記録ID: 861523
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ハイキング
尾瀬・奥利根
尾瀬 鳩待峠ー見晴
2016年05月01日(日) ~
2016年05月02日(月)
福島県
群馬県
- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 240m
- 下り
- 240m
コースタイム
2日目
- 山行
- 0:320
- 休憩
- 0:90
- 合計
- 0:00
天候 | 曇のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
撮影機器:
装備
備考 | アイゼンは不要(60年ぶりの雪の少ない今期だからでしょうか) |
---|
感想
鳩待峠から山の鼻に行って泊まる。2日目に至仏山に登ろうかどうか悩んでいたが、5月1日の午前中は尾瀬が雨だったので昼から尾瀬に入り、尾瀬ケ原を散策することとした。
尾瀬には、学生時代に住んでいた。最近来たのは10年前くらいだろうか。今期は、全国的に雪が少なく、GWの尾瀬ケ原に雪が無いのは60年ぶりだと弥四郎カフェの方が教えてくれた。弥四郎カフェで木枠の間から尾瀬ケ原や至仏山を眺めていると、尾瀬に住んでいた頃のようだ。なんだか懐かしいなあ。でも、見晴で住んでいた小屋がどこだったのか、今もあるのか無いのか、そこらあたりは記憶があいまいだった。2部屋程度の小さい小屋だった。電気は来ていないので、ローソクで暮らしていた。芸術的なローソクを作って競いあっていたっけ。装備も粗末で、携帯もiPhoneも無かったが、長い夜も話をしていれば退屈はしなかったし、どこでも長靴で登っていた。テント生活もしていたが、見晴のテン場にこんどテントで来よう。
尾瀬は化学物質の侵入をできるだけ遮断しているのでとても快適だ。石油ストーブと煙草だけは苦手で逃げ回っていたけれど、人に会わなければ柔軟剤も制汗剤もない。呼吸が楽だ(山の鼻は花粉があったにもかかわらず)。久しぶりにマスクを外して歩いた。でも、帰りに遠くの山が見えず、PM2.5が濃かった。今では、PM2.5を始め空気中の化学物質は、尾瀬も、そしてNepalの峰々も汚染している。化学物質は、生活に必要な最小限なものにとどめておくという世界的なコンセンサスをつくる時期だと思う。尾瀬の様な化学物質を排除した地域に住みたいと本気で思った。
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