硫黄岳(週末連続登山記録丸1年!!しかし途中敗退)
- GPS
- 10:22
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,244m
- 下り
- 1,234m
コースタイム
- 山行
- 3:13
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 4:20
- 山行
- 5:43
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 7:15
天候 | 1日目:晴れ、2日目:雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
7:00 新宿 - 9:08 茅野 スーパーあずさ1号 9:30 茅野 - 10:08 美濃戸口 バス 帰り 14:45 美濃戸口 - 15:23 茅野 バス 15:50 茅野 - 18:07 新宿 あずさ24号 |
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸口〜赤岳鉱泉 最初の方の林道は、車のタイヤ跡を中心に地面の土が出ている所も多く、凍っている個所もありました。その後上に行って山道に入る連れて雪が増えてきますが、登りなので気を付けて行けばアイゼンなしで大丈夫でした。 赤岳鉱泉〜硫黄岳(の途中まで) ピッケルと10本爪アイゼン使用。未明から降り出した雪でトレース消えていました。最初はプチラッセル、森林限界以降は本格ラッセル。赤岩の頭付近の分岐点まで行きましたが、視界不良で道がよく分からない上、膝上ラッセル必至だったので断念して引き返しました。 赤岳鉱泉〜美濃戸口 雪が積もって前日と景色が一変していました。チェーンスパイクに付け替えましたが、もしかすると美濃戸まではなしでもよくて、美濃戸から下はチェーンスパイクか軽アイゼンあった方がいいように思いました。タイヤ痕が滑りやすいです。 |
その他周辺情報 | 美濃戸口の八ヶ岳山荘で入浴しました。シャンプー、リンス、ボディーソープ、ドライヤーあり。温泉と書いてなかったので温泉ではないようです。でもとても気持ち良いお風呂でした。\500 |
写真
感想
今回は親子雪山登山。と言っても私が親ではなく子の立場。(いい歳しても子は子なのです。。。)
父親は雪山経験割と豊富、ですが歳も歳なので最近は余り行っていなくて普段は低山中心、母親は1年前に北横岳に行ったのが初めての雪山で今回が2回目、同じく低山メイン、私は先シーズンに雪山デビューして講習会を何度か荒らし、今シーズンは単独で3、4回、天気に恵まれ続けたので余り辛い経験はなし。こういったメンツでの硫黄岳挑戦となります。
2日間の内、1日目は晴れで2日目は雨または雪という予報だったので、1日目に登るのが望ましく赤岳鉱泉の到着時間によっては登ってしまおう、との予定でしたが、何分電車とバスなのでスタート時間は遅くなってしまいます。さらに赤岳鉱泉への到着も予定よりオーバーしてしまった為、1日目は硫黄岳に行くのはあきらめ、部屋で早々に宴会開始です。どちらにしても風邪気味で余り体調が芳しくなく、これ以上行動する元気はなかったのですが。(その割に酒呑む元気はあったようです・・・)
翌日、朝ごはんはお弁当に代えてもらい、6:00に硫黄岳へ出発です。未明から雪が降り続いているようで、トレースは消えていました。出発して少ししてから母がコンディション悪く、登る自信がないとのことで鉱泉に引き返して行きました。(それまで死にそうな感じだったのが、引き返すと決まった途端足取り軽く喜々として戻って行きました。)
自動的に父と二人になってしまい、先頭を交代しながら登りました。最初の内はラッセルとも呼べない程でしたが段々雪が深くなってきます。体調が良くないのか、高所だからなのか、普通に辛いだけなのかわかりませんが、とにかくきつい登りでした。
森林限界を超えてから、一回登山道を外してしまったのですが、そこの外した区間のラッセルで疲労困憊した父が登山道に戻った尾根の分岐の所で座り込んでいました。それを見てマークスの山の犯人が北岳山頂で座って死んでいるシーンを思い出しました。(本でしか読んでないので、映像は見たことないのですけどね)
その姿を見たらとても、山頂まで行こうとは言えませんでした。硫黄岳方面は真っ白で、トレースはもちろんなくて、膝上以上のラッセルが必要そうです。どこが道かもわからないので「私が先行するから行こうよ」とも言えません。コースタイム上は山頂まで20分の所。残念ですがここで引き返すことにしました。
後から気づいたのですが、今回の山行で週末連続山行記録が丸1年となりました。記念すべき日に途中敗退とは、ちょっと悲しいですね。でも無理やり山頂を目指して何かあってからではシャレになりませんので、これで良かったのだと思うことにします。もちろん敗退したからと言って連続記録がストップしたわけではありません。(連続山頂ではなく、連続山行ですから。その辺は割と自由)
終わってみたら八ヶ岳山荘に着いたのはバスの1時間少し前でしたので、硫黄岳山頂往復していたら時間がギリギリだったかもしれません。最後八ヶ岳山荘で入浴し、濡れたものなどストーブの前で乾かしながら休憩させてもらい、やはり余裕を持って下山できてよかったと思いました。
硫黄岳はまた天気のいい日に雪山で挑戦したいです。でも今回みたいな天気でも怯まず行けるようにもなりたいです。雪は結構降っていましたが、風はそんなにないので吹雪ではなかったですし、気温もそれほど低くなかったので、慣れた人なら行けたんじゃないかなと思います。本当に行きたいのは赤岳なのですが・・・今シーズンもう一度位八ヶ岳行けるかな。
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