兵庫50山 ひょうご風景100選・阿瀬渓谷〜蘇武岳1074m


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 837m
- 下り
- 104m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
◇地 図 昭文社「氷ノ山」 6.5H ※7:00三宮出発、マイクロバス利用 ※費用 約3500円 ※希望者・地元温泉に入浴 ※ビジター参加可 ※阿瀬渓谷情報 http://kobe-mari.maxs.jp/toyooka/ase_keikoku.htm |
写真
感想
「ひょうご森林浴場50選」、「ひょうご風景100選」四十八滝がある阿瀬渓谷を巡り、金山峠を経て、但馬中央山脈にある、登山家・加藤文太郎と冒険家・植村直己が愛した故郷の山、蘇武岳へ!深くて素敵な山、滝の音と熊鈴の音、他のハイカーに会うこともなくのんびりできました。
阿瀬渓谷は大小48の滝があるのですが、どの滝もそれぞれ趣がありました。ここは今朝まで雨が降っていたようで水量も多く岩も滑りやすく、丸木橋もいくつか渡るがヌルヌル。渓流沿いを通りますが増水していて平たい岩が水没しています。水の中にはアベサンショウウオも見つけました。広いところにでたら廃村跡で、今はキレイな東屋があり、ここで昼食。
金山峠からは一気に急登ですが、その後しばらくアップダウンを繰り返す尾根道を進み、一等三角点の蘇武岳1074m頂上に到着、ここでやっと紅葉している景色が眺望できました。金山峠から蘇武岳へのハイキング道沿いに林道があり、展望台までマイクロバスが入れるので、帰りは楽チンでした。帰りに立ち寄った温泉も良かった。7時三宮出発、20時30分帰着、車じゃないといけないロングタイム、ロングコースでした。
出発の神戸の空は明るく日が射していた。しかし北部の山の天気は曇天、若しくは雨ということは珍しくない。CLは用意したテルテル坊主を、今日の蘇武岳ハイクが晴れでありますようにとバスの天井から吊るした。今回は天気も心配だが、クマの出没情報があちこちから寄せられ、心配な要素。バスの中で安全対策担当のTさんが「山でクマに遭わないために」のワンポイントレッスンを開催、一同は耳を傾けた。そしてクマ対策には鈴が効果的ということから、リュックに鈴をぶら下げ、チリン、チリンと鈴の音を響かせながら歩いた。
朝方まで雨が降っていたのだろうか。阿瀬渓谷一帯は濡れており、川は増水していた。その分、始まったばかりの紅葉も映え、落ちる滝の水量も豊富で圧巻だ。しばし阿瀬渓谷の変化に富んだ美しい渓谷を楽しみながら登った。金山廃村跡で昼食。金山(きんざん)は地名が示すようにその昔、金の採掘が盛んだったとか。その後炭焼きの集落ができ、分教場もあったそうだ。その昔日の面影を苔むした石垣が物語っていた。
金山峠近くまで谷沿いの道が続き渡渉箇所も出現、川の増水や濡れた丸太橋が行く手を阻んだ。その度に川に石を積み、またロープを張っての渡渉を繰り返した。
金山峠から登山道に入った。林道ができてから登山道は荒れており、もっぱら林道歩きが定着していたが、今回草が刈られており、登山道が復活していた。テルテル坊主が雨雲を追っ払ってくれたのだろうか。山頂からの展望はまずまずだった。「着いたぞー、やったぞー!」と、喚声をあげながら360度の眺望を楽しんだ。今回の蘇武岳は登山道の復活、バスを林道の山頂下の記念碑台に待機して時間的余裕を図り、地元の温泉に入浴するなど愉しい蘇武岳ハイクとなった。(MO)
※絶滅危惧種に指定されているアベサンショウウオの生息地保護区として全国で初めて豊岡市日高町が指定されました(全国で2カ所)(豊岡市ホームページより)
10月のバスハイクが流れたので、初めてのバスハイクとなりました。日帰りで、そこそこ遠出できるし、運転しなくて楽だし(飲酒もできるし・・)結構いいもんです。雨天の心配もしていましたが、一滴の雨にもあたらず、山行ができました。
阿瀬渓谷は、もう紅葉も始まっておりました。前々日の雨の影響か・・足元がヌカルんでおり、慎重な歩きが必要でした。途中の渡渉箇所では、不安定な箇所もありましたが、さすがに「神戸中央山の会」SLをはじめベテランの会員の方が、介錯のロープを用意して、全員を安全に渡渉させました。
金山峠を越えてからは、蘇武岳まで、登り山行が続きましたが、山頂は360度マノラマで、素晴らしい景色に気分爽快になりました。
帰りは地元温泉(ここが、またツルツルのお湯で、気持ちがいい・・特に女性には評判がよかったみたいで・・)に、はいり、「反省会」で終了・・
ちょっと時間がかかったけど、天気もよかったし、久しぶりのハイクを堪能しました。
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