樹木がかなり繁茂し、例え雪の中であろうとも縦走するとなるとかなりの苦難を強いられるのではないかと判断したが、実際登ってみると思ったほどではなかった。 きつい上りがあったわけでもなく複雑な地形があったわけでもなく今までの県境縦走の中では楽な方であった。ただ今回は例年に比べ雪の量が少なく(半分かそれ以下)、そのため雪で隠れるはずの笹があちこちで顔を出し、歩きにくかったことは確かだった。また小坂峠と859mとの中間点辺りには地形図には記されていないはっきりとした幅の広い道があちこちに見られた。それにこの中間点手前辺りの広島県側の斜面にはブナ林(もちろん落葉していたが)も見られ、手つかずの自然がきれいだった。 今回の県境縦走は小坂峠から雲月峠までであったが、後半の859m分岐から雲月峠までは無雪期に歩いている。そのため歩いていないのは前半の小坂峠から859m分岐までの距離にしてわずか1勸漫 始め車道を離れてかつては民家があったのではないかと思われる平坦地から小沢に沿って登るが、峠に出る手前で沢がいくつかに分かれるので注意が必要。左手の沢は避けて傾斜の緩い右手の沢に登る。すると島根県側の古い林道と接する。ここが小坂峠でここから 笹のブッシュを搔き分けながら県境尾根に取っ付いた。その後も多少灌木に邪魔されたり短い急登があったものの取っ付きから859mまではわずか1時間半位だった。 859mから雲月峠までの広島県側は明るい草原の山が続く。県境沿った夏道(一部県境から離れた所は県境を忠実に歩く)を25分ばかり歩くと雲月山の山頂。この稜線も新雪が5儖明僂發辰討い燭、その下の古い雪は締まっていたので歩きやすかった。おまけに今までの展望の閉ざされた樹林帯と異なり、広島県側は明るくすっきりした雪稜が続き雪山の醍醐味を心ゆくまで味わえた。また左(西)の島根県側の樹林帯は木という木には霧氷が付着し、まるでおとぎの世界が次々に現れた。天気さえ良ければ、目にまぶしい白と青とのコントラストの光景が楽しめるのだが残念ながら今日ばかりは曇り空でそれは期待出来なかった。 11時30分、雲月山山頂到着。ガスって展望も利かず風もあったので島根県側の傾斜の緩い樹林帯に入って昼食。その後下山に向かうが、雲月峠組と駐車場組との二つのコースに別れた。自分は次回の県境縦走を考えて一人で雲月峠に向かう。少し時間がかかるので一足先に出発する。ところが途中ガスで視界が利かなくなり、誤って右手の広島県側の斜面に入り込み軌道修正する場面があった(山頂から高山手前までは稜線が広い)。ガスのわずかな切れ目で間違っている事に気づいたが、雲月山と言えど油断は禁物である。それにたった一人だと結構慌てたのではないかと思われるが、後ろに二人いると思うと気も楽だった。 とくに雪山では広い尾根とか雪原は晴れていると何でもないが、一旦ガスって視界が利かなくなると方向が分からなくなり危険な状態に陥る。例えGPSがあっても使い物にならないと思っていた方が良い。とにかく慌てず、あまり動き回らない事、そして瞬時であるかもしれないがガスの切れ間を待つ事である。 その後は島根県側の樹林帯に沿って下りや登りを繰り返すと県道の走る雲月峠へ達した。 このコースでとくに気を付けなければならないのは高山からの下り。山頂(と言っても小さなピークだが)直下の下りはかなり急。凍結しているとスリップしやすいのでこの場合巻き道を使うと良い。 雲月峠からは車道を使って土橋まで歩くが、下り一方で雪は締まっていながらも45分もかかった。 登りの場合は少なくとも1時間はかかるのではないかと思った。 (参考タイム) 上り 出発点(0.22)小坂峠(1.02)859m(0.24)雲月山 下り 雲月山(0.22)高山(0.21)雲月峠(0.12)展望駐車場(仮称)(0.32)土橋 (0.20) 出発地点 |
写真
感想
今冬は雪が少なく例年の半分以下。そのため雲月山の広島県側の斜面は笹やら ブッシュがあちこちに出ていた。それでも雪の雲月山は訪れる人も少なく素晴らしいの一言。
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