記録ID: 823186
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アルパインクライミング
十勝連峰
上ホロカメットク山 八ツ手岩右ルート、左ルート
2016年03月05日(土) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 11:55
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 1,059m
- 下り
- 1,061m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 6:59
- 合計
- 11:49
距離 7.0km
登り 1,064m
下り 1,061m
八つ手岩取り付きまでは特に危険個所無し。取り付き尾根を間違えると復帰するために岩を乗り越える必要が出てくるため、登る尾根を決めたらGPSや何かで確認するとよい。
八つ手岩右ルート
1P目4級:OTリード。小ハングの乗越が難所。右に巻くこともできるらしいが現場ではそれも微妙だったため、直上した。雪で詰まっていたため中間支点作成が困難なため結局1箇所しか中間支点を取らなかった。終了点はショッパイハーケンとアックス二本で流動分散でビレイ。
2P目:亀リード。傾斜の緩くなった雪壁を登る。
3P目:OTリード。視界が悪く、トポに書いてあるトラバースがなんのことを指しているかが分からず、稜上にある小さなピナクルでピッチを切ろうとしたら残置支点を見つけたため、そこで切る。
3.5P目:亀リード。3P目の終了点から少し戻ったところのコルまで。
そこから下降ルンゼへ下降。非常に傾斜の強い場所だったため慎重に一歩一歩バックステップで下降ルンゼにむけて下降する。100mほど下ったところでどうしてもバックステップで下れないところに差し掛かり、支点を構築していたところ、亀が残置支点を発見し、無事そこから懸垂下降で下る。下った後はまた八つ手岩左ルートの取り付きへ戻る。
八つ手岩左ルート
1P目3級+:OTリード。左へバンド状の岩を左上する。凹角に入ってハングの下で終了。ハングの下にはしょっぱいが残置支点がある。
2P目3級:OTリード。山谷のトポには右へでて直上すると書かれているが、右へ出るのも厳しく、左の方が簡単だと思って挑戦するも、意外にホールドが少なく厳しい。結局、気合を入れて右の岩を乗越して右ルートと合流する。ここがこの日の全ルートの中で一番難しかった。終了点は稜線上のハイマツを掘り起こしてビレイ。残置支点もあった。ハイマツは稜線上で見つけると安心感が増す。
3P目:亀リード。視界が晴れてきて八つ手岩の全貌が見えてきたため、どこをトラバースするべきなのかがよく分かったため、順調に岩稜をトラバースする。終了点はハイマツを掘り起こして作成。
4P目:亀リード。3P目とおなじく稜線をトラバース。終了点はカムとハーケンでとてもしょっぱい。決して落ちてはならない。終了点をもう少し伸ばせばD尾根とのコルへのラッペル地点にいけるのだが、ザイルの長さにトラブルがあり、そこまで伸ばすことができなかった。
4.5P目:OTリード。4P目終了点から数m先の所の岩壁にラッペル用残置があり、そこで切る。
そこからコルまでラッペルする。D尾根まで登るか、下降ルンゼを下るか迷ったが、D尾根まで登るとまたザイルを出さなくてはならない気がしたのと、弱層テストをした結果、下降ルンゼの雪崩の危険性は少ないと判断し下った。
八つ手岩右ルート
1P目4級:OTリード。小ハングの乗越が難所。右に巻くこともできるらしいが現場ではそれも微妙だったため、直上した。雪で詰まっていたため中間支点作成が困難なため結局1箇所しか中間支点を取らなかった。終了点はショッパイハーケンとアックス二本で流動分散でビレイ。
2P目:亀リード。傾斜の緩くなった雪壁を登る。
3P目:OTリード。視界が悪く、トポに書いてあるトラバースがなんのことを指しているかが分からず、稜上にある小さなピナクルでピッチを切ろうとしたら残置支点を見つけたため、そこで切る。
3.5P目:亀リード。3P目の終了点から少し戻ったところのコルまで。
そこから下降ルンゼへ下降。非常に傾斜の強い場所だったため慎重に一歩一歩バックステップで下降ルンゼにむけて下降する。100mほど下ったところでどうしてもバックステップで下れないところに差し掛かり、支点を構築していたところ、亀が残置支点を発見し、無事そこから懸垂下降で下る。下った後はまた八つ手岩左ルートの取り付きへ戻る。
八つ手岩左ルート
1P目3級+:OTリード。左へバンド状の岩を左上する。凹角に入ってハングの下で終了。ハングの下にはしょっぱいが残置支点がある。
2P目3級:OTリード。山谷のトポには右へでて直上すると書かれているが、右へ出るのも厳しく、左の方が簡単だと思って挑戦するも、意外にホールドが少なく厳しい。結局、気合を入れて右の岩を乗越して右ルートと合流する。ここがこの日の全ルートの中で一番難しかった。終了点は稜線上のハイマツを掘り起こしてビレイ。残置支点もあった。ハイマツは稜線上で見つけると安心感が増す。
3P目:亀リード。視界が晴れてきて八つ手岩の全貌が見えてきたため、どこをトラバースするべきなのかがよく分かったため、順調に岩稜をトラバースする。終了点はハイマツを掘り起こして作成。
4P目:亀リード。3P目とおなじく稜線をトラバース。終了点はカムとハーケンでとてもしょっぱい。決して落ちてはならない。終了点をもう少し伸ばせばD尾根とのコルへのラッペル地点にいけるのだが、ザイルの長さにトラブルがあり、そこまで伸ばすことができなかった。
4.5P目:OTリード。4P目終了点から数m先の所の岩壁にラッペル用残置があり、そこで切る。
そこからコルまでラッペルする。D尾根まで登るか、下降ルンゼを下るか迷ったが、D尾根まで登るとまたザイルを出さなくてはならない気がしたのと、弱層テストをした結果、下降ルンゼの雪崩の危険性は少ないと判断し下った。
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
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