記録ID: 834132
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積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊
谷川岳(卒園記念)
2016年03月21日(月) [日帰り]
群馬県
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 05:24
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 554m
- 下り
- 588m
コースタイム
天候 | ホワイトアウト |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
残念ながら悪天候となり、中途からホワイトアウト状態。 子供が飛ばされかねないほどの強風も時折あり、終始アンザイレンで望むも撤退しました。 なお、一部に小さな子供には難しい岩場とトラバースがあります。アイゼン歩行を身に着けていない子供を同行させるのは危険です。 |
写真
装備
個人装備 |
バックパック重量(水・食料含む)
息子: 3.6kg 私: 25.5kg |
---|---|
備考 | 日帰りにもかかわらず私の装備が25kg越えをしているのは、レスキュー装備を携行しているため |
感想
幼稚園を卒園したのを記念して、前より行きたがっていた谷川岳積雪期PHを計画しました。
残念ながら中途撤退となりましたが、こんな悪天候の中、ほとんど弱音を吐かなかったのは驚きでした。
撤退を決めるにあたって、「頂上行きたい、頂上行きたい」と叫びながら泣き出す彼をなだめるのに一苦労。強風による寒さでもう足取りも鈍くなっていたので、それも悔しかったのでしょう。
「頑張るだけじゃ、駄目なこともあるんだよ。それにお前が悪いわけじゃない。山っていうのはそういうものなんだ」
泣きじゃくる彼を抱きしめて言い聞かせながら、自分の見積もりの甘さも深く反省。なだめすかして、ようやく下山を納得させました。
ただし、一度心が折れると帰りの危険度が増します。嫌な岩場やトラバース、ナイフリッジを通過するのには神経を使いました。訓練を重ねているとはいえ、いつ滑落されても止められるように身構えながら歩くのは大変です。
天気さえ良ければ何でもない山行だったのになあ。
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泣きながら登っている子供を抜いて気にしながら少し先を歩いていました。
ゴーグルでよく顔がわからなかったので女の子と思っていました、岩場を過ぎるあたりまでは後方に確認できていましたが、頑張り屋さんですね、山頂に行きたいと泣いていたのですね(これも勘違いしていました、ごめんね)
このレコを拝見して無事に下山出来てホッとしました。
翌日は無風快晴だったそうですね。
山とはそういうものですから、こればかりは仕方ないです。山行は残念な結果に終わりましたが、山の厳しい一面を少しでも見ることができたわけですから、本人にはいい経験になったと思います。
怖くもあったのでしょう、途中から足を止めて泣き出すようになり、引き返しを促すと、泣きながら拒否して歩き始める、という繰り返しでした。
泣いたまま歩くのは危険なので、「泣くならやめるよ」とそこは強く言いましたが、端からは嫌がる子供を、親のエゴで無理矢理登らせているようにしか見えなかったでしょうね。
実際、そう思われた方も少なくなかったでしょう。
私自身はPHにさほどこだわりはないのですが、子供の意思をどこまでどうやってサポートすべきなのかは、いつも考えさせられます。
子供はお父さんの背中を見て育つと言いますが、お父さんに負けまいと子供もしっかりとした気持ちを持って育っているのだと思います、のちの山男になるかな?
アッと忘れてました、卒園おめでとうございます。
今月から小学生です。
このところきつくなってしまう山行が多かったので、下の子も含め、もっと楽しませてやりたいとは思っているのですが…
そのあたりは、何年経っても自分の力不足を痛感します。
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