皇海山 【日本百名山日帰り最難関 クラシックルート】

しゅんすけ
その他5人 - GPS
- 14:51
- 距離
- 29.1km
- 登り
- 2,341m
- 下り
- 2,338m
コースタイム
- 山行
- 11:22
- 休憩
- 3:31
- 合計
- 14:53
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
岩場、トラバース、藪漕ぎあり |
| その他周辺情報 | かじか荘に宿泊 午後7時までにチェックイン必要。 |
写真
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
|---|---|
| 備考 | 水は、パウチータイプ9つ(300ml)2.7l ペットボトルのお茶、水 アミノ酸ゼリー2個 食料は、おにぎり2個、ミニアンパン5個ミニクロワッサンン5個、卵サンド、魚肉ソーセージ一本 防虫ネット、ヘルメットは必需品 |
感想
2025.6.21 夏至☀
日本百名山 皇海山(スカイ山)
群馬県と栃木県にまたがる標高2144mの山。
🕐?14:50🚶30km🆙2150m
50のチャレンジ第一段☝
皇海山。惹かれる名前の山ではありませんか?
深田久弥は、
庚申から皇海までの至る途中で素晴らしい山の展望を得た
私たちの足はそのため、しばしば楽しい停止をゆだねた
と著している。
また、栃木県が定める山のグレーディングでは、体力度および技術的難易度が最も高い山で、登り応えと言われ、日本百名山日帰り最難関とも言われています。
そんな、皇海山をチャレンジしたくなり半年前から計画🤔
時期は、日照時間の長い夏至の6/21と決めました。
また、登山後、疲労を考え登山口にあるかじか荘を予約し拠点としました。
山道具についても昨年夏に行った富士山一合目馬返しを参考にしました。
山小屋もなく、食料、水を補給できないため、
水分は、4判猗。
ですが、水が足りない事態に陥ってしまい疲労度が増すことに😅
※皇海山が難関と云われる理由
庚申山ルート(クラシックルート)しか選べない。唯一の山小屋だった庚申山荘が休業していため、皇海山に登頂するには、全長25km以上、累積標高2000m以上、コースタイムにして15時間のルートを「日帰り」しなければなりません。
今回は、朝3時に出発して帰着は午後6時になりました。
またルートが長いだけではありません。
庚申山の登りの連続する岩場、庚申山から鋸山への稜線はいくつものピーク(アップダウンが激しい)、鋸山の連続する長い岩場、鋸山〜皇海山間の急な下りと登り返しのピストン区間、登山道をふさぐ倒木(本当に多い)。
しかも鋸山へ向かう途中の鎖場を降りる際、大阪万博人気パビリオンかと思うようなくらい待ち時間が長く1時間待ちました👀
登頂後、六林班峠経由での下山は、鬼のような笹の藪漕ぎと、長い長いトラバースが下山の疲れた体に応えました。
ちなみに別行動の🐻ちゃんご夫妻は、
午前3時前に出発し、下山が午後10時半と約20時間でした😳
大変な皇海山で、心身ともに疲れましたが、その分、感動もひとしお。
50のチャレンジに、お付き合い頂いた仲間に感謝です。
【装備品】
🎒ユレニクイ ツーキンオヤマ
※水 パウチー【300ml】×9個 アクエリアス等
パウチー【アミノ酸】×2個
ペットボトル【水、お茶】合計1
合計で4
※食料 🍙2個 魚肉ソーセージ一本 ミニアンパン4個
ミニクロワッサン4個 卵サンド
⛑モンベル【軽量タイプ】
👟サロモン クロスハイク2
🧦アームカバー ORENO
👕 山の呼吸コエルシャツ
🐝 リムーバ、エピペン、虫除けスプレー、塗り薬等
【皇海山について】
皇海山はサク山という名で、そのサク山は一名笄山(コウガイ)とも呼ばれた。
コウガイの形(髪をとかす道具)をしているからであろう。
そのコウガイが皇開と宛字され、それが皇海となり、皇はスメと読むから、皇海をスカイと読むようになったのだろうという説である。
皇海山の前山の庚申山は馬琴の『南総里見八犬伝」の中にも出てくる。
関東では有名な信仰の山であって、徳川時代には栄えたらしいが、その奥ノ院が皇海山だったという。今でも山頂の東方に奉納の青銅の剣が立っていて、それには「当山開祖木林惟一」と記され、明治二十六年七月二十一日という日付が読まれる。
この木林惟一は東京庚申講の先達であって、庚申山から皇海山に至る道を開いたのだという。
この庚申山に登り、それから十ほど小さなピークを越えて鋸岳へ達する。
ピークに一々名前のついているのは信仰登山の名残りである。
鋸から一たん深く鞍部へ下って、それから皇海の頂上まで一途の登りになる。
頂上は木立に囲まれた静寂な小平地で、見晴らしは利かない。
しかし庚申から皇海まで至る途中で、快晴に恵まれた私たちは素晴らしい山の展望を得た。
近くの奥日光、上信越の山々はもちろん、北・南アルプス、富士山までが視界に入ってきて、私たちの足はその都度、しばし楽しい停止にゆだねられた。【日本百名山 深田久弥より抜粋】










コメントありがとうございます!
夏至、晴れという皇海山山行きには絶好な時間だったので、同じく8時頃を目標にしてました。ですが、仲間のものが脚を攣りペースダウンとなり渋滞に巻き込まれました。ですがこの渋滞により脚を攣ったものも復活し完登できました。ハードな皇海山!私も皇海山完登できたことにとても嬉しく思ってます!
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