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Yamareco

記録ID: 824428
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲信越

鉢伏山【雨氷の倒木被害は復旧作業中でした】

2016年03月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:26
距離
14.6km
登り
1,068m
下り
1,046m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:15
休憩
0:12
合計
4:27
距離 14.6km 登り 1,076m 下り 1,053m
6:00
108
スタート地点
7:48
8:00
20
8:20
127
10:27
ゴール地点
天候 曇り(山頂付近は強風)
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
昨日の経ヶ岳(南箕輪村)から約50km
コース状況/
危険箇所等
(登り)牛伏寺〜ブナの木権現〜車道
 序盤に倒木の多い箇所があり少々ルートファインディングが必要。
 北側のトラバースで凍結箇所あり。
 ブナの木権現から車道までの200m程は凍結。
(登り)車道及び車道沿いの登山道〜鉢伏山荘
 車道を歩く部分はだいたい乾いている。
 登山道は凍結部分がちらほら。
 鉢伏山頂まで1km程の所から車道歩きとなり雪溜まりとアスファルトのミックス。
 アイスバーン注意。
(登り)鉢伏山荘〜鉢伏山頂〜展望台
 夏道も一部出ている。
 山頂に近くなると雪道だが深くない。
(登り)鉢伏山荘〜前鉢伏山
 浅い雪道もしくは凍結した路面。
(下り)ブナの木権現〜石切場〜地獄谷
 牛伏寺まで3km標識付近からつづら折りが凍結しておりアイゼン必須。
 地獄谷上部の階段も凍結していてアイゼン要。
(下り)地獄谷〜松建小屋
 今回の核心部。
 倒木が酷い。。詳細は写真参照。
(下り)松建小屋〜牛伏寺
 倒木の片付けが進んでおり特に問題無し
その他周辺情報 ▼電波状況(docomo)
概ね問題無し
(牛伏寺の駐車場登山口が弱い)

▼駐車場
牛伏寺駐車場(30台)
ダムの下(50台以上)
フランス式階段工見学者用(5台)

▼トイレ
牛伏寺駐車場近く(ボットン・汚い・紙あり)
フランス式階段工見学者用駐車場(ボットン・紙なし・雪解け水で床がビチャビチャ)
フランス式階段工上部(ボットン・紙なし)
牛伏寺境内(水洗・非常にキレイ)

▼水場
牛伏川のみ

▼温泉
崖の湯温泉茜宿(700円)
http://www.akanejyuku.com/
内湯と露天からの見晴らしが素晴らしい。

▼店
塩尻市内に近いので困らない
(前日)フランス式階段工を見に行きます
2016年03月05日 15:43撮影 by  F-01F, FUJITSU
1
3/5 15:43
(前日)フランス式階段工を見に行きます
おはようございます!
牛伏寺駐車場、誰もいません
2016年03月06日 05:58撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 5:58
おはようございます!
牛伏寺駐車場、誰もいません
6時ちょうどに出発
鉢伏山まで5.7km
2016年03月06日 05:58撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
1
3/6 5:58
6時ちょうどに出発
鉢伏山まで5.7km
ディアフェンスのゲート。
チェーンを使った簡易ロックです。
2016年03月06日 06:04撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 6:04
ディアフェンスのゲート。
チェーンを使った簡易ロックです。
こういった倒木が多い
2016年03月06日 06:07撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 6:07
こういった倒木が多い
バキバキに折れています
2016年03月06日 06:14撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 6:14
バキバキに折れています
送電線の点検用ルート目印です
上を見上げると送電線が見えました
2016年03月06日 06:26撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 6:26
送電線の点検用ルート目印です
上を見上げると送電線が見えました
長野はいちおう午前中晴れの予報ですが、低気圧が通過中なので風が強い
2016年03月06日 06:32撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 6:32
長野はいちおう午前中晴れの予報ですが、低気圧が通過中なので風が強い
嫌なトラバース
慎重に登る
2016年03月06日 06:41撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 6:41
嫌なトラバース
慎重に登る
馬の背の急登
2016年03月06日 06:49撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 6:49
馬の背の急登
上部は凍結箇所もあり
2016年03月06日 06:51撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 6:51
上部は凍結箇所もあり
場所によっては完全雪道
2016年03月06日 06:57撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 6:57
場所によっては完全雪道
ブナの木権現の分岐到着
2016年03月06日 07:01撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 7:01
ブナの木権現の分岐到着
帰りはフランス式・・方面に下るかどうしようか考えておこう。。
2016年03月06日 07:01撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 7:01
帰りはフランス式・・方面に下るかどうしようか考えておこう。。
凍結した道におっかなびっくりしながらすぐに車道に出る
2016年03月06日 07:05撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 7:05
凍結した道におっかなびっくりしながらすぐに車道に出る
乾いている場所もけっこうある
2016年03月06日 07:07撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 7:07
乾いている場所もけっこうある
あと2km
登山道は車道のカーブをショートカットする感じ
2016年03月06日 07:14撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 7:14
あと2km
登山道は車道のカーブをショートカットする感じ
上部は保護区域になっているため車道のみ
2016年03月06日 07:27撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 7:27
上部は保護区域になっているため車道のみ
ガスの中から急に現れた鉢伏山荘
2016年03月06日 07:33撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 7:33
ガスの中から急に現れた鉢伏山荘
山荘は一旦スルーして残り800m
2016年03月06日 07:36撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 7:36
山荘は一旦スルーして残り800m
ガスガスです
2016年03月06日 07:47撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 7:47
ガスガスです
到着!
あまり山頂と言う感じではない
2016年03月06日 07:48撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 7:48
到着!
あまり山頂と言う感じではない
展望台前にも山頂の標識
2016年03月06日 07:50撮影 by  F-01F, FUJITSU
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3/6 7:50
展望台前にも山頂の標識
展望台
2016年03月06日 07:50撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 7:50
展望台
・・・・
2016年03月06日 07:56撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 7:56
・・・・
鉢伏神社(鉢伏大神)
2016年03月06日 07:58撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 7:58
鉢伏神社(鉢伏大神)
読めないけど前鉢伏
2016年03月06日 08:19撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 8:19
読めないけど前鉢伏
前鉢伏の三角点
2016年03月06日 08:19撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 8:19
前鉢伏の三角点
小屋に戻る
2016年03月06日 08:30撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 8:30
小屋に戻る
冬期解放してなかった。。
2016年03月06日 08:31撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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冬期解放してなかった。。
トイレも閉鎖中。。
2016年03月06日 08:34撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 8:34
トイレも閉鎖中。。
戻ります
ブナの木権現上部の凍結部分
2016年03月06日 08:59撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 8:59
戻ります
ブナの木権現上部の凍結部分
結局、怖いもの見たさで地獄谷経由でフランス式階段工ルートで下山する
すぐに石切り場
2016年03月06日 09:02撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 9:02
結局、怖いもの見たさで地獄谷経由でフランス式階段工ルートで下山する
すぐに石切り場
小休止
2016年03月06日 09:05撮影 by  F-01F, FUJITSU
3/6 9:05
小休止
眺めは良い
2016年03月06日 09:03撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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3/6 9:03
眺めは良い
石切り場から下るとご覧のトラバース
凍結しています
2016年03月06日 09:14撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 9:14
石切り場から下るとご覧のトラバース
凍結しています
アイゼン装着
このあと脱着が何度かあったので簡易なこれで正解だった
2016年03月06日 09:16撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 9:16
アイゼン装着
このあと脱着が何度かあったので簡易なこれで正解だった
何となく倒木が増えてきたけどまだ問題無し
2016年03月06日 09:23撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 9:23
何となく倒木が増えてきたけどまだ問題無し
地獄谷まで来ました
アイゼンを外していると何とソロの年配男性が登って来られたので行けると確信(挨拶のみで会話はせず)
2016年03月06日 09:28撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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3/6 9:28
地獄谷まで来ました
アイゼンを外していると何とソロの年配男性が登って来られたので行けると確信(挨拶のみで会話はせず)
地獄谷
ここから登山道は牛伏川沿いに下ります
2016年03月06日 09:30撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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地獄谷
ここから登山道は牛伏川沿いに下ります
序盤は平和だが・・
2016年03月06日 09:31撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 9:31
序盤は平和だが・・
だんだん倒木が・・
2016年03月06日 09:32撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 9:32
だんだん倒木が・・
これは酷い。。
左岸
2016年03月06日 09:35撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 9:35
これは酷い。。
左岸
向こう岸に倒木の無い道があるじゃん!
すぐに右岸へ・・
2016年03月06日 09:36撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 9:36
向こう岸に倒木の無い道があるじゃん!
すぐに右岸へ・・
登って来る人向けにこんな案内がありますが・・
今日に限って左道(右岸)を歩かないと右道はクモの巣のような倒木だらけの道です
2016年03月06日 09:38撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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3/6 9:38
登って来る人向けにこんな案内がありますが・・
今日に限って左道(右岸)を歩かないと右道はクモの巣のような倒木だらけの道です
牛伏寺まで2kmならもう余裕かな?と思いきや・・
2016年03月06日 09:40撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 9:40
牛伏寺まで2kmならもう余裕かな?と思いきや・・
フェンスが倒されていてほふく前進。。
フェンスの網にアイゼンが引っかかったりして難儀する
2016年03月06日 09:43撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 9:43
フェンスが倒されていてほふく前進。。
フェンスの網にアイゼンが引っかかったりして難儀する
大人のジャングルジムである
2016年03月06日 09:44撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 9:44
大人のジャングルジムである
なんだかんだ言いつつそれなりに楽しめたかも?
2016年03月06日 09:45撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 9:45
なんだかんだ言いつつそれなりに楽しめたかも?
もうここからは平和な下山
2016年03月06日 09:46撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 9:46
もうここからは平和な下山
小屋が見えてきた
手前の倒木はさほど問題無かった
2016年03月06日 09:47撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 9:47
小屋が見えてきた
手前の倒木はさほど問題無かった
松建小屋
2016年03月06日 09:48撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 9:48
松建小屋
ここから林道歩き
倒木を片付けるための重機が置いてある
2016年03月06日 09:48撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 9:48
ここから林道歩き
倒木を片付けるための重機が置いてある
軽く汗を拭く
2016年03月06日 09:51撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
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3/6 9:51
軽く汗を拭く
この下で地元の「牛伏鉢伏友の会」代表とお仲間の方に会い、話しながら下る
2016年03月06日 09:55撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 9:55
この下で地元の「牛伏鉢伏友の会」代表とお仲間の方に会い、話しながら下る
階段工駐車場からダムまでの斜面は雨氷による倒木が酷い
2016年03月06日 10:11撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 10:11
階段工駐車場からダムまでの斜面は雨氷による倒木が酷い
ちょっとわかりづらいがバキバキに折れている
2016年03月06日 10:12撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 10:12
ちょっとわかりづらいがバキバキに折れている
ダムの向こうに常念岳
2016年03月06日 10:15撮影 by  PENTAX WG-3 GPS, PENTAX RICOH IMAGING
3/6 10:15
ダムの向こうに常念岳
パンフレットを頂いた。
宣伝して欲しいと仰っていた。
2016年03月06日 10:23撮影 by  F-01F, FUJITSU
3/6 10:23
パンフレットを頂いた。
宣伝して欲しいと仰っていた。
下山後は牛伏寺に行ってみる
2016年03月06日 11:44撮影 by  F-01F, FUJITSU
3/6 11:44
下山後は牛伏寺に行ってみる
立派なお寺である
2016年03月06日 11:45撮影 by  F-01F, FUJITSU
3/6 11:45
立派なお寺である
仁王像
2016年03月06日 11:46撮影 by  F-01F, FUJITSU
3/6 11:46
仁王像
伏せた牛
2016年03月06日 11:49撮影 by  F-01F, FUJITSU
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3/6 11:49
伏せた牛
駐車場はけっこう埋まっている(ほとんど参拝客)
登山の方も1組出発して行かれた
2016年03月06日 11:58撮影 by  F-01F, FUJITSU
3/6 11:58
駐車場はけっこう埋まっている(ほとんど参拝客)
登山の方も1組出発して行かれた
移動して崖の湯
前から気になっていた
2016年03月06日 13:06撮影 by  F-01F, FUJITSU
3/6 13:06
移動して崖の湯
前から気になっていた
眺めは最高、湯加減もちょうど良い。
さて、明日は入笠山でも登ろうと富士見へ移動です。
2016年03月06日 13:05撮影 by  F-01F, FUJITSU
3/6 13:05
眺めは最高、湯加減もちょうど良い。
さて、明日は入笠山でも登ろうと富士見へ移動です。

感想

鉢伏山を知ったのはごく最近である。
今回登ろうと思ったのは前日の経ヶ岳から近いのでセットで登れると思ったからだ。

最近のレコは少ないが2/21の方のレコが大変参考になった。
ありがとうございました。

最近は倒木が多く、特にフランス式階段工へのルートが酷いとのことで、前日夕方、階段工見学がてら下見に行く。
ちなみにフランス式階段工とは、牛伏ダムの上流にある牛伏川の明治時代から造られた石積み水路のうち最後に作られた141mの階段状水路である。

階段工周辺は車道が通っているが、牛伏寺(ダム)周辺から既に倒木が確認でき、特に階段工周辺区間が酷かった。

散歩がてら階段工脇の林道を登って行くと、倒木を満載にしたトラックが下ってきた。
上流で復旧作業が行われているらしく、林道の奥にあると思われる登山道もあわよくば復旧しているかもしれない?と淡い期待を抱く。

倒木の原因は、大雪か、局地的な異常気象かな?と、1ヶ月程前に報じられたニュースをすっかり忘れていた。
思い出したのは登山中に折れた木の枝に雪が大量に残っていたのを見た時だ。
木が凍りついて大量に倒木が発生し、美ヶ原や扉温泉が一時孤立したニュースが報じられていたっけ。

下山後に、たまたまフランス式階段工脇の林道で地元の「牛伏鉢伏友の会」代表の方とそのお仲間にお会いして話をする機会があり、倒木の理由を尋ねて詳しく教えて頂いた。

「雨氷」と言う言葉を初めて聞いたが、ニュース記事を見つけたのでご参考までに。
----◆雨氷被害の記事◆-------------------------------------------
雨氷で倒木被害、1本の木に最大1トン超付着か
(YOMIURI ONLINE 2016年02月27日 15時25分)
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160227-OYT1T50035.html
-------------------------------------------------------------------
要は木の枝に雨粒が落ちた瞬間に凍りつく自然現象で、氷により木の自重の10倍以上の重さになる。
そのため倒木や枝折れが発生するのだそうだ。
特に根っこから倒れる形での倒木は牛伏ダム前の斜面で発生していた。

テン泊中や泊まりの山行、移動中などに遭遇したらピンチである。
珍しい現象とはいえ覚えておくべきだろう。

登山道の状況は、登りに使用した牛伏寺からの尾根ルート、下山に使用した石切り場から階段工までのルート状況は写真に掲載した通りである。
「友の会」の方が仰っていたが階段工までのルートは「美ヶ原ロングトレイル」のコースのため、おそらくGWまでには復旧するだろう、とのことだった。

午前中は晴れの予報だったので期待したが、肝心の山頂と周辺はあいにくの天気だった。
次は天気が良くかつ登山道が通常通り復旧した時にまた訪れてみたい。

----◆牛伏鉢伏友の会の記事◆-----------------------------------

松本 牛伏鉢伏友の会 「砂防遺産」楽しもう /長野
(毎日新聞2015年10月7日 地方版)
http://mainichi.jp/articles/20151007/ddl/k20/040/014000c
-------------------------------------------------------------------

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