大雪山・黒岳 ☆北海道の秀峰へ・北海道遠征2日目☆
- GPS
- 04:29
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 727m
- 下り
- 950m
コースタイム
天候 | 黒岳までは晴れ?北鎮岳への途中は視界無しの強風! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
りんゆう観光 層雲峡事業所 TEL:01658-5-3031 http://www.rinyu.co.jp/modules/pico01/ ロープウェイ営業時間 8:00〜16:00、運行間隔 20分、所要時間 7分 ロープウェイ往復料金 1950円 リフト営業時間 9:00〜15:20 リフト1回券 400円 ※スキーシーズンはリフトは上りだけ乗る事ができる。下りはNG。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
黒岳山頂付近は傾斜がキツイので雪質によっては危険な場合があります。 当日はフカフカ雪だったので滑る危険性はありませんでしたが雪崩の危険性があります。 ☆日本雪崩ネットワーク http://www.nadare.jp/avalanche-info/observe/ |
その他周辺情報 | ☆ホテルグランテラス千歳 http://breezbay-group.com/hgt-chitose/ ☆層雲峡ビジターセンター http://sounkyovc.net/ ☆層雲峡温泉・黒岳の湯 http://www.rinyu.co.jp/modules/pico01/index.php?content_id=6 10:00〜21:00(ただし、入館は20:00まで) 大人600円 ※層雲峡ビジターセンターに100円割引チケット有りました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
予備靴ひも
ザック
アイゼン
スコップ
スノーソー
行動食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
カメラ
ストック
|
---|---|
共同装備 |
トランシーバー
|
感想
二日目は大雪山・黒岳です!
こちらは五年前の夏に黒岳から烏帽子岳・北海岳・荒井岳・中岳と一週したのですが冬は登山道も違っているので初めてみたいなものです!
ロープウエイとリフトを乗り継いで登山口へ、ロープウエイ駅の登山届書いてる時に聞いた感じでは、先行者が何人かいるようなのでトレースは期待できそう!
今日もスノーシューで登り始めます、夏道と違って黒岳への尾根右側をほぼ直登のルートです!
shichiさんは先行者を見つけると闘争心に火が着いたように猛ダッシュで追い抜いて見えなくなった!
標高差450m程を1時間で登ったらしい!(>_<)
私達は1時間半弱で到着、バックカントリーボーダーが居たのでダウンヒルの様子を半時間程みてから北鎮岳方向に向かいます、石室小屋は半分ほど埋もれて扉がどこにあるのかもわからない!所どころ雪から出てる登山道の鉄杭を辿って進みますがチョッと離れると先行の二人がガスに消える!
帰りのロープウエイ最終時間があるので北鎮岳取り付き手前まで行って引き返します!
nanchiさんは何処で引き返すのか待ってたように帰りは早い!(笑)
かすかに見えてる周りの景色の写真撮ってるうちに二人の姿はガスに消えて行きました!(>_<)
石室小屋から登り返し黒岳に到着!
昨年末黒岳で滑落死した谷口圭さんが堕ちたと思われるところに行ってみたが北壁はほぼ垂直の崖で堕ちればひとたまりもないなと思える場所でした!ご冥福をお祈りいたします!
帰りはスノーシューを外して、二人はアイゼン、私は靴だけ!急斜面ですが柔らかい雪で真っ直ぐ降りても滑らず面白い!20分程でリフト終点に到着です、下りはリフト乗れないのでコース脇を歩いてロープウエイ駅へ!
下のビジターセンターで休憩後、層雲峡観光ホテルの立ち寄り温泉に入ろうと寄ったら15時で立ち寄り湯は終了!元に戻って層雲峡元湯銀仙閣は休業中!最後に探した大雪山バーデンハウス層雲峡黒岳の湯は開いてました、露天風呂が上の階でチョッと変わった造りでしたがサウナや冷水浴でゆっくり出来ました!
夕食は最後の宿のある千歳の焼肉店で二日目も無事終了!
北海道遠征2日目(初日移動日を含めると3日目)
この日は北海道の秀峰 黒岳から北鎮岳への縦走計画で、下りのロープウェイの終発時間が16:00という制約があり、かつスノーシューでの行程となれば、かなりタイトな一日になると予想されるので前夜から気合い入ってました。(嘘ですけど〜)
朝起きると駐車してある車にやや雪が積もってます。
空を見ると快晴の予感ですが、山はどうなのか?
若干不安ですが朝食を終えてすぐに宿を出立して黒岳ロープウェイ乗り場を目指します。
宿から2時間程でロープウェイ乗り場に到着すると始発便が動きだしており、いきなりのタイムロスです…
20分後の次便に乗車すると車中アナウンスが「リフトの雪を除去中のためしばらくお待ち下さい」との事だったので、アナウンスを信じてロープウェイ駅で入林届を書いたりして待っていると、どうやらリフトは動いているようで…
え〜!ここでもタイムロス…
嫌な予感しつつリフト乗り場へと急ぎ、リフトトップへと上がれば即行でスノーシュー装着して黒岳山頂を目指して登っていきます。
先行者のトレースを追いながら、時にはトレースをショートカットして直登でどんどんと登り息をきらしながら黒岳へと登頂。
すぐに谷口けいさんが亡くなられた北陵方面へと向かい、その場にて合掌。
ヤマケイのDVDにて見た事しかありませんが笑顔が素敵な方でした。
ご冥福をお祈りします。
山頂へと戻り、地元のバックカントリーの方に尋ねると、北鎮岳へはゆっくり歩いて3時間かかるとの事で…
すぐに出発すれば何とかなるかな〜と思いましたが、雪山でのリスクを考えると無理はできないだろうと思い途中で引き返す事を前提にして雲の平と呼ばれる方面へと降りて行きます。
天気が良ければ素晴らしい景色を目の当たりにできたんでしょうが、残念ながら周りは真っ白で何も見えません。
目を閉じるとゴーゴーと唸る風とハードシェルにバチバチと当る地吹雪の音が心地よく、肺へと入ってくる-18℃の寒気も心地よい。1時間この場にとどまっていれば低体温症になるであろうと思えるほどの環境に身を持って体験できるなんて幸せです。
そういう日常では絶対味わえない時を幸せに感じるのは、ちょっとおかしいんでしょうか!?
雲の平を進みながら引き返すタイムリミットを12:30と決め、行けるところまで進んでから引き返し、黒岳山頂へと戻っていきます。
黒岳山頂からも引き続きスノーシューのままで降りて行こうとしますが、どうも滑り落ちそうなのでアイゼンへと換装して一気に下山。
リフト下を通ってロープウェイ駅に到着するとまだ14:30頃、ちょっと下山が早過ぎたようですが、ロープウェイに乗り遅れるよりもいいやという事で結果オーライ。
無事が何よりです。
下山後は層雲峡ビジターセンターで休憩して、その後に日帰り温泉へと立ち寄り千歳にとってある宿へと移動。
今日も充実した一日でした。
nekojigenさん、nanchiさん、
今日もお疲れ様でした&ありがとうございました。
(追伸)
写真のコメが消えた?
また書き込んでください。すいません…(T_T)
遠征登山二日目。
sichi7さんチョイスの黒岳-北鎮岳縦走。
本日はややハードになるのか?sichi7さんの意気込みが感じられます。
そして本日一番乗りではないことに・・・やや危険を感じ・・
その予想はBINGO!! sichi7さんのスピード速し。しかもターゲット発見すると速くなります。最初はマイペース1号(nekoさん)2号(自分)を様子うかがいしていましたが、2番目のターゲットをrock on通過するともうすでに姿が遥か彼方。
3番目のターゲットまでは・・・む〜り〜ってことで我々は勝手にしてくれ状態で、マイペースで登って行きますが、ただただ、登りながら思うこと、”遅いよな〜遅いよな〜体力ついてないな〜体力ないな〜”と撃沈しながらボチボチ登ってい行きます。
先日やや凍傷になりかけた右手3本の指がやはり感覚がおかしい。即座にグローブをより暖かい物に交換し、山頂を目指します。凛々しい黒岳が姿を現し、予想に反した青空にテンションあがります。気持ちはこの青空の間に山頂に辿りつかねば!!と思いますが、しんどいものはしんどい。最後はジグザグに登るより直登が楽だわ!!なんて思って直登したおかげて山頂手前でヨロヨロでしたが間に合った青空!!
山頂にはBCのボーダーが順番待ちしながら一人ずつ滑って行きます。気持ちええやろな〜と羨ましく思います。一度は経験してみたいと本気で思います。
そして本日の本当の目的地北鎮岳に出発。このころから雲行きが怪しくなり・・・
雲ノ平周辺ではほぼホワイトアウト!!でも素敵な雪原です。春先はどんなんやろ〜新緑はどんなんやろう〜と想像しながら、凹み気味になりながら前に進みます。
避難小屋到着辺りから、強風もまし、右ほっぺが痛い!という感覚になり始めた。
右手の指先もおかしいのでヤバイな〜と指先運動ほっぺをかくまって前に進みます。
進めど進めど代わり映えしない景色、たま〜に青空が顔出しかけぱっと景色が見えるので期待が膨らみますが・・・・アカン!! でもsichi7さんは北鎮岳ROCKONなので前進あるのみ。タイムリミットまでは進み続けるのだろうと覚悟を決め後を追います。後チョットで分岐までのところらしいですが、ロープウェーまでの時間があるので撤収。 実力不足で申しえわけない!!と思いつつ方向転換!!戻る闘士がわいてきました。ホワイトアウト上の歩行練習になると思い、nekoさんsichi7さんに頼らず先頭を歩きます。左右は切れ落ちてます。そして特に左側は要危険!と頭にインプットし目的物を定めそれに向かって真っすぐ歩いていって見ました。下を向かず目線を替えぬよう、一定に保ち歩きてみます。黙々と歩いていたのであれっ?と後振り向くと真後ろにsichi7さんが監視しておりました。
基本慎重派ですがたま〜にやらかす要危険人物なので仕方ありません。
黒岳からの下山はフカフカモフモフの何とも言えぬ気持ちの良い下山であちゅうまにロープウエー乗り場まで到着。
本日も無事終了。nekoさんsichi7さんお疲れ様でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する