白馬二山(杓子岳・白馬鑓ヶ岳)と風雨で心折れかけた不帰キレット(白馬大雪渓〜八方)

- GPS
- 14:33
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 2,686m
- 下り
- 2,094m
コースタイム
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 8:12
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 6:18
| 天候 | 1日目晴れ 2日目強風&雨 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
強風&雨の不帰キレットはなかなか手強かったです。1カ所道をロストしかけました。雨で濡れた岩場は緊張感を持って歩きました。 |
写真
装備
| 個人装備 |
軽アイゼン
|
|---|
感想
事前の予報では2日間ともなんとか天気は持つはずでしたが,1日目の夜から天気が崩れ,2日目は風雨の中を歩くことになりました。
1日目の大雪渓は結構よいペースで歩くことができましたが,頂上山荘に着いた当たりから疲れが出てきて,一瞬ここで泊まりにすればよかったなどと思いました。しかし天狗山荘を予約しているので,前に登った白馬岳はパスしてさらに約3時間歩いて天狗山荘へ。天狗山荘は泊まり客が少なかったこともあり,部屋は1人で使え,食事もおいしく,とってもいい小屋でした。乾燥室もストーブをガンガン焚いてくれていて,濡れ物もすぐに乾きました。
夜から天気が崩れたため,2日目の出発前,同宿の方々と情報交換をしつつどうしようかと考えました。白馬鑓温泉ルートで下山する案もあったのですが,そちらも結構きついという話もあり,結局予定通り不帰キレットに向かうことにしました。
小屋を出た途端風雨に見舞われ,天狗の頭に着いたあたりで一瞬引き返そうかと思いましたが,「ここから戻ってもなあ」と思い進むことに。時折体がふらつきそうになる風もあり,雨も合わさってかなり厳しいコンディションでしたので,ルートを外さないようにペンキマークを注視しながら,そして滑らないように注意しながら歩きました。唐松岳に着いたときは本当にほっとしました。ちなみにこのルートで会った人は追い越していった同宿の方1人とスライドした3人パーティの方のみでした。何か事故っても誰にも気づいてもらえなかったよなあと思っています。
展望はほとんどなく厳しいコンディションでしたが,事故を起こすことなく,間違いなく経験値が上がったのでよしとしたいと思います。












天狗山荘は評判の山小屋ですよね。予約不要の時代に泊まる予定で行って、まだ時間があると鑓温泉小屋に下ったら中々辿り着かず、遅い時間になって小屋番さんに迷惑かけた苦い思い出があります。
でも、コロナも落ち着いたし、体調や天気によって臨機応変に対応できる予約不要の山小屋時代に戻ると良いですよね。
混雑しすぎるのは困りますが、予約なしで泊まれれば山行の自由度が
ぐっと上がりますよね。
天狗山荘はほんといい小屋でした。
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