葉山(村山)


- GPS
- 04:40
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 854m
- 下り
- 834m
コースタイム
天候 | 晴れのちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2012年に月山から肘折温泉に抜けた時、正面に立派な山が…。それが葉山なんですが、その時初めて葉山の存在を知りました。見てしまうと気になってしまい、登りたくなってしまいます。…が、楽に登れるのは、畑までの車道が開く4月以降。適期が短いので、なかなか実現しませんでした。今年は雪が少ないためか除雪が早く完了!雪も残ってます!タイミングが上手く合って、葉山実現となったのであります。
昨日は鍋倉山に登ってて、そのまま北上して喜多方ラーメンを食べ、寒河江の道の駅で車中泊。5時半に起きて6時出発。先週もこの近辺ウロウロしてて、畑までの車道が開通してるのは確認済み。この1週間はわりと寒かったので、雪が減った印象はないですね。畑集落に着くと、駐車場には既に5台ほど。開通の情報が出回って、みなさん繰り出してきたようです。戻って来た時には増えてました。
地元の団体さんの後に出発。最初は除雪されてない車道?を進みます。途中でトレースが二手に分かれます。地図見るとどっちもキャンプ場には出そうでしたが、地元の団体さんが通ったと思われるトレースを選択。キャンプ場に出て、あとは適当に登っていけば1021m東のコルに自動的に登り上げます。雪の量は多分少ないんでしょうけど、まあ必要にして十分という感じです。
ここからは尾根通し。急斜面を登っていくと、広い台地状になります。1243mのとこです。広〜い尾根にブナがポツリポツリと生えてて、牧歌的な雰囲気でした。このあたりは真ん中のこんもりと盛り上がってたところで休憩。尾根が細くなるとブナも細くなり、稜線手前でトラバースして稜線に乗っかります。
支尾根は癒し系でしたが、主稜線はアルペンチックな景観。東側は雪庇が発達してて(もう落ちてるけど)、急斜面で谷底まで落ちています。西側はわりとなだらか。稜線に出てから葉山山頂まで小僧森、大僧森と2つのピークを越えながら、距離にして約2キロの稜線歩き。なんか守門に似てるなあ…とか思いながら歩いていました。小僧森の登りとか急なんですが、日当たり良いので雪緩んでて楽勝。反対に下りが北斜面で硬くて難儀しました。
稜線歩きは展望がすこぶる良好!葉山の稜線自体のロケーションが素晴らしい!展望の方は…空気が少し淀んでいるようです。今回の最大の目的は、葉山からの月山を見る!でしたが、月山の山頂部にだけずっと雲が居座っています。ほとんど見えてるんですけどね…。朝日連峰にも同じような雲がかかり続けています。東側の奥羽山脈?の山々も若干ぼやけ加減。ここらへんの山は名前が全然わからないです。ほとんど登ってないですからね。2つ、3つと登ると覚えるんでしょうけど…。
葉山山頂は賑わっていました。奥の院までわずかだったけど、劇的に景色が変わると思えないのでパス。山頂の少し手前くらいから太陽の位置に雲が居座るようになり、日が差す時間が短くなってきました。一気に景色が暗くなってしまいます。北半分は雲一つないんでけどね…。まあ、登りで景色はほぼ堪能したのでヨシとしましょう。帰りも小僧森までシールのままなので、山頂では小休止程度にしときます。
北斜面が硬くてやや苦労するものの、小僧森まで戻ってきてシールはずします。昨日にかけて新雪は少し降りましたが、既に昨日太陽を浴びたようで、表面が堅くなってしまってます。それが日当たりで緩み、なんとも滑りにくい雪となってしまいました。地元の方によると、昨日はラストパウダーだった…とか。まあ、葉山のこのルートには、ドーン!と滑れる斜面はないですから。スキー登山の山ですね。
稜線からブナの支尾根に入ります。斜度が緩いので、たら〜っと流す感じ。斜度があるとこは密林で雪も悪いので滑るというより降りるだけ。キャンプ場あたりまでテレマークしてる場合ではありませんでした。キャンプ場近くからまずまずザラメで、やっとこさ快適テレマーク。キャンプ場の中が一番快適に滑れたなあ…。それも一瞬であとは車道を辿ってスタート地点へ。月山はスカッと見えず、滑りもイマイチでしたが、葉山自体が良い山だったので満足できました。今度は秋山だな!
葉山は山形に4つ
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