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Yamareco

記録ID: 83267
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

涸沢の秋

2010年10月08日(金) ~ 2010年10月11日(月)
 - 拍手
まあ その他1人
GPS
72:00
距離
29.6km
登り
2,251m
下り
2,248m
天候 10/8
晴れのち曇り

10/9


10/10
晴れ時々曇り

10/11
晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
平湯あかんだな駐車場
〜上高地まではバス
(一般車通行禁止)
コース状況/
危険箇所等
■平湯での食事 
Cafe MUSTACHE
オムライス他、メニューが豊富でこじんまりしたお店ですがバスターミナルから近く丁寧に作られたお料理でまずまず美味しかった

■温泉
温泉は“ひらゆの森”がお薦め
近くに有名な神の湯もありますが表示されている営業時間より早く終了されることもありました

■平湯周辺の宿泊
宿泊は少し遠方になりますが
お勧めの旅館
 ̄飛騨温泉郷の福地温泉
“孫九郎”
お値段以上
http://www.magokuro.com/
温泉のお湯が最高、雰囲気良し、お料理も良しでかなりお薦め

スタジオジブリの宮崎駿さんも何度か訪れていらっしゃいます

ここのお風呂、温泉は1度は入浴してみていただきたです
(日帰り入浴は不可)

奥飛騨温泉郷 
栃尾の民宿 
“富久の湯”

http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/56942/56942.html

駐車場有
1泊食事なし
¥3500+入湯税¥150
通年同料金

夕食は場合
郷土料理+お肉でした

24時間源泉かけ流し
チェックインは
夜11:00頃まで可能
(事前連絡は必要です)

10/8 富久の湯(泊)
10/9 涸沢小屋(泊)
10/10 涸沢ヒュッテ(泊)
秋霖
(しゅうりん)
気に入りの写真

まるで霧に
包まれる様子が
ターナーの絵画
2
秋霖
(しゅうりん)
気に入りの写真

まるで霧に
包まれる様子が
ターナーの絵画
2010年10月10日
夜明け
2010年10月10日
夜明け
静かに訪れて
薄っすらと
雪渓
また辺りは
霧に包まれ
また辺りは
霧に包まれ
時間とともに
純白
際立ってきた
時間とともに
純白
際立ってきた
前日は雨

わからなかったけど
紅葉しています!
前日は雨

わからなかったけど
紅葉しています!

雲の足跡
雨に洗われ 
雪渓が
きらきらしてる
3
雨に洗われ 
雪渓が
きらきらしてる
天候回復の
兆し?
涸沢岳が
顔を覗かせました
1
涸沢岳が
顔を覗かせました
光と影の
コントラスト
綺麗
2
光と影の
コントラスト
綺麗
空も綺麗だね

心まで透かす
空も綺麗だね

心まで透かす
神様が
染め上げるんだね
1
神様が
染め上げるんだね
奥に常念岳
前穂高方面
1
奥に常念岳
前穂高方面
北穂岳の稜線が
美しい
北穂岳の稜線が
美しい
黄葉も
透ける輝き
1
黄葉も
透ける輝き
この壮大な
宇宙に広がる
香り
2
この壮大な
宇宙に広がる
香り
「ここにおいでよ」
呼ぶけれど

「ここで待ってる」
言ったんだ
1
「ここにおいでよ」
呼ぶけれど

「ここで待ってる」
言ったんだ
刻々と天候が
変わる
刻々と天候が
変わる
常念岳

穂高の山頂は
雲が覆うよ
2
常念岳

穂高の山頂は
雲が覆うよ
ナナカマドの
赤い実に
水滴が反射
4
ナナカマドの
赤い実に
水滴が反射
だから・・

山の
真実の欠片
2
だから・・

山の
真実の欠片
ナナカマドも
雨に洗われて
発色抜群
綺麗な色
3
ナナカマドも
雨に洗われて
発色抜群
綺麗な色
友はもう
ザイデングラート
取り付きに向けて 

ガレた登山道を
トラバースしてる
1
友はもう
ザイデングラート
取り付きに向けて 

ガレた登山道を
トラバースしてる
太陽さん
降臨して
くださいませ
1
太陽さん
降臨して
くださいませ
秋の真ん中に
置きざりに
されたい
2
秋の真ん中に
置きざりに
されたい
隅っこに
追いやられ
忘れ去られ

このまま
朽ちても
かまわない
隅っこに
追いやられ
忘れ去られ

このまま
朽ちても
かまわない
樹雨
(きさめ、きあめ)

濃霧の時、森林の中で霧の微小な水滴が枝葉につき大粒の水滴となって雨のように降り落ちる現象
1
樹雨
(きさめ、きあめ)

濃霧の時、森林の中で霧の微小な水滴が枝葉につき大粒の水滴となって雨のように降り落ちる現象
赤を
盛りすぎ

落ち着く
2
赤を
盛りすぎ

落ち着く
荒涼とした
世界の中

バランス感覚
抜群
1
荒涼とした
世界の中

バランス感覚
抜群
朝日で
雪渓が光り
1
朝日で
雪渓が光り
全てを
偉大に感じる
2
全てを
偉大に感じる
揺れて
流れて
消えては
膨らんで
2
揺れて
流れて
消えては
膨らんで
ほら
ここにも
見上げれば
風渡る
空があるよ
1
ほら
ここにも
見上げれば
風渡る
空があるよ
スケールが
大きいので
ここに来て
大画面で
見ていただきたいな
3
スケールが
大きいので
ここに来て
大画面で
見ていただきたいな
天空への扉
真ん中に
常念岳
そこも主役
真ん中に
常念岳
そこも主役
この風景
目の前に大胆に 
広がりる
4
この風景
目の前に大胆に 
広がりる
北穂高

三角定規の
ような稜線に
写してみたい
北穂高

三角定規の
ような稜線に
写してみたい
連環の
捕らわれて
人になり

意味:
連環(れんかん)とは輪をつらねること
輪をつらねたようにつなぎ合わせること
またそのもの=くさり
1
連環の
捕らわれて
人になり

意味:
連環(れんかん)とは輪をつらねること
輪をつらねたようにつなぎ合わせること
またそのもの=くさり
余談です
「九連環」
チャイニーズ
リング

諸葛孔明の知恵の輪とも
妻の無聊を慰めるために考案したとの伝説
余談です
「九連環」
チャイニーズ
リング

諸葛孔明の知恵の輪とも
妻の無聊を慰めるために考案したとの伝説
美の連環が
積み重なって
歴史になるんだね
1
美の連環が
積み重なって
歴史になるんだね
10/10昼食
涸沢ヒュッテの
おでん

美味しいですか?
10/10昼食
涸沢ヒュッテの
おでん

美味しいですか?
雲の流れが
急ぎ足
雲の流れが
急ぎ足
三角の
連理
れんり
1
三角の
連理
れんり
涸沢を
見下ろします
2
涸沢を
見下ろします
左 涸沢槍
右 北穂高岳
1
左 涸沢槍
右 北穂高岳
涸沢小屋と
テント場
1
涸沢小屋と
テント場
☆風倒木
ふうとうぼく

桜井哲夫
(詩人)

夏の盛りの
暑さが通り過ぎた
谷あいの
風倒木に座ると
風倒木の言葉が
聞こえてくる
1
☆風倒木
ふうとうぼく

桜井哲夫
(詩人)

夏の盛りの
暑さが通り過ぎた
谷あいの
風倒木に座ると
風倒木の言葉が
聞こえてくる
(中略)夜でした

踏ん張っていた
足元が崩れ
一瞬の風に俺は
根こそぎ
倒れてしまった

それから俺は
夜の星を仰ぎ
せせらぎを子守唄に
長い時間を黙って
寝転がっているのだ
1
(中略)夜でした

踏ん張っていた
足元が崩れ
一瞬の風に俺は
根こそぎ
倒れてしまった

それから俺は
夜の星を仰ぎ
せせらぎを子守唄に
長い時間を黙って
寝転がっているのだ
人はいつまでも
争い戦い
殺し合いを
やめない

俺には争う
口もなく

人を殺す
引き金を引く
指もない

テレビや映画を
観る目も
ないけれど

俺にはせせらぎの
友がいる
鳥の声を聞く
耳がある
1
人はいつまでも
争い戦い
殺し合いを
やめない

俺には争う
口もなく

人を殺す
引き金を引く
指もない

テレビや映画を
観る目も
ないけれど

俺にはせせらぎの
友がいる
鳥の声を聞く
耳がある
俺には一つの
願いがある

いつまでも
風倒木のままで
いいから

俺の残した
木が育ち
俺の生まれた山が

いつまでも
山であって
ほしいのだ☆
2
俺には一つの
願いがある

いつまでも
風倒木のままで
いいから

俺の残した
木が育ち
俺の生まれた山が

いつまでも
山であって
ほしいのだ☆
いついつまでも
何故に涸沢
されど涸沢
1
何故に涸沢
されど涸沢
パノラマコース方面
から
パノラマコース方面
から
どうしましょう
常念岳
〜蝶ヶ岳の稜線
1
常念岳
〜蝶ヶ岳の稜線
10/10夕食
涸沢ヒュッテ

お布団は
7人で3枚
1
10/10夕食
涸沢ヒュッテ

お布団は
7人で3枚
10月11日
夜明け
AM5:50
10月11日
夜明け
AM5:50
ドラマチックな
展開
1
ドラマチックな
展開
時間の経過と
ともに鮮やかさ
増す紅葉
時間の経過と
ともに鮮やかさ
増す紅葉
天空まで
果てしない
天空まで
果てしない
涸沢の紅葉が
次第に
くっきり
涸沢の紅葉が
次第に
くっきり
これから
向かう先は
自分で
決めるのです
1
これから
向かう先は
自分で
決めるのです
鮮やかだったり
暗くなったり

浮かれていたり
寂しかったり

なんだかんだ
しながら

自分で
未来に向かうのです
1
鮮やかだったり
暗くなったり

浮かれていたり
寂しかったり

なんだかんだ
しながら

自分で
未来に向かうのです
深紅
真紅
新紅♪
朝焼けを
モルゲンロートと
カッコ良くは
言えないよ

「あかねさす」
朝焼けを
モルゲンロートと
カッコ良くは
言えないよ

「あかねさす」
計画
策定
定規の線が
2本引かれた
空と稜線と
影の間
定規の線が
2本引かれた
空と稜線と
影の間
三本目は
立ち登る雲
三本目は
立ち登る雲
朝霧が涸沢を
一撫で
朝霧が涸沢を
一撫で
素晴らしい
演出
残像が
秋の衣を纏いながら
足踏みをしていると
2
残像が
秋の衣を纏いながら
足踏みをしていると
神様が
采配されたの
でしょうか
2
神様が
采配されたの
でしょうか
ドラマチックな
20分間
1
ドラマチックな
20分間
そして時間差で
晴天に
そして時間差で
晴天に
幾度も
振りかえって
幾度も
振りかえって
2日間で
屏風まで紅葉が
下降してきました
2日間で
屏風まで紅葉が
下降してきました
何の約束も
しなくていいよ

守るために
苦しくなるなら
そのために
疲れちゃうなら
何の約束も
しなくていいよ

守るために
苦しくなるなら
そのために
疲れちゃうなら
また美しく
なれるって

約束
できなくても
また美しく
なれるって

約束
できなくても
涸沢
さようなら
徳沢の
カツラの木
徳沢の
カツラの木
梓川の袂
鏡のような池
上高地から
あれは
穂高と呼ばれる

希少
あれは
穂高と呼ばれる

希少
焼岳方面 
河童橋から
焼岳方面 
河童橋から
上高地バス停へ

今年は
河童橋100周年
上高地バス停へ

今年は
河童橋100周年
番外編:
10/8平湯で夕食

Cafe 
MUSTACHE

オムライスを
いただきました
番外編:
10/8平湯で夕食

Cafe 
MUSTACHE

オムライスを
いただきました
10/9
雨の中を登山

涸沢小屋の夕食

2ヶ月前に
予約を取りました
予約者は
お布団1人1枚
10/9
雨の中を登山

涸沢小屋の夕食

2ヶ月前に
予約を取りました
予約者は
お布団1人1枚
10/10
涸沢小屋の朝食
10/10
涸沢小屋の朝食

感想

神様が草花を染める時も
やはりこんなに工夫して
楽しんで居るのであらうか

正岡子規

5年に1度という
涸沢の素晴らしい紅葉に
出会えました
殿堂入り!          

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訪問者数:2330人

コメント

素晴らしい!
美しい写真の数々ですね。

宝箱をひっくり返したようなキラキラした写真ばかりで羨ましいです。

紅葉と青空のコントラストが最高!
2010/10/31 21:23
batyさん ありがとうございます
お気に入りの写真は北穂高の稜線を三角定規のように切り取った構図が上手く出来たかなぁ?と思っています

雑誌の取材でモデルの男性と撮影隊が近くにいまして同じところを撮影ポイントにしました

フジテレビの取材スタッフが涸沢小屋で同宿となったり紅葉の綺麗に見えるタイミングがちょうど良かったみたいです
2010/11/1 20:26
はじめまして。
皆さんの記録からたどって来ました。

素晴らしいです。本当にいいですねぇー

涸沢ってすごいですねー。コメントせずにはいられない感じでした。
2010/11/25 18:45
yokaichiさん ありがとうございます
はじめまして
嬉しいコメントありがとうございます
北海道はもう雪でしょうか?

およそ20年前に北海道の大雪山の紅葉を1度だけ見たことがあります
紅葉の名所は全国色々ありますれど 私にとって紅葉の一番は北海道でした

次が立山の室堂です そして涸沢の紅葉かなぁ?
人によってfavoriteは色々違うと思いますけれど

昨年度はシルバーウィークで立山の紅葉をみていました
これが素晴らしく凜として美しかったのです

紅葉そのものというよりも空の色であるとか山の美しさであるとか全体的に捉えるとそういうことになりました

(そのうち過去の日記をUPして行きたいと考えています)

作家の方というのは上手く言葉を選びますね
私は文章力がないので言葉はいつも短めです(笑)
2010/11/25 21:58
もうすぐ雪です。
札幌は平地でも日曜日、月曜日に雪の予報です。

上高地、穂高、涸沢は一度は行きたい場所ですね。

文章力私は、だめですが、今度の日曜日スピーチを頼まれ只今、悪戦苦闘中。頭冷やしに写真見に来ました。
2010/11/26 21:45
yokaichiさん 空を見ると今日も綺麗です
作家の紡ぐ言葉も素敵ですが
作詞家の言葉にもハッとすることがあります

落ち込んでいたり自分の考えに迷う時に聞くと
肩にやさしく手を置いてもらうように
頑張ってみようという気持になる曲です
http://www.youtube.com/watch?v=MAarY-IIoaw

NHKのワンダー×ワンダーの主題曲を歌われている

熊木杏里さんの “最後の羅針盤”♪
2010/11/27 15:21
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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利用交通機関:
技術レベル
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