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記録ID: 83094
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ハイキング
甲信越

【静寂とせせらぎ】徳和渓谷散歩

2010年10月11日(月) [日帰り]
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GPS
03:00
距離
6.9km
登り
437m
下り
425m

コースタイム

9:52徳和バス停-10:15乾徳山登山口-10:22夢窓の滝-10:43長尾の滝-10:53車止めゲート-11:12胴切の滝-11:14愛染の滝-11:18荒神の滝-11:31障子岩・白虎の滝-11:36竜神の滝-11:41柳滝-11:49炭焼窯の跡-11:50山の神-12:06長尾の滝-12:45頃徳和
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
塩山駅から徳和バス停
コース状況/
危険箇所等
道の状況:しっかりしている。
JR中央本線から甲府盆地が見渡せる。
by  W52P, KDDI-MA
JR中央本線から甲府盆地が見渡せる。
徳和バス停。本数少なし。
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徳和バス停。本数少なし。
バス停近くの公園。此方のトイレで用を足す。
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バス停近くの公園。此方のトイレで用を足す。
いってきます。
徳和神社にご挨拶。
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徳和神社にご挨拶。
さらに上手にある駐車スペース。
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さらに上手にある駐車スペース。
乾徳山登山口
手前を下ると夢窓の滝。奥は長尾の滝。
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手前を下ると夢窓の滝。奥は長尾の滝。
奥が夢窓の滝。接近するほど危険度が増す。
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奥が夢窓の滝。接近するほど危険度が増す。
こういう階段を下ってくる。
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こういう階段を下ってくる。
上に戻る。
夢窓の滝を上から。
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夢窓の滝を上から。
長尾の滝その1
長尾の滝その2
さらに上る。
ゲートは閉じているが、車止め程度の意味と解釈。
by  W52P, KDDI-MA
ゲートは閉じているが、車止め程度の意味と解釈。
爽やかな沢の轟きと、
by  W52P, KDDI-MA
爽やかな沢の轟きと、
しっかりと歩きやすい木漏れ日の道。
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しっかりと歩きやすい木漏れ日の道。
胴切の滝
胴切の滝の少し奥にある愛染の滝。
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胴切の滝の少し奥にある愛染の滝。
荒神の滝
白虎の滝
竜神の滝
炭焼窯の跡
愛染の滝
再度長尾の滝。虹が見える。
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再度長尾の滝。虹が見える。
今日はこの辺で終わり。
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今日はこの辺で終わり。
バス停前の木道
撮影機器:

感想

8月初旬に乾徳山とセットで考えていたのを断念した分の回収。

10月の3連休は初日から天候に恵まれず、中日もスッキリしなかった。

最後の日は晴れたが、夜に川越市喜多院での市民第九合唱を観に行くこととなっていたため、軽い散歩をすることに。

寝床でうだうだ考えた結果、川崎町田方面よりも山梨方面をとって出かけることとした。

川越の前に何故山梨なのか?冒頭の理由の他に、場合によっては西沢渓谷も視野に入れていたように思う。
今日もまた、愛しの甲府盆地は晴れやかな笑顔を私に向けてくれる。

塩山駅はバス待ちの行列。臨時バスも出ているらしく、バス会社も乗客を詰め込まない。どうせ殆ど西沢渓谷に行くのだろう。バス内でも西沢渓谷のマップとティッシュを配っていたし。
しかし、意外なことに徳和で3分の1くらいの乗客が降りたのだった。

バス停近くの公園のトイレで出すものを出しておこうときばっていたら物凄く時間がかかってしまい(待ち人がいたので一旦出る。)、出発する時には他の人はいなくなっていた。

今年の夏にヒロシ氏と乾徳山に登った時は十分ご挨拶できなかった徳和神社にご挨拶する。今日は前回と比べて天気もよく、ハードな歩きでもない。他にも多くの人が来ているようで、バス停近くの駐車場も、さらに上手の駐車場も以前の倍くらいの車が停まっている。暑さが収まり歩きやすい気候になったためかもしれない。

乾徳山登山口を過ぎてしばらく歩くと本当に静かになった。人も以降は2、3人程度しか会わない。沢の流れがずっと耳につく。
最初に現れるのが夢窓の滝と長尾の滝である。長尾の滝が一番初めに目に付くのだが、夢窓の滝の方が手前にあるので、そちらの方を紹介する。

夢想の滝は落差では徳和渓谷の中では上位に位置すると思われる。今まで歩いてきた道を2段ほどに分かれた階段を降りていくと、沢沿いに至る。そこは薄暗く滝が、階段の設けられている地面に遮られて全体が見えないので、滝をよく見るには結構近づかないといけない。最終的に沢の中の岩を飛び石伝いに進んだのだが、濡れていて危険なので大事をとった。行こうと思えばさらに接近できたとは思うが、デジカメも携帯も防水でないのが私を思い止まらせた。

階段をもとの道に戻ると、左手すぐの長尾の滝に行く。そこでは男性が一人写真を撮っていたが、他の森の中にある滝とは違って陽光を浴び、水しぶきが煌いている。よく見ると虹も見える。

この二つの滝が露払いというか、前哨である。再び、しばらくの間砂利道を歩くと、ゲートが道を塞いでいる。車で来られるのはここまで。ここから先は関係車のみ通行可という意味だろう。
何しろ、徳和渓谷の本体はこのゲートの先にあるのだから。

ゲート脇を人が通れるようになっているので、そこを通り、その後すぐ砂利道の車道から渓谷の遊歩道に入る。
この遊歩道を歩いてみて思ったのだが、訪れる人が少ないように思われるにも関わらず、日の光は適度に射し込み、地面はしっかりとして歩きやすい。こういう所に慣れていない人でも気軽に歩ける。そんなに長時間かかるわけでもなく、ちょっとしたデート等にちょうど良いかも知れない。まあ彼女のいない私が言うのも何だが。西沢渓谷に比べたら慎ましやかな渓谷ではあるが、その分、人も少なく静かなので、二人だけの時間を大事にしたいという方々には適当なのではないか。

なだらかな道を行くと、沢を橋で渡る箇所があり、その傍に胴切の滝がある。また、その数十m上流には愛染の滝が控えている。
沢から登りさらに先に進むと二つ目の沢が現れ、荒神の滝や竜神の滝、白虎の滝と滝のオンパレードとなる。どの滝も落差はそれほど無いのだが、白虎の滝のごときは、向こうからこちらまで長くまっすぐに段を経つつ伸びてきて、まさに白虎が私の方に疾走してくるような感がある。水流も十分かつ激しい。
その滝沢歩きも柳滝をもって終わり、高所歩きとなる(徳和渓谷は輪切りにするとW型でその真ん中の高い所を歩くという意味。胴切・愛染は下流側から見ると右側になる。)。

再び愛染・胴切の滝を経て、林道に戻る。日はなお高く、長尾の滝に映える小さな虹を愛でた後、バス停近くの食事処で新そばをいただき、川越喜多院の市民第九合唱会に向かったのだった。
終わり。

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