亥鼻山
- GPS
- 01:40
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 15m
- 下り
- 17m
コースタイム
- 山行
- 1:41
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:41
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
せっかくの三連休です。日頃から運動不足だと騒ぐ家内を連れて、久しぶりにウォーキングに出かけました。
出かけるといっても遠出ではありません。千葉駅近くの亥鼻山です。ただし、山といってもこんもりと広がる小さな丘にすぎません。その丘が、下総台地から亥の方角(北西よりやや北の方角)に伸びているので、このような地名になったようです。歴史的には、鎌倉時代に活躍した千葉一族の城館があった場所となります。
亥鼻山は自宅からそれほど遠くはない場所にあるので、家で昼食を食べてから出発しました。まずは、京成千原線で、千葉寺駅に向かいます。千葉中央駅を出ると、北側の窓に台地が広がっているのが目に入ります。その丘が今日の目指す目的地となります。千葉寺駅で下車し、さっそく千葉寺へ向かいます。
NEXUS7でWebから地理院地図を呼び出し、あえて細い曲がりくねった道を選んで歩きます。この辺りは、昔からある土地のようで区画整理がまったく進んでいません。まあ、その方が歩くのもおもしろくなります。風景も見慣れた画一的な住宅街ではなく、迷路のようです。一瞬一瞬異なる風景が目に飛び込んできます。高低差もあり、無理に作ったとしか思えない急造の階段が、さらに迷路を複雑にしています。行きつ戻りつしながら、どうにか千葉寺の山門が正面に見えてきました。
千葉寺は、709年に建立された千葉市でもっとも古いお寺だそうです。今日は、朝から骨董市が開かれていたようで、綿菓子やら焼きそばなどの出店の他に、古い銭やら小さな仏像などを広げた出店がいくつか見受けられます。すでに市は終わりのようで、多くの店が跡片付けに入っていました。大きな古い銀杏の木は、県指定天然記念物で、さすがに風格を感じます。地理院地図でこの辺りを調べると、千葉寺なのに、お寺の地図記号がありません。代わりに神社の地図記号があります。確かに、お寺の本堂の奥に瀧蔵神社が小さく鎮座していました。
千葉寺を跡にして、亥の方角よりさらに北の方角を目指して歩きます。近代的でかつ文化的な建物が見えてきます。千葉県立中央図書館です。その図書館の横の広い階段を上ると、今度は千葉県文化会館が見えてきます。この辺り一帯は公園のようになっていますが、人出がまったくなく、寂れた印象が色濃く残ります。さらに階段を上ると、お城の天守閣が見えてきます。通称「千葉城」と呼ばれている亥鼻城ですが、千葉氏は鎌倉時代の後家人なので、このような戦国時代のお城とは無縁です。千葉市立郷土博物館を建設するにあたり、戦国時代のお城をイメージして設計してしまったようです。でも、この天守閣は人気があるようで、大勢の人が休日を満喫していました。博物館は、三連休の日曜日なのに残念ながら休館日でした。
天守閣を一周して、JRの千葉駅へ向かい、ウォーキングを終えました。
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